自宅で出来る プロのヘアケアトリートメントの使い方

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うさに
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自宅で出来るトリートメントの使い方について案内していくよ。美容師が教える理想的なトリートメントの使い方です。
トリートメントの使い方で、髪のツヤ、まとまり、頭皮の状態も格段に良くなりますので是非行ってみてね。

結論で言うと

使う量、正しい使い方をすれば、美容室で行ったようなしっとり、サラサラな仕上がりになります。

①トリートメントを適量とり手、全体になじませる。


手に広げることで、髪の毛全体に付きます。
トリートメントを手全体に伸ばさないと、狭い範囲のみにトリートメントがのってしまいます。

トリートメントの正しい使い方について詳しく説明します。まず、適量のトリートメントを手に取ります。適量は髪の長さや質に応じて異なりますが、一般的には手のひらに10セントコインほどの大きさが目安です。トリートメントは手に広げて均等に分布させることが大切です。

手に取ったトリートメントを手のひらに広げたら、手を使って髪全体にトリートメントを均等になじませます。この工程は非常に重要です。なぜなら、髪は根元から毛先まで均一にケアすることで、健康的で美しい髪を保つことができるからです。手を使ってトリートメントを髪に馴染ませることで、トリートメント成分が髪の隅々まで行き渡り、全体的に均等なケアが行われます。

特に注意が必要なのは、トリートメントが一部の髪にだけ集中してしまうことを防ぐことです。均等にトリートメントを分布させることで、髪の一部が過剰な栄養を受けすぎることなく、バランスの取れたケアが実現します。つまり、髪全体が健康的で美しくなります。

この段階でしっかりとトリートメントを髪になじませることで、後のステップでより効果的なトリートメントが実現します。髪の健康を保つために、正しいトリートメントの手順を実践しましょう。

②中間から毛先を中心になじませる。


髪へのトリートメントを行う際、一番ダメージのある部分に焦点を当てることが大切です。なぜなら、髪の状態は個々に異なり、特に毛先や中間部がダメージを受けやすいことがよくあります。ここでは、このアプローチを詳細に説明しましょう。

まず、トリートメントを適量取ります。その後、手のひらで温め、髪に均等に広げます。しかし、ここでポイントなのは、最初にダメージが多いところにトリートメントを集中的に塗布することです。なぜなら、髪は成長してから時間が経つにつれてダメージを蓄積し、特に毛先は最も古い髪であり、外部からの影響(紫外線や海水など)を受けやすいからです。

髪の長さがミドルである場合、毛先は約2年前に生えた髪なんです。

この間、髪は日常的なストレスや外部要因にさらされてきた可能性が高く、その結果、ダメージを受けていることが考えられます。紫外線による髪の色の変化や、海水や塩による乾燥やパサつきは、髪のダメージの典型的な例です。

髪は細胞から成り立っていますが、これらの細胞は既に死んでおり、自己再生能力がないため、ケアが欠かせません。トリートメントは髪に栄養を供給し、ダメージを修復し、髪を健康で美しく保つ手助けをしてくれます。したがって、トリートメントを適切に使用し、ダメージのある部分を中心にケアをすることで髪の美しさと健康の維持に不可欠です。

③しっかりともみこむ

髪に対するトリートメントは、その適切な使い方によって、髪の健康と美しさに大きな影響を与えます。髪の毛にトリートメントを施す際、ただ塗るだけでなく、しっかりともみ込むことがポイントです。このプロセスが、髪のキューティクル(表面の鱗片状の層)の間から栄養成分がしっかりと浸透する手助けをしてくれるのです。

トリートメントを髪に均等に塗布した後、手のひらや指を使って、髪をもみこみましょう。これにより、髪の毛のキューティクルが持ち上がり、トリートメント成分が髪の内部に浸透しやすくなります。物理的な摩擦や刺激が、キューティクルの開閉を促す役割を果たします。

美容室では、トリートメントの浸透力を高めるために、さまざまなテクニックや機器が利用されています。例えば、負イオンの力を利用したトリートメント器具や超音波を用いるメニューなどがあります。これらの方法は、トリートメント成分を髪の奥深くまで届け、髪を健康的で輝かしい状態に導くのに役立ちます。

具体的なイメージを考えてみましょう。髪が荒れてキューティクルが開いた状態を、髪をもみ込むことでキューティクルが引き締まり、トリートメント成分がしっかりと吸収されます。これは、スポンジが水を吸収する様子に似ています。キューティクルの間に栄養成分がしみこみ、髪は内部から補修され、潤いを取り戻します。

髪の毛に対するトリートメントは、単なる外見の美しさだけでなく、髪の健康にも重要な影響を与えます。しっかりとトリートメントをもみ込むことで、髪は内外からのダメージから守られ、美しさを保つことができます。美容室での特殊なテクニックと同じように、自宅で行うトリートメントも、正しい手順で行えば効果的なものとなります。

④2~3分放置する(ホットタオルなど被せるとより効果的)

髪の毛へのトリートメントは、浸透力を最大限に引き出すために時間をかけることが重要です。トリートメントを髪に塗布した後、しばらく放置することで、栄養成分が髪の深層部にしっかり浸透します。トリートメントをつけて、湯船に少しつかると時間的に丁度いいですね。この工程を詳細に説明し、具体的なアドバイスを提供します。

トリートメントを髪に均等に塗った後、放置する時間を設けることが必要です。この時間を通じて、トリートメントの成分が髪のキューティクル(表面の鱗片状の層)を通り抜け、髪の内部に浸透します。髪に浸透する栄養成分は、髪を補修し、潤いを与え、健康的な髪を育むのに役立ちます。

最適な時間を選ぶことも大切です。例えば、トリートメントを髪に塗ったら、湯船に浸かることができると効果的です。湯船につかることで、髪は温かさに包まれ、キューティクルが開き、栄養成分の吸収が促進されます。このプロセスを通じて、トリートメントが髪の奥深くに浸透することが期待できます。

また、頭皮にトリートメントを使用している方は、ここで頭皮のマッサージを行うことをおすすめします。頭皮に適切なトリートメントを塗ることで、頭皮の健康もサポートできます。マッサージをすることで、頭皮の血行が良くなり、髪の成長や健康にプラスの影響を与えます。

このトリートメントの時間を使ったアプローチは、自宅で髪のケアを行う際にも有効です。特に、忙しい朝や夜においても、この方法を取り入れることで、髪にしっかりと栄養を与え、美しい髪を育むことができます。髪へのトリートメントは、時間と手間をかける価値がある大切なケアの一部です。

⑤お湯で流したものを桶に溜める、そのお湯をカップですくい再度髪全体にかける


これはあまり自宅でやらないと思いますが、美容室ではやっているんです。
トリートメントつけるときシャンプー台でちゃぷちゃぷやられないですか。それを自宅でできるんです。
ミドルの髪の長さので髪の表面積はたたみ2畳もあるんです。たたみ2畳に掌にのった約10gトリートメントを付けるって全体にいきわたらなそうですよね。
それをお湯に溶かすと全体にいきわたるんです。
うすくなっちゃうと思う方もいるかもしれませんが、必要な分だけトリートメントはのりますので大丈夫です!

美容室で行われる特別なトリートメントの手法が、自宅でも実践可能な方法として注目されるべきです。美容室でトリートメントを受けた経験がある方は、シャンプー台での特別なトリートメントの効果をご存知かもしれません。その方法を自宅で同じようにすることができるのです。

美容室では、トリートメントを施す際、シャンプー台で髪にトリートメントをじっくりとなじませるために、「チェンジリンス」といった特別な手法を用います。トリートメントをお湯に溶かして、何度もかけるという技法です。これは、トリートメントを髪に均等に行き渡らせ、浸透させるためのテクニックです。しかし、自宅ではこの方法を使うことが少ないかもしれません。

自宅でこの美容室のテクニックを実践する方法があります。特にミドルの髪の長さの方は、髪の表面積が広いため、トリートメントを全体に均等に塗布するのが難しいと感じることもあるでしょう。例えば、約10gのトリートメントを手に取り、それを直接髪に塗布すると、全体に行き渡らない可能性があります。

そこで、美容室と同様の効果を得るための方法です。一度つけたトリートメントをシャワーで流しますよね。それを桶改めて溜めて、もう一度かけてあげましょう!これにより、トリートメントが均等に髪に行き渡り、浸透力が向上します。トリートメントが薄くなってしまう心配は無用です。必要な分だけトリートメントが髪に残り、余分なトリートメントがなくなります。

この方法を試すことで、自宅で美容室のようなトリートメントを行うことが可能となり、髪が健康で美しい状態を保つ手助けとなるでしょう。美容室のテクニックを自宅で取り入れることで、髪のケアがより効果的に行えます。

⑥髪にトリートメントが残らないようしっかりとお湯で洗い流す。

もういいかなと思ってから10秒ぐらい長くながしましょう!リンスと呼ばれるものは軽く流してさいと書いておりますが、そうでないものを出来れば使いましょう。

髪のトリートメントに関する最後のステップは、非常に重要で、美しい髪を保つためには欠かせません。トリートメントが髪に残ることを防ぎ、髪の健康をサポートするために、以下の方法を実践しましょう。

トリートメントを髪に塗布し、しばらく時間をかけて浸透させた後、トリートメントを十分に洗い流すことが必要です。通常、トリートメントを洗い流す際、多くの人は「もういいかな」と感じて、すぐにシャワーで洗い流してしまうことがあります。しかし、トリートメントは髪の中に栄養成分を閉じ込める役割を果たしており、適切な時間をかけて髪に浸透させることが重要です。したがって、トリートメントを髪に残さないために、トリートメントを頭皮から毛先までシャワーで約10秒間、しっかりと流すことがおすすめです。

また、リンスと呼ばれる製品も使用することで、トリートメントを髪から完全に洗い流すのに役立ちます。リンスはトリートメントとは異なり、髪を滑らかにし、毛髪のキューティクルを整える役割を果たします。このプロセスにより、髪の表面が整い、トリートメント成分が髪に残ることを防ぎます。

髪のダメージ部分は一般的にマイナスに帯電しており、トリートメントはプラスに帯電しています。この相反する帯電効果により、トリートメントが髪に密着し、ダメージ部分を補修します。しかし、トリートメントをしっかりと洗い流すことで、余分なトリートメントが残ることを防ぎ、頭皮にも残留物がないため、痒みや不快感の原因を取り除くのに役立ちます。

したがって、トリートメントの洗い流しを軽視せず、時間をかけて行い、リンスを使用して、髪が健康で美しい状態を維持しましょう。正しい洗い流しの方法を実践することで、髪は美しさと健康を保つことができます。

一度この方法でトリートメント使ってみてくださいね。

プロフィール

美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
家族で美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!

ヘアケアについて かってよかった 使ってよかったなどご紹介いたします。

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