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美容室でカラーやカットをするとき、「トリートメントもいかがですか?」と聞かれて、どれにすればいいか迷ったことはありませんか?
サロンのトリートメントは、価格もメニューもさまざま。この記事では、美容師の私が、本当に効果を感じやすく、長持ちするメニューの選び方を正直に解説します。

結論|「竹」か「竹+」+ホームケアがいちばんコスパがいい
- 500円前後のクイックメニュー(梅)は、1〜2日で元に戻ることが多い
- 15〜20分の本格メニュー(竹)や、スチーム・超音波アイロンを使うメニュー(竹+)でほとんどの方は十分
- どんなにいいサロントリートメントでも、手ざわりを感じやすいのは2〜3週間くらい
- サロントリートメントを長持ちさせる鍵は、おうちのホームケア
美容室のトリートメントメニューは大きく4つ

| メニュー | 価格の目安 | 内容 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 梅(クイック) | 500〜1,000円 | つけて流すだけ。表面の手ざわり中心 | |
| 竹(本格) | 2,000〜4,000円 | 15〜20分。何段階かで補修成分を入れる | |
| 竹+(機械を使う) | 4,000〜6,000円 | スチーム・ミスト・超音波アイロンなどで浸透 | |
| 松(ヘッドスパ付きなど) | 8,000円以上 | 頭皮ケアやマッサージも一緒に |
※価格は美容室によって大きく異なります。目安としてご覧ください。
今では、集中ケアのトリートメントメニューがない美容室はほとんどありません。ウルトワ、TOKIOインカラミ、オージュア、コタ、デミなど、各メーカーが力を入れて開発しています。
「梅」メニューをおすすめしない理由
「500円なのでトリートメントしませんか?」というクイックメニューは、髪の表面をツルツルにするだけのものが多く、1〜2日で元に戻ってしまうことがほとんどです。いわば、ヘアマスクを500円でつけてもらっているようなもの。
ヘアマスクなら、3,000円くらい出せば1か月ほど使えます。ヘッドスパなどのマッサージがつくなら別ですが、そのぶんをホームケアに回したほうが、髪はいい状態をキープできます。おうちで使えるヘアマスクはドンキ・ロフトで選ぶヘアマスク・ヘアパック10選で紹介しています。
「竹」「竹+」がおすすめな理由

15〜20分の本格メニューは、補修成分を何段階かに分けて髪の内側に入れていくので、クイックとは手ざわりのもちが違います。さらに、スチームやミスト、超音波アイロンなどの機械を使うメニュー(竹+)は、家ではできないケアで補修成分をなじませるので、特におすすめです。
最近は、機械を使わなくても、しっかりもみこんで補修成分を入れるタイプのシステムトリートメントもあります。どれを選ぶか迷ったら、今の髪のダメージを美容師に見てもらいましょう。ダメージの見分け方は髪のダメージの見分け方|3つのタイミングでも紹介しています。
「松」メニューも悪くない。でも予算の使い方が大事
ヘッドスパ付きなどの松メニューは、頭皮のケアもできて満足感の高いメニューです。ただ、どんなに高いサロントリートメントでも、手ざわりを感じやすいのは2〜3週間くらい。「2か月もつ」という説明もありますが、実際の手ざわりとしてそこまで感じられるものは、私は見たことがありません。
ひと月1万円の予算なら(美容師のおすすめ配分)
ヘアケアにかける予算がひと月1万円なら、サロントリートメント5,000円+ホームケア5,000円くらいがいちばんバランスがいいと思います。
サロンとホームケア、どちらか1つなら「ホームケア」
| 1か月後の髪 | サロントリートメントのみ(家は洗浄力の強いシャンプー) | サロントリートメントなし(家で髪に合うアミノ酸系のケア) |
|---|---|---|
| 手ざわり | 2〜3週間で元に戻りやすい | 安定しやすい |
| カラーの色もち | 落ちやすい | もちやすい |
| 美容師の評価 |
もしどちらか1つしか選べないなら、ホームケアを選ぶべきです。カラーのあとにサロントリートメントをしても、おうちで洗浄力の強いシャンプーを使っていると、1か月後には差がなくなってしまいます。反対に、髪に合ったアミノ酸系のシャンプーとトリートメントを使っていると、手ざわりも色もちも、圧倒的にいい状態をキープできます。

美容室と同じメーカーのホームケアを選ぶと、サロンの仕上がりをキープしやすいです。サロン専売のシャンプーはサロン専売シャンプーおすすめランキング10選、洗い流さないトリートメントはサロン専売おすすめヘアオイル10選、サロン専売おすすめヘアミルク10選で紹介しています。
サロントリートメントを長持ちさせるコツ
- トリートメント当日は、できればシャンプーを控える
- アミノ酸系など洗浄力のやさしいシャンプーを使う
- 毎日トリートメントをして、週1〜2回はヘアマスクを
- タオルドライはごしごしこすらず、押さえるように
- ドライヤー前に洗い流さないトリートメントをつけ、根元からすぐ乾かす
- アイロンは温度を上げすぎない
タオルドライのコツは正しいタオルドライの仕方、カラーやパーマのあとのケアは髪質改善トリートメントとは?もどうぞ。
よくある質問
- Q. サロントリートメントはどのくらいの頻度ですればいい?
- A. カラーやパーマのたびに、または1〜2か月に1回が目安です。ハイダメージの方は、2週間〜1か月に1回続けると手ざわりが安定しやすくなります。
- Q. 髪質改善トリートメントとは違うの?
- A. 髪質改善トリートメントは、うねりや広がりをおさえることも目的にしたメニューです。くわしくは髪質改善トリートメントとは?で解説しています。
- Q. 高いメニューをすすめられたら?
- A. 今の髪の状態と予算を正直に伝えて、どのくらいもつのか、ホームケアは何がいいかも一緒に相談してみてください。
- Q. サロントリートメントのあと、髪がベタつく
- A. 補修成分がなじんでいる状態です。1〜2回シャンプーすると落ち着くことが多いです。
まとめ|サロンは「竹・竹+」、毎日の「ホームケア」で長持ち

- 500円前後のクイックメニューは1〜2日で元に戻りやすい
- 15〜20分の本格メニューや、機械を使うメニューがおすすめ
- 手ざわりを感じやすいのは2〜3週間。予算はサロンとホームケアで半分ずつ
- どちらか1つならホームケア。アミノ酸系のシャンプー+トリートメントで
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでシステムトリートメントを施術してきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。


