理容室と美容室の違いについて解説

髪質改善とヘアの疑問

うさに
うさに

美容室と理容室の違いって何かわかるかな。実は明確な違いがあるんだよ。案内していくね。

結論で言うと


理容室
カミソリを使いシェービングが出来るのが理容師。角刈りや短髪、刈り上げなどの面が揃った髪型が得意な方が多い。

美容
カミソリは使えないが、パーマスタイル、アップスタイルを得意とするのが美容師。髪の流れを使って少し長めの女性がするヘアスタイルが得意な方が多い。

簡単にわかりやすく言うと以上の↑ようになります。以下に詳しく案内していくよ。

理容師の美容師の定義

理容師
頭髪の刈込、顔、剃り等の方法により容姿を整えることを言う。(理容師法第1条の2第1項)

美容師
美容とはパーマネントウェーブ、結髪、化粧などの方法により容姿を美しくすることをいう。(美容法、第2条第1項)

となっております。

硬い日本語で書いてありますが、ポイントは理容師は『剃り』という言葉が入っていることです。美容師は『パーマ、結髪、化粧』という言葉が入っていることです。


美容室と理容室の違い4選

理容師はパーマというサービスはありますが、結婚式の時などのアップやお化粧などのサービスは行なっておりません。
一方美容師はカミソリを使うと言うことができません。

大きな違いは以上になります。カット、カラー、パーマ、トリートメント、ベッドスパなど美容室、理容室でもどちらでも技術自体は受けれるでしょう。次に美容室でオススメの技術、理容室でオススメの技術。

美容室は、主に女性をターゲットにした髪のスタイリングや美容関連のサービスを提供する施設です。以下に美容室の特徴と違いを説明します。

  1. スタイリングとデザイン: 美容室は、髪のカット、カラーリング、パーマ、ヘアエクステンションなどの幅広いスタイリングとデザインサービスを提供します。トレンドやファッションの要素を取り入れた個性的なスタイルを提案することが一般的です。
  2. メイクアップとネイル: 美容室では、ヘアスタイリングに加えてメイクアップやネイルアートといった美容全般のサービスも提供されることがあります。これにより、顧客の全体的なイメージをトータルでコーディネートできます。
  3. 女性向け: 美容室のターゲット層は主に女性で、女性の美容とスタイリングに特化しています。女性向けのトリートメントやスキンケアなども提供されることがあります。
  4. リラックスした雰囲気: 美容室は、リラックスした雰囲気や女性らしいデコレーションが特徴です。カフェのような空間やアロマの香りなど、居心地の良い環境が提供されます。

理容室:

理容室は、主に男性を対象にした髪のカットやひげの手入れなどを提供する施設です。以下に理容室の特徴と違いを説明します。

  1. カットとひげのケア: 理容室は、髪のカットやひげのトリミング、シェービングなどの男性向けのサービスに特化しています。シンプルなスタイルからクラシックなルックまで幅広い要望に応えます。
  2. 男性向け: 理容室の主な顧客層は男性で、男性の髪とひげのケアに特化しています。男性の髪質やトレンドに合わせたスタイリングを提案します。
  3. アットホームな雰囲気: 理容室は、アットホームでくつろげる雰囲気が特徴です。男性らしいインテリアやカジュアルな環境が提供され、顧客同士のコミュニケーションも盛んです。
  4. ひげのトリートメント: 理容室では、ひげのケアに力を入れており、ひげのカットやひげ用のトリートメントなども提供されます。ひげのスタイリングやメンテナンスをサポートします。

共通の要素と異なる点:

美容室と理容室は、どちらも髪のスタイリングとケアを提供する点では共通しています。しかし、それぞれの施設は異なるターゲット層やサービスに特化しており、顧客のニーズに応じて選ぶことが重要です。美容室は女性向けの多彩なスタイリングと美容サービスを提供し、理容室は男性向けのシンプルでアットホームなケアを提供しています。どちらの施設も、顧客の希望やスタイルに合わせた満足度の高いサービスを提供するために努力しています。

美容師に頼みたい技術、理容師に頼みたい技術

美容師

  • 女性に多い好むショートカット以上の長さのヘアスタイル
  • ウェーブパーマ
  • 様々な色のカラー
  • ヘアトリートメント
  • 縮毛矯正

理容師

  • 角刈りやスポーツ刈りなど男性がする事が多いヘアスタイル
  • 刈り上げのスタイル
  • 顔剃り
  • クリクリのパンチパーマ
  • アイパーという凄く小さいアイロンを使ったヘアスタイル

剃りの技術以外美容師は出来ない、理容師は出来ないというわけではないのであしからず。

ベッドスパなどはどちらもメニューにしていればどちらで行なってもさほど変わらないかと思います。

顔や眉毛の処理は電動のシェイバーを使って細い産毛の処理をします。刃物なので取扱が簡単には出来ないんですね。今の電動シェイバーもそこそこ顔の産毛の処理も綺麗に出来るのできます。しかし理容師さんがカミソリを使って顔剃りをしてくれたのと比べると、カミソリで剃った方が凄く綺麗になっているのがわかります。理容師さんの持っているカミソリの切れ味は凄いんです。

となっております。

美容室は元々パーマ屋さん

美容室は元々『髪結』という技術から始まっております。髪結というのは今で言う髪の毛のアップスタイルです。髪の毛をカットするという技術は、45年ぐらい前に日本で流行りました。

美容室の最近の傾向


美容室と言うのは、もともとパーマ屋さんですが、最近はパーマ率の低下というのが見られます。パーマ率は以前は非常に高く50%以上あるお店と言うのもありました。しかし最近は芸能人などがパーマをかけたヘアスタイルをしている方も少ないです。それに伴い美容室ではパーマ率が20%あれば良い方と言われております。パーマ率は低下しましたが、ヘアカラーをする方が非常に多くなっております。若い女性では黒髪の方は少なくブリーチしたり、ピンクなどのカラーを楽しんだり、茶髪にしている方がほとんどです。


40代以上になり白髪が増えてきた時には、白髪を隠しながら茶色系の髪に染める人がほとんどです。
最近の美容室というのは元々パーマやさんでしたが、カラー率のアップとトリートメント率のアップが見られ、ヘアカラーとヘアケアが美容室の大きな役割となっております。

理容室もパーマ人気メニューがあった

最近の美容師と理容師の傾向


厚生労働省の衛生報告例によると、2017年度授業利用指数は221,097人従業員美容室は523,543人とされております。美容師として働いている方がなんと2.4倍となっております。一昔前は美容師は女性が多く、理容師は男性が多いと言う傾向がありました。1970年ごろは男性の美容師がいるというだけで珍しく話題になったものでした。
現在は男性美容師の数が増えております。ドラマなどの影響により、カリスマ美容師などが話題となり、男性美容師が増えてきたと考えられます。

まとめ

決定的に違うのはカミソリを使う技術が出来るのが理容師です。

全ての美容師、理容師が以下の様であると断定はしませんが、よくある特徴⤵

美容師

主に女性が好むヘアスタイルが得意

ウェーブパーマが得意

様々な色のヘアカラーが得意

理容師

角刈りやスポーツ刈りなど角があるヘアスタイルが得意

パンチパーマなどの技術が得意

プロフィール

美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!

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