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「毎日ケアしているのに、なぜか髪が傷む」「ドライヤーのあと、まとまりが悪い」。その原因、タオルドライのやり方にあるかもしれません。
タオルドライは、毎日かならず行うステップ。同じ時間をかけるなら、正しい方法で、髪へのダメージを最小限にしませんか?この記事では、美容師の私が、正しいタオルドライのやり方を解説します。

結論|こすらず、押さえて、握りこむ
- 濡れた髪はキューティクルが開いて傷みやすい。ごしごし拭きはNG
- ①手で水気を切る ②根元を押さえるように拭く ③毛先は握りこむの3ステップ
- 吸水性のいいタオルを使うと、こする回数が減る
- 正しく拭くとドライヤーの時間が短くなり、熱のダメージも減る
ごしごし拭きがNGな理由
| ごしごし拭く | 正しい方法 | |
|---|---|---|
| 摩擦ダメージ | 大きい | 小さい |
| キューティクル | めくれる・はがれる | 守られる |
| 乾かしたあとのツヤ | 出にくい | 出やすい |
| ドライヤーの時間 | 長くなりがち | 短くなる |
髪の表面は、うろこのようなキューティクルでおおわれています。濡れているとキューティクルは開いてやわらかくなっているので、タオルでごしごしこすると、めくれたりはがれたりしてしまいます。一度傷んだキューティクルは、自然には元に戻りません。毎日の小さな摩擦が積み重なって、パサつきやツヤのなさにつながるのです。ダメージの見分け方は髪のダメージの見分け方|3つのタイミングでも解説しています。
正しいタオルドライの3ステップ
| ① 手で水気を切る | 30秒でできる、いちばん大事な下準備 | |
|---|---|---|
| ② 根元を押さえるように拭く | 頭皮をマッサージするように | |
| ③ 毛先は握りこむ | 絞らず、ねじらず、やさしく |
ステップ1|お風呂の中で、手で水気を切る

トリートメントを流したら、髪を手でやさしくはさんで、水気を切ってからタオルを使います。水がたっぷり残ったままだと、タオルがすぐにびしょびしょになり、何度もこすることに。この「何度もこする」ことが、摩擦ダメージのいちばんの原因です。
※毛束をねじったり、強く絞ったりしないこと。ポタポタ落ちる状態から、しずくがたれない程度になれば十分です。
ステップ2|根元を中心に、押さえるように拭く
水は根元から毛先へ流れていくので、まずは根元から。タオルを頭にかぶせ、指の腹で頭皮をマッサージするように、やさしく押さえて水を吸わせます。髪の表面をごしごしこするのではなく、頭皮を拭くイメージです。
ステップ3|毛先はタオルではさんで握りこむ
最後に毛先。タオルで毛先をはさみ、やさしく握りこんで水分を押し出します。毛先はいちばん傷みやすい部分なので、絞ったりねじったりは絶対にしないでください。少し湿っていても、ドライヤーで乾かすので大丈夫です。
タオルの選び方
| タオルのタイプ | 吸水性 | ポイント |
|---|---|---|
| ヘアドライ用(マイクロファイバーなど) | 吸水が早く、こする回数が減る | |
| 厚手のバスタオル | 一度にたくさん吸う。ロング・毛量の多い方に | |
| ヘアキャップ・ターバン | 巻いているあいだにスキンケアができる | |
| 薄手のフェイスタオル | すぐにびしょびしょになり、こすりがち |
専用のタオルでなくても、吸水性のいいバスタオルで十分です。ただ、ロングや毛量の多い方は、ヘアドライ用のタオルがあると時短になります。使ったタオルは、しっかり乾かして雑菌が増えないようにしましょう。ヘアタオルの比較はドンキ・ロフトで選ぶヘアタオル・ヘアキャップ12選、美容師向けに作られたタオルの検証はハホニコ「美容師さんが考えた髪のためのタオル」を検証で紹介しています。
タオルドライのあと|ドライヤー前のひと手間

- 目の粗いコームで、毛先からやさしくとかす
- 洗い流さないトリートメント(オイル・ミルク)を毛先中心につける
- 根元からドライヤーで乾かす(毛先は最後に)
- 8割乾いたら、冷風で仕上げてツヤを出す

洗い流さないトリートメントの選び方は洗い流すトリートメントと流さないトリートメント、どっちがいい?、サロン専売のおすすめはサロン専売おすすめヘアオイル10選、サロン専売おすすめヘアミルク10選で紹介しています。

乾かす時間を短くしたい方は、ドライヤー選びも大切です。ドライヤーの選び方|失敗しない7つのポイント、絹女(KINUJO)ドライヤーの使い方もどうぞ。
よくある質問
- Q. タオルを巻いたまま、しばらく放置してもいい?
- A. 10分くらいまでならOKです。長く巻いたままだと、頭皮が蒸れたり、髪がくせづいたりするので、早めに乾かしましょう。
- Q. 自然乾燥ではダメ?
- A. 濡れている時間が長いほど、髪は傷みやすく、頭皮も蒸れやすくなります。タオルドライのあとは、すぐにドライヤーで乾かしてください。
- Q. タオルドライで抜け毛が多い気がする
- A. シャンプーのときに抜けた髪がタオルにつくことがほとんどです。1日50〜100本くらいは自然に抜ける範囲といわれます。
- Q. 子どもの髪もこの方法でいい?
- A. はい。子どもの髪はやわらかく傷みやすいので、こすらず押さえて拭いてあげてください。
まとめ|毎日のタオルドライが、1年後の髪を変える

- 濡れた髪は傷みやすい。ごしごし拭きはNG
- 手で水気を切る→根元を押さえて拭く→毛先は握りこむ
- 吸水性のいいタオルで、こする回数を減らす
- ドライヤー前に洗い流さないトリートメント、根元から乾かす
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでの経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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