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「シャンプーって何プッシュ使えばいいの?」「たくさん使ったほうがきれいになる?」——意外と知られていないのが、シャンプーやトリートメントの適量です。
この記事では、美容師の私が、髪の長さ別の目安と、使いすぎ・少なすぎを防ぐコツを解説します。
結論|量より「予洗い」と「泡立て」。シャンプーは頭皮、トリートメントは毛先
- シャンプーの目安はショート1〜2・ミディアム2〜3・ロング3〜4プッシュ
- たくさん使っても汚れが落ちるわけではなく、すすぎ残しの原因に
- 1〜2分の予洗いと手のひらでの泡立てで、少ない量でもしっかり泡立つ
- シャンプーは頭皮、トリートメント・コンディショナーは毛先〜中間につける
- 出しすぎてしまう方は、ポンプに輪ゴムを巻くと量をセーブできる
髪の長さ別・シャンプーとトリートメントの量の目安
| 髪の長さ | シャンプー | トリートメント・コンディショナー |
|---|---|---|
| ショート(耳〜あご) | 1〜2プッシュ | 1プッシュ(ピンポン玉の半分くらい) |
| ミディアム(肩くらい) | 2〜3プッシュ | 1〜2プッシュ |
| ロング(胸より下) | 3〜4プッシュ | 2〜3プッシュ |
| 髪が多い・太い | 目安より+1プッシュ | 目安より+1プッシュ |
※1プッシュはおよそ2〜3mL。ポンプの大きさや商品によって変わります。商品の表示もあわせて確認しましょう。
泡立ちにくいときは、量を増やすより2回に分けて洗うのがおすすめ。1回目で汚れを落とし、2回目でしっかり泡立てます(2回洗うかどうかはシャンプーは2回が正解?1回でいい人・2回洗うべき人で解説しています)。
使いすぎ・少なすぎるとどうなる?
| 起こりやすいこと | |
|---|---|
| 使いすぎ | すすぎに時間がかかり、すすぎ残しでかゆみ・フケ・ベタつき・においの原因に。コストもかさむ |
| 少なすぎ | 泡が立たず、髪どうしがこすれて傷みやすい。汚れが落ちきらないことも |
| トリートメントの使いすぎ | 根元についてベタつく、ボリュームが出ない |
| トリートメントの少なすぎ | 毛先まで行きわたらず、パサつき・からまりの原因に |
シャンプーは「泡で洗う」もの。量が多すぎても少なすぎてもよくありません。しっかり泡立つ量がその人の適量です。トリートメントの量についてはトリートメントはたくさん使った方がいい?もどうぞ。
少ない量でもしっかり泡立つコツ
- シャンプー前にブラッシングして、ほこりやからまりをとる
- ぬるめのお湯(38℃前後)で1〜2分予洗い。これだけで汚れの多くが落ちる
- シャンプーを手のひらでのばして、少しお湯を足して泡立てる
- 泡を頭皮の数か所(えり足・耳の上・頭頂部)に分けてつける
- 指の腹で頭皮をやさしく洗う。髪は泡が通るだけでOK
- 洗う時間の倍くらいを目安に、しっかりすすぐ
予洗いをしっかりすると、シャンプーの泡立ちがぐんとよくなります。シャンプーの基本の洗い方はシャンプーの正しい洗い方は?、お風呂のどのタイミングで洗うといいかはお風呂で髪を洗うタイミングは湯船の前?後?で解説しています。
シャンプーは頭皮、トリートメントは毛先
| つける場所 | ポイント | |
|---|---|---|
| シャンプー | 頭皮 | 髪の汚れは、泡を流すときに一緒に落ちる |
| トリートメント・コンディショナー | 毛先〜中間(根元2〜3cmはさける) | 水気を切ってからつけ、1〜3分おいてすすぐ |
| 洗い流さないトリートメント | 毛先中心 | つけすぎるとベタつくので、少量から |
リンス・コンディショナー・トリートメントの違いはトリートメント・コンディショナー・リンスの違いで解説しています。毎日のケアは、シャンプーとトリートメントの2つで十分です。
出しすぎを防ぐ「ポンプに輪ゴム」

ポンプの根元に輪ゴムを1〜2本巻いておくと、ポンプが最後まで押しこめなくなり、1回に出る量が少なくなります。ついたくさん出してしまう方や、家族が使いすぎてしまう場合にも便利です。お金もかからないので、ぜひ試してみてください。
よくある質問
- Q. シャンプーをたくさん使ったほうがきれいに洗える?
- A. 量を増やしても、汚れが落ちる量はそれほど変わりません。すすぎ残しの原因になるので、予洗いと泡立てで適量を使いましょう。
- Q. 泡立たないのはシャンプーが少ないから?
- A. 量よりも、予洗い不足や皮脂・スタイリング剤の汚れが原因のことが多いです。しっかり予洗いするか、2回に分けて洗ってみましょう。
- Q. 男性の短髪でもシャンプーは1プッシュで足りる?
- A. 短髪なら1プッシュで十分なことが多いです。皮脂が多い方やワックスを使った日は、予洗いをしっかりするか2回洗いにしましょう。
- Q. トリートメントを根元につけてもいい?
- A. 根元や頭皮につけると、ベタつき・ボリュームダウンの原因になります。毛先〜中間を中心につけましょう。
- Q. 詰め替えると泡立ちが悪くなるのはなぜ?
- A. ボトルに古いシャンプーが残っていたり、水が入ったりすると、品質が変わることがあります。詰め替えるときはボトルをよく乾かしてから入れましょう。
- Q. カラーシャンプーの量は?
- A. 普通のシャンプーと同じくらいか、少し多めにして全体にムラなく広げるのがコツです。使い方は紫シャンプー(ムラシャン)の効果と使い方で解説しています。
まとめ|適量を守って、泡で洗おう
- シャンプーはショート1〜2・ミディアム2〜3・ロング3〜4プッシュが目安
- 使いすぎはすすぎ残し、少なすぎは摩擦の原因に
- 予洗い1〜2分と手のひらでの泡立てで、少ない量でもしっかり泡立つ
- シャンプーは頭皮、トリートメントは毛先〜中間
- 出しすぎ防止には、ポンプに輪ゴム
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでシャンプーやトリートメントの使い方の相談を多く受けてきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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