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トリートメントは「シャンプーのあと」に使うもの——そう思っている方が多いと思います。でも実は、シャンプーの前に使うと、ダメージ毛やロングヘアのお悩みが楽になることがあります。
この記事では、美容師の私が、シャンプー前にトリートメントをつける「プレシャンプー(プレトリートメント)」の効果とやり方、向いている人を解説します。
前にシャンプーの前になじませる
1〜2分なじませる時間の目安
からまりシャンプー中の摩擦を減らす
後もいつものトリートメントは使う
結論|からまりやすい・傷んだ髪は、シャンプー前のトリートメントで摩擦を減らせる
美容師のまとめ
- シャンプー前に毛先へトリートメントをつけると、洗っているときの摩擦・からまりが減る
- からまりによる切れ毛や、引っぱられて抜けるのを防ぎやすい
- 油分がなじむので、落ちにくいワックス・皮脂も浮きやすく、泡立ちがよくなる
- つけるのは毛先〜中間だけ。地肌にはつけない
- シャンプー後のいつものトリートメントも、いつもどおり使う
プレシャンプー(プレトリートメント)とは
プレシャンプーは、シャンプーの前にトリートメントやオイルを毛先につけておく方法です。ダメージした髪は表面がざらつき、シャンプーの泡の中でも髪どうしがこすれてからまりやすくなっています。先にトリートメントで表面をなめらかにしておくことで、洗うときの負担を減らすのが目的です。
| いつもの順番 | プレシャンプー | |
|---|---|---|
| 順番 | シャンプー → トリートメント | トリートメント(毛先) → シャンプー → トリートメント |
| 洗うときのからまり | ダメージ毛はからまりやすい | からまりにくい |
| ワックス・皮脂 | 1回で落ちにくいことも | 油分となじんで浮きやすい |
| 手間 | ふつう | 1〜2分ほどプラス |
プレシャンプーの効果
期待できること
- シャンプー中の摩擦が減り、髪がからまりにくい
- からまりによる切れ毛・枝毛を防ぎやすい(枝毛と切れ毛の違いと対策)
- ハードワックス・マットワックスなど、お湯で落ちにくいスタイリング剤が落ちやすい
- 汚れが浮くので、シャンプーの泡立ちがよくなる
- シャンプーで毛先が乾燥しすぎるのを防ぐ
※プレシャンプーで髪のダメージが治るわけではありません。洗うときの負担を減らすためのひと工夫です。
やり方
- 乾いた状態で、軽くブラッシングしてからまりをほどく(シャンプー前のブラッシングは必要?)
- 髪をぬるま湯で軽く濡らす(乾いた髪につけてもOK)
- トリートメントを毛先〜中間になじませる(地肌にはつけない)
- 1〜2分なじませたら、お湯で軽く流す
- いつもどおり、予洗い → シャンプー
- シャンプー後、いつものトリートメントをつけて流す
| 髪の長さ | シャンプー前のトリートメントの量 |
|---|---|
| ショート | ほんの少し(毛先だけ) |
| ミディアム | 1プッシュくらい |
| ロング | 1〜2プッシュくらい |
使うのは、いつもの洗い流すトリートメントでOK。ワックスを落としたいときは、少量のヘアオイルを毛先になじませてもいいです。シャンプーの基本の洗い方はシャンプーの正しい洗い方は?、量の目安はシャンプーやリンスの適量ってどのぐらい?で解説しています。
向いている人・向かない人
こんな方におすすめ
- ロングヘアで、シャンプー中に髪がからまる
- ブリーチ・カラーをくり返して毛先が傷んでいる
- 毛先がパサパサで、洗うとギシギシする
- ハードワックス・マットワックスをよく使う
- 皮脂が多く、1回目の泡立ちが悪い
あまり必要ない方
- ショートヘアで、ダメージが少ない
- 髪が細く、ぺたんとしやすい(油分が残ると重くなることも)
- 地肌が脂っぽくなりやすい(地肌につかないよう注意)
注意点
失敗しないために
- 地肌にはつけない(洗い残しで、ベタつき・かゆみの原因に)
- つけすぎると、シャンプーが泡立ちにくくなる
- 毎日でなくてもOK。からまりが気になる日・ワックスを使った日だけでも
- シャンプー後のトリートメントは省かない
よくある質問
- Q. シャンプー前のトリートメントだけで、後のトリートメントはいらない?
- A. シャンプーで先につけたトリートメントは流れてしまうので、シャンプー後のトリートメントもいつもどおり使いましょう。
- Q. 毎日やってもいい?
- A. やってもOKですが、髪が細い方はぺたんとしやすくなることも。からまりが気になる日や、ワックスを使った日だけでも十分です。
- Q. ヘアオイルでもいい?
- A. 使えます。とくにワックスやグリースを落としたいときは、オイルのほうがなじみやすいです。つけすぎると泡立ちが悪くなるので少量で。
- Q. 抜け毛が減るって本当?
- A. からまりで髪が引っぱられて抜けたり切れたりするのを防ぎやすくなります。ただし、抜け毛そのものの原因が改善するわけではありません。抜け毛が増えて気になる方は抜け毛の原因8つ|自分で対策できるもの・できないものも参考にしてください。
- Q. 乾いた髪と濡れた髪、どっちにつける?
- A. どちらでも大丈夫です。からまりがひどいときは、乾いた髪にブラッシングしてからつけると、なじませやすいです。
- Q. リンス・コンディショナーでもできる?
- A. できます。表面をなめらかにする役割は同じなので、手持ちのもので試してみてください(トリートメント・コンディショナー・リンスの違い)。
まとめ|からまる髪は、シャンプーの前にひと手間
この記事のポイント
- シャンプー前に毛先へトリートメントをつけると、洗うときの摩擦・からまりが減る
- 落ちにくいワックスや皮脂も浮きやすくなり、泡立ちがよくなる
- 毛先〜中間だけにつけ、1〜2分なじませてから軽く流す
- シャンプー後のトリートメントもいつもどおり使う
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この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでロングヘアやダメージ毛のお客様のシャンプーを担当してきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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