美容室のカウンセリングで伝えるべきこと|美容師が「見る・触る・聞く」で確かめていることと、失敗しない伝え方

髪質改善とヘアの疑問

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美容室で「今日はどうしますか?」と聞かれて、うまく答えられなかったことはありませんか?

カウンセリングは、美容師があなたの髪と希望を知るための大切な時間です。何を伝えるかで、仕上がりの満足度は大きく変わります。この記事では、美容師がカウンセリングで確かめていることと、お客様に伝えてほしいことを、美容師の目線でお話しします。

美容室でヘアカタログを見る女性
カウンセリングは、なりたいイメージをすり合わせる時間
3つ見る・触る・聞く
7つ伝えておきたいこと
2〜3枚見せたい写真の目安
1年さかのぼって伝えたい施術履歴

結論|施術履歴・悩み・ふだんの過ごし方を、遠慮せず伝えよう

美容師のまとめ
  • 美容師は髪を「見る・触る・聞く」で確かめている
  • 見る・触るでわかるのは今の状態まで。カラーやパーマの履歴は聞かないとわからない
  • 施術履歴、悩み、なりたいイメージ、ふだんのスタイリングを伝えると、失敗しにくい
  • 薄毛や白髪など言いにくい悩みも、美容師は毎日向き合っているので大丈夫

美容師がカウンセリングで確かめていること

見る・触る・聞くが大事という図
履歴やなりたいスタイルは、聞かないとわからない
方法確かめていることわかること
見る髪の明るさ、ツヤ、毛先の状態、クセ、生えぐせ、毛量今の髪の状態、似合う形
触る手ざわり、ざらつき、太さ、硬さ、弾力ダメージの度合い、薬剤の効きやすさ
聞くこれまでの施術、悩み、なりたいイメージ、ライフスタイル見た目ではわからない履歴と希望

プロの美容師なら、見て触ればおおよその髪の状態はわかります。ただ、しっかりホームケアをしている髪は、傷みが表に出にくいことも。縮毛矯正や黒染めをしているかどうかは、見て触るだけでは判断が難しいことがあります。だからこそ「聞く」が大切なんです。

美容師が髪を触って確かめている様子
触ると、太さ・硬さ・ダメージの度合いがわかる

カウンセリングで伝えておきたい7つのこと

伝えること例なぜ大事?
① 施術の履歴いつ・何を(カラー、ブリーチ、黒染め、パーマ、縮毛矯正)・どこまで薬剤の選び方や、かかり具合・色の入り方が変わる
② 髪の悩み広がる、うねる、ぺたんこになる、白髪、分け目が気になるカットや薬剤で解決できることが多い
③ なりたいイメージ写真、「やわらかく見せたい」「手入れを楽に」言葉だけだと、人によってイメージが違う
④ ふだんのスタイリングドライヤーだけ、アイロンを使う、結ぶことが多い家で再現できる形にできる
⑤ ライフスタイル仕事の決まり(髪色など)、運動、子育てで時間がない長持ちするか、許される明るさかがわかる
⑥ 前の美容室を変えた理由すぐ伸びた、毛先が傷んだ、もっと短くしたかった同じ失敗をくり返さない
⑦ 予算と時間今日は何時まで、いくらくらいまで無理のないメニューを提案できる

※施術の履歴は、できれば1年ほどさかのぼって伝えてください。毛先には、何年も前の施術が残っていることもあります。

① 施術の履歴5.0薬剤の失敗を防ぐ、いちばん大事な情報
③ なりたいイメージ4.8写真があるとずれにくい
② 髪の悩み4.5カットで解決できることも
④ ふだんのスタイリング4.3家での再現性が上がる

※美容師がサロンで接客してきた実感による目安(5段階)です。

写真の見せ方のコツ

  1. なりたい写真を2〜3枚。1枚だけより、共通点が伝わりやすい
  2. 「ここが好き」を一言そえる(前髪の長さ、毛先の軽さ、色味など)
  3. 「これはイヤ」の写真もあると、さらにずれにくい
  4. 髪質やクセが違うと同じにならないこともあるので、近づけ方を美容師と相談する

美容師側も、話しやすい質問を心がけています

美容師の2つのカウンセリング例の図
「はい・いいえ」で終わらない質問のほうが、悩みを話しやすい
質問のしかた例お客様の感じ方
はい・いいえで答える質問「毛先のダメージ、気になりませんか?」答えやすいが、話が広がりにくい
自由に答えられる質問「どんなときに、毛先のパサつきを感じますか?」自分の言葉で話せて、わかってもらえたと感じやすい

初めての美容師に、いきなり悩みや要望をたくさん話せる方は多くありません。美容師は、どうすれば話しやすいか、信頼してもらえるかを考えて質問しています。人は話を聞くより、自分が話したほうが「わかってもらえた」と感じやすいもの。いい美容師ほど、よく聞いてくれます。

言いにくい悩みも、遠慮せずに

美容師からのお願い

薄毛や白髪、頭皮のにおい、くせ毛など、自分から言うのが恥ずかしい悩みもありますよね。でも美容師は毎日のように向き合っているので、何とも思いません。それよりも、きれいにしてあげたいと思っています。悩みがわかれば、カットのしかたや分け目、メニューやホームケアの提案で、できることがたくさんあります。

美容室を変えるたびに一から説明するのが大変な方は、担当の美容師を決めたほうがいい理由もどうぞ。

よくある質問

Q. 施術の履歴を覚えていないときは?
A. 「半年前くらいに明るめのカラー」「去年の夏に縮毛矯正」など、だいたいで大丈夫です。わからないことは、わからないと伝えてください。
Q. 自分でカラーしたことも言ったほうがいい?
A. はい、必ず伝えてください。市販のカラーは薬剤の性質が違うことが多く、色の入り方に影響します。サロンカラーとホームカラーの違いもどうぞ。
Q. カウンセリングのあとで希望を変えてもいい?
A. 施術の前なら大丈夫です。迷ったら、遠慮せずにその場で相談してください。
Q. 自分の髪の傷み具合を先に知っておきたい
A. 髪のダメージの見分け方で、自宅でチェックできます。

まとめ|カウンセリングは、あなたの髪の「取扱説明書」を渡す時間

この記事のポイント
  • 美容師は「見る・触る・聞く」で髪を確かめている
  • 履歴は聞かないとわからない。1年ほどさかのぼって伝える
  • 写真は2〜3枚、「これはイヤ」もあると伝わりやすい
  • 言いにくい悩みも、遠慮せずに伝えてOK

この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでお客様のカウンセリングをしてきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。

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