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肌の日焼け止めはしっかり塗っても、髪の紫外線対策は忘れがち。でも、髪も日焼けします。春から夏にかけて「毛先がパサつく」「カラーがすぐ明るくなる」と感じたら、紫外線の影響かもしれません。
この記事では、紫外線が髪にどんな影響を与えるのかと、今日からできる対策を美容師がわかりやすく解説します。

結論|髪にも紫外線対策は必要です
- 紫外線で髪の水分が失われ、パサつきやすくなる
- カラーの色が抜けやすくなり、明るく退色しやすい
- 髪のたんぱく質が傷み、硬く、ごわつきやすくなる
- 対策は「当てない(帽子・日傘)」「守る(UVスプレー・トリートメント)」「ためない(毎日のケア)」の3つ
髪は肌と違って、一度傷むと自然には元に戻りません。だからこそ、ダメージを受ける前の「予防」が大切です。
紫外線が強い季節はいつ?
紫外線は真夏だけでなく、春から強くなり始め、5月〜8月ごろに特に強くなります。5月はまだ涼しい日もあるので油断しがちですが、髪の紫外線対策は春から始めるのがおすすめです。また、曇りの日でも紫外線は届いているので、天気に関係なく意識しておくと安心です。
紫外線が髪に与える3つの影響
1. 乾燥してパサつく
長い時間、日差しを浴びると、髪の水分が失われてパサつきやすくなります。夏は汗や皮脂で頭皮はベタつくのに、毛先までは油分が届きにくく、根元はベタつくのに毛先はパサパサという状態になりがちです。
2. カラーが色落ちして明るくなる
紫外線は、髪の色のもと(色素)を壊してしまいます。特にヘアカラーで入れた色は退色しやすく、夏になると「すぐ明るくなった」と感じる方が多いです。
ブリーチやダブルカラーをした髪は、キューティクルが傷んでいることが多く、紫外線が髪の内側まで届きやすくなっています。そのぶん、さらに色が抜けやすいので注意が必要です。
3. 髪が硬くなり、ごわつく
髪の毛は、主にたんぱく質でできています。卵をイメージしてみてください。生卵を焼くと固まり、元の柔らかい状態には戻りませんよね。髪のたんぱく質も、熱や紫外線で変化すると硬くなり、元には戻りません。
髪がごわつく、まとまらないと感じたら、紫外線や熱のダメージが積み重なっているサインかもしれません。
今日からできる、髪の紫外線対策
帽子・日傘で「当てない」
いちばん確実なのは、紫外線を髪に当てないことです。帽子や日傘は、髪だけでなく頭皮や顔の日焼け対策にもなります。帽子は通気性のよいものを選ぶと、汗による蒸れも防げます。
髪用のUVスプレーで「守る」

髪や頭皮に使える、UVカット効果のあるスプレーがあります。外出の前に、髪の表面や分け目にさっと吹きかけるだけでOK。汗や時間で落ちてくるので、長時間外にいる日はこまめにつけ直すのがおすすめです。
アウトバストリートメントで、髪の表面をコーティング

洗い流さないトリートメント(ヘアオイルやヘアミルク)は、髪の表面をコーティングして、乾燥やダメージから守ってくれます。中には、UVケア成分が入ったものもあります。
ただし、オイルのつけすぎはベタつきや重さの原因になります。適量についてはヘアオイルの付けすぎによるデメリットと対策で詳しく解説しています。
分け目をときどき変える
いつも同じ分け目だと、その部分の頭皮だけ日差しを受け続けます。ときどき分け目を変えるだけでも、頭皮の日焼け対策になります。
紫外線を浴びたあとの、毎日のヘアケア
シャンプーで汗と皮脂をしっかり落とす

夏は汗や皮脂、日焼け止めやスタイリング剤が髪と頭皮に残りやすい季節です。しっかり予洗いをして、泡で頭皮を洗いましょう。汚れが多い日の洗い方はシャンプーは2回が正解?の記事で紹介しています。
濡れたまま放置せず、すぐ乾かす

濡れた髪はキューティクルが開いていて、とても傷みやすい状態です。お風呂上がりは、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。熱を当てすぎないよう、根元から乾かして、最後に冷風で仕上げるのがコツです。髪にやさしいドライヤーは美容師がおすすめのヘアドライヤー10選で紹介しています。
カラーをした髪は、特にていねいに
カラー直後の髪は、色が抜けやすい状態です。カラー後1週間ほどは特に紫外線対策を意識し、熱いお湯でのシャンプーを避けると、色もちがよくなります。
海やプールのあとは要注意
- 海水の塩分や、プールの塩素は髪を乾燥させやすい
- 入る前に髪を真水で濡らしておくと、海水や塩素がしみこみにくい
- 上がったら、できるだけ早く真水で流してシャンプーする
- 日差しの強い時間は、帽子やラッシュガードのフードで髪を守る
よくある質問
- Q. 髪の毛も日焼けするって本当ですか?
- A. 本当です。肌のように赤くはなりませんが、パサつき・色落ち・ごわつきとして表れます。
- Q. 曇りの日も髪の紫外線対策は必要?
- A. 曇りの日でも紫外線は届いています。長く外にいる日は、帽子やUVスプレーを使うと安心です。
- Q. 顔用の日焼け止めを髪に使ってもいい?
- A. 顔用の日焼け止めは髪がベタつき、落としにくくなります。髪や頭皮には、髪用のUVスプレーを使いましょう。
- Q. 紫外線で傷んだ髪は元に戻りますか?
- A. 髪は一度傷むと自然には戻りません。トリートメントで手ざわりを整えながら、これ以上傷めない予防が大切です。
まとめ|髪の紫外線対策は「当てない・守る・ためない」
- 紫外線は髪のパサつき・色落ち・ごわつきの原因になる
- 春から夏、特に5〜8月は髪の紫外線対策を意識する
- 帽子・日傘・UVスプレー・アウトバストリートメントで予防
- 夏はシャンプーで汗と皮脂を落とし、すぐに乾かす
梅雨の時期の髪の広がりやうねりが気になる方は、梅雨のうねり対策もあわせて読んでみてください。
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでの経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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