頭皮ケアのやり方|美容師が教える毎日の5つのポイントと、自宅でできる頭皮マッサージの手順

髪質改善とヘアの疑問

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頭皮の状態は自分では見えにくいもの。サロンで頭皮を見てアドバイスを受けるのがいちばんですが、毎日の自宅ケアでも頭皮はしっかり変わります。

美容師はお客様にシャンプーできるようになるまで、2〜3か月ほど毎日のように練習します。それくらい、洗い方とすすぎ方は頭皮にとって大切なんです。この記事では、サロンの基本をもとに、自宅でできる頭皮ケアのポイントとマッサージの手順を紹介します。

美容室でシャンプーをしている様子
サロンのシャンプーの基本は、自宅のケアにもそのまま使えます
5つ毎日のケアのポイント
1〜2分予洗いの目安
2倍すすぎは洗った時間の2倍
3〜5回マッサージのくり返し目安

結論|頭皮ケアの8割は「洗い方・すすぎ・乾かし方」

頭皮ケアの優先順位
  • すすぎ残しをなくす:かゆみ・フケ・赤みのいちばん身近な原因
  • 指の腹で洗う:爪を立てない、こすりすぎない
  • すぐに根元から乾かす:濡れたまま放置しない
  • マッサージでほぐす:かたい頭皮をやわらかく
  • スペシャルケア(炭酸・スカルプブラシ・ローション)はその次

頭皮ケアで大切なことの優先度(美容師の考え・5段階)

すすぎ5
洗い方4.5
乾かし方4
マッサージ3.5
スペシャルケア3

※美容師がサロンでお客様にお伝えしている優先度の目安です。

毎日の頭皮ケア|5つのポイント

  1. ブラッシング:乾いた髪の絡まりをほどき、ほこりや汚れを浮かせる
  2. 予洗い:38℃前後のお湯で1〜2分。汚れの多くはお湯だけで落ちる
  3. 洗い方:シャンプーは手で泡立ててから。指の腹で頭皮を動かすように
  4. すすぎ:洗った時間の2倍を目安に。生え際・耳の後ろ・えり足は念入りに
  5. 乾かし方:タオルで押さえて水気をとり、根元からすぐに乾かす
シャワーヘッドからお湯が出ている様子
予洗いとすすぎは、たっぷりのお湯で

△ すすぎ残しは頭皮トラブルのもと

◎ シャンプーやトリートメントが残ると、頭皮が赤くなったり、フケやかゆみの原因になったりします。特にトリートメントは髪の中間〜毛先だけにつけて、地肌に残さないように。

△ しっかり洗おうとして力を入れすぎない

◎ 爪を立てたりゴシゴシこすったりすると、かえって頭皮が赤くなったり傷ついたりします。指の腹で「頭皮を動かす」イメージで洗いましょう。

悩み別|シャンプーの選び方

悩み選び方のポイントあわせてやりたいこと
フケ・かゆみ医薬部外品(薬用)のフケ・かゆみを防ぐシャンプーすすぎを念入りに。続くなら皮膚科
乾燥・つっぱり洗浄力のやさしいアミノ酸系などお湯の温度を下げる
ベタつき・におい皮脂をすっきり落とせるタイプ予洗いを長めに。週1回の炭酸ケア
赤み・ヒリヒリ低刺激で香料などが少ないもの続くときは皮膚科で相談

※医薬部外品は、承認された効能(ふけ・かゆみを防ぐ等)の範囲でのケアです。

自宅でできる頭皮マッサージの手順

耳の上を両手で押さえて頭皮を引き上げるマッサージ
① 耳の上を手のひらで押さえ、ゆっくり上へ
指の腹で円を描くように頭皮をほぐすマッサージ
② 指の腹で、円を描くように頭頂部へ
指先で頭皮をタッピングするマッサージ
③ 最後に指先でやさしくタッピング
  1. 両手のひらで耳のあたりを押さえ、はさむようにゆっくり上へ引き上げる
  2. 頭のてっぺんまで上げたら数秒止めて、ゆっくり力をゆるめる(3〜5回)
  3. 指の腹で頭の両サイドを押さえ、円を描きながら頭頂部へ向かって動かす
  4. 生え際から頭頂部、えり足から頭頂部へと、まんべんなくほぐす
  5. 最後に指全体で、軽くつかむようにタッピングする
タイミングおすすめのやり方
シャンプー中泡で指がすべりやすいので、指の腹で頭皮を動かす
お風呂上がり頭皮用ローションや育毛剤をつけたあとに、なじませるように
仕事の合間乾いた状態で、耳の上を押さえて引き上げるだけでも

頭皮マッサージのくわしい効果や考え方は頭皮マッサージで抜け毛は減る?でまとめています。

週1回のスペシャルケア

頭皮用スカルプブラシ
スカルプブラシは、短い髪の方の頭皮ケアに手軽
ケアこんな方に頻度の目安くわしくは
炭酸シャンプー・炭酸クレンジングベタつき・においが気になる週1〜2回炭酸クレンジングのメリット・デメリット
スカルプブラシ指で洗うと力が入りすぎる、短い髪毎日〜週数回スカルプブラシの使い方
頭皮用ローション乾燥・つっぱりが気になる毎日頭皮用ローション12選
ヘッドスパ(サロン)自分では落としにくい汚れが気になる月1回サロンで相談
分け目に頭皮用美容液をつけている様子
頭皮用のローションは、分け目にそって地肌に直接

頭皮にやさしくない、ついやりがちなNG習慣

NG習慣おすすめ
熱いお湯で洗う38℃前後のぬるま湯に
シャンプーの原液を頭皮に直接手で泡立ててから
1日に2回以上シャンプー基本は1日1回
濡れたまま寝る根元から乾かしてから寝る
いつも同じ分け目・きつい結び方分け目をときどき変え、結ぶ位置もずらす
夏の分け目の日焼け帽子やUVスプレーで対策

紫外線対策は麦わら帽子がいちばん簡単、透明UVスプレーのレビューもどうぞ。

よくある質問

Q. 自分の頭皮の状態を知るには?
A. 自分でできる頭皮チェックで、色・かたさ・皮脂などを1分で確認できます。
Q. シャンプー中に抜ける毛が多くて心配です
A. シャンプーで抜けるのは、もともと抜ける準備ができていた毛です。1日50〜100本ほどは自然な範囲。量が数週間多い状態が続くときは抜け毛の原因8つを参考に。
Q. 頭皮マッサージは毎日していい?
A. やさしく行えば毎日でも大丈夫です。爪を立てたり、強くこすったりしないようにしましょう。
Q. 育毛剤はいつ使うのがいい?
A. シャンプー後、髪を乾かしてから頭皮につけて、マッサージでなじませるのがおすすめです。

まとめ|毎日のシャンプーをていねいにすることが、いちばんの頭皮ケア

この記事のポイント
  • すすぎ残しをなくすのが、頭皮ケアの最優先
  • 指の腹で頭皮を動かすように洗い、根元からすぐ乾かす
  • マッサージは耳の上から頭頂部へ、ゆっくりほぐす
  • スペシャルケアは悩みに合わせて週1回から

この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでのシャンプー・頭皮ケアの経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。

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