ドライヤーによる抜け毛について解説していくよ。ドライヤーはもちろん使った方がいいのだけど、過度な使い方や、間違った使い方をすると悪い影響もあるよ。
正しい使い方とその意対策について案内していくよ。
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ドライヤーによる抜け毛の原因4選
熱ダメージ
ドライヤーの高温の風が髪に与える熱ダメージは、髪のタンパク質や水分を破壊する可能性があります。高温の熱源(例: ドライヤーやストレートアイロン)が頭皮や髪に加わると、髪のタンパク質が変性し、水分が奪われることがあります。これにより、髪がもろくなり、脆くなる可能性があります。これは抜け毛ではないですが、途中で髪の毛が切れてしまい薄くなったようになります。また、熱は毛髪の内部組織に影響を及ぼし、髪の健康を損なってしまいます。
頭皮では、過度な熱は頭皮の血流を減少させ、毛根への栄養供給が阻害される可能性があります。これにより、毛髪の成長サイクルが乱れ、抜け毛が増加することがあります。さらに、熱が頭皮に与えるストレスは、毛母細胞(新しい髪を生み出す細胞)にも影響を及ぼし、新しい髪の成長を妨げる可能性があります。
乾燥
ドライヤーの風が髪を乾燥させる過程で、髪の水分が失われることがあります。適切な保湿が行われない場合、乾燥した髪はもろくなり、抜けやすくなることがあります。
頭皮の乾燥が抜け毛を引き起こす可能性があります。頭皮は健康な髪の成長に欠かせない環境を提供し、適切な水分や栄養が必要です。しかし、乾燥した状態が続くと、以下のような影響を及ぼすことがあります。
皮脂の減少: 頭皮の皮脂は髪の健康を保つために重要です。皮脂は自然な保湿剤として機能し、頭皮と髪を潤し、保護する役割を果たしています。乾燥すると皮脂の分泌が減少し、頭皮と髪が乾燥しやすくなります。
頭皮の炎症: 乾燥した頭皮は刺激を受けやすく、かゆみや赤みといった炎症を引き起こす可能性があります。この炎症が持続すると、毛包(毛根)への影響が生じ、髪の成長サイクルが乱れることが考えられます。
髪の脆弱性: 乾燥した頭皮は髪を保護するバリアが弱まるため、髪がもろくなり、抜けやすくなる可能性があります。また、乾燥によって髪の水分が奪われると、髪が乾燥し、脆くなることがあります。
髪の成長への影響: 健康な髪の成長には適切な血液循環が必要ですが、乾燥によって血流が減少する可能性があります。これにより、毛母細胞への栄養供給が減少し、新しい髪の成長が妨げられることがあります。
摩擦
ブラシ、コーム:ドライヤーの風によって、髪が摩擦を受けることがあります。特に、ブラシやコームを使用せずに髪を乾かすと、髪同士が絡まり、抜け毛の原因となる可能性があります。コームやブラシも使い過ぎはよくないですが、使った方がいいです。
また、ドライヤーではないですが、粗い布地、枕カバー、衣服の襟などの表面と髪が摩擦を受けることで、髪の表面が傷つき、切れやすくなることがあります。これにより、髪が折れたり、抜けたりする可能性が高まります。
乾燥と摩擦: 乾燥した状態の髪は、より脆くなり、摩擦によるダメージが増加します。髪の水分が不足すると、髪の柔軟性が低下し、外部の力に対して抵抗しにくくなるため、抜け毛が起こりやすくなります。髪の毛が乾燥していると摩擦と掛け算になってダメージや抜け毛に繋がっていくので注意が必要です。
毛包への影響:摩擦が毛包(毛根)に与える影響も考慮する必要があります。毛包は髪の成長を支える大切な部分であり、摩擦による刺激や圧力が毛包に与えられると、成長サイクルが乱れ、抜け毛が増加する可能性があります。
髪の毛包への影響
ドライヤーの風が直接的に髪の毛包(毛根)に影響を及ぼすことは少ないですが、長時間の高温暴露が毛包周辺の皮膚にストレスを与え、抜け毛を促進する可能性があります。
ドライヤーの暑い風がずっと頭皮にあたっていると頭皮にも良くないということです。頭皮の温度は熱すぎても良くないし、低すぎても良くないです。
熱による頭皮の炎症などが起きないようにしましょう!
抜け毛を最小限に抑えるため4選
- 低温・適切な風量の設定: ドライヤーの温度や風量を調整し、過度な熱や強風を避けることで、頭皮と髪へのダメージを軽減できます。
- アウトバスや頭皮のエッセンスの使用: ドライヤーや熱スタイリング前に、熱から守るアウトバスや頭皮用の美容液を使用して髪と頭皮保護することが重要です。
- 適切なケア: 適切なシャンプーやコンディショナー、トリートメントを使用して髪を保湿し、健康な状態に保つことが大切です。ドライヤーの熱から守る成分がシャンプーやトリートメントに配合されていたします。ヘアケア用のシャンプー等を使っている方も頭皮用も併用するとよいでしょう!
- 摩擦を防ぐ: ブラッシングやコーミングは、髪が絡まるのを防ぐために重要です。髪を乾かす前に、適切なブラシやコームを使用して絡まりを解消しましょう。出来ればお風呂の中でトリートメントを使った時に大きなコームである程度とかしてあげるといいです。髪の毛の絡まりがなくなるのと、トリートメントが全体的にいきわたります。ドライヤーを使うときに絡まりが少なくなるので摩擦が最低限におさえられます。
ドライヤー以外の抜け毛の原因
1. テロモーンの影響: テロモーンは、細胞の寿命を制御し、細胞分裂回数を制限する役割を持つ部分です。髪の毛は一定の細胞分裂回数を経ることで成長しますが、テロモーンが短くなることで髪の毛の寿命が短縮され、抜け毛が増加することがあります。
2. ホルモン変動と産後の抜け毛: ホルモンの変動は髪の成長に影響を及ぼす重要な要素です。妊娠中や出産後にホルモンバランスが大きく変動し、その影響で髪の成長サイクルが一時的に乱れることがあります。産後の抜け毛はこの変動が原因とされています。
3. ディヒドロテストステロン(DHT)と遺伝的要因: 男性ホルモンであるDHTは、遺伝的な要因により毛母細胞に影響を与え、髪の毛が細くなり、成長サイクルが短くなることがあります。この遺伝的な感受性が高まると、男性型脱毛症が引き起こされます。
4. 自己免疫疾患: 自己免疫疾患は、免疫系が誤って健康な組織を攻撃する状態です。特に円形脱毛症と呼ばれる疾患では、免疫系が毛根を攻撃し、円形の脱毛部を形成します。
5. ストレスとテロモーストレス: ストレスはテロモーンの短縮に影響を及ぼすことがあります。長期間のストレスはテロモーンの短縮を促進し、髪の成長サイクルに悪影響を及ぼす可能性があります。
6. 栄養不足と髪の成長: 適切な栄養素が不足すると、髪の毛の成長サイクルに影響を及ぼすことがあります。特に鉄分、亜鉛、ビタミンD、ビオチンなどの不足は、髪の成長に関する問題を引き起こす可能性があります。
7. 疾患や治療薬の影響: 一部の疾患や治療薬は、抜け毛の原因となることがあります。抗がん剤や抗てんかん薬などは、細胞分裂に影響を与え、髪の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
8. 過度なヘアスタイリングやトリートメント: 髪に過度な負担をかけるヘアスタイリングやトリートメントは、髪の毛の状態に影響を及ぼすことがあります。特に強い引っ張りや熱処理は、髪を傷めて抜け毛を増加させる可能性があります。
9. 炎症や感染症: 頭皮の炎症や感染症も抜け毛の原因となることがあります。例えば、頭皮に炎症が起こると、毛母細胞への影響があり、成長サイクルに支障をきたす可能性があります。
10. 環境ストレスと外部要因: 外部からのストレスも髪の健康に影響を及ぼすことがあります。紫外線、気温の変化、空気中の汚染物質などが、髪の毛の状態に影響を与え、抜け毛を引き起こす可能性があります。
11. 髪の乾燥と保湿不足: 髪の乾燥や保湿不足は、髪の毛を弱くし、繊細にする可能性があります。乾燥した髪は折れやすく、根元から抜けやすくなることがあります。
12. メディカルコンディション: 一部のメディカルコンディション(医学的状態)も抜け毛を引き起こすことがあります。例えば、甲状腺異常、鉄欠乏性貧血、多毛症などは、髪の健康に影響を与えることがあります。
13. 薬物や化学物質の影響: 一部の薬物や化学物質は、髪の健康に影響を及ぼすことがあります。特に放射線治療や化学療法、一部の薬剤は、髪の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
14. ヘアエクステンションやウィッグの使用: 長時間のヘアエクステンションやウィッグの使用は、髪に負担をかけて抜け毛を引き起こすことがあります。適切なケアや頻繁な休憩が重要です。
15. 摩擦と髪の取り扱い: 髪の毛の摩擦や乱暴な取り扱いも抜け毛の原因となります。ブラッシングやコーミングの際に髪を傷つけることがないように気をつけましょう。
これらの要因が、ドライヤーの熱以外で抜け毛の原因として考えられるものです。抜け毛の増加が長期間続く場合には、専門家に相談することをおすすめします。個々の状況に合わせた適切な対策や治療法を提案してもらうことが大切です。
どんなドライヤーが良い?
あまり熱くならない風量が強いドライヤーがいいでしょう!
風量が強いドライヤーは、髪を乾かす際に効果的なツールとして利用されます。以下に、風量が強いドライヤーの主なメリットを専門的な視点から詳しく説明します。熱を抑えても早く乾かすことが出来ます。
1. 速い乾燥: 風量が強いドライヤーは、高い風量で空気を送り込むため、髪の表面から水分を素早く取り除くことができます。これにより、髪全体を迅速に乾かすことができ、スタイリングの時間を短縮できます。
2. 根元からの乾燥: 強力な風量は、髪の根元から水分を効果的に吹き飛ばすため、髪の毛を内側から乾かすことができます。これにより、髪が内部までしっかりと乾燥し、健康的な状態を保つことができます。
3. スタイリングのサポート: 強力な風量は髪を持ち上げ、膨らませる効果があります。これにより、ボリュームや立体感を出しやすくなり、スタイリングの際に髪を形作るのに役立ちます。
4. 湿気対策: 髪が湿った状態で外に出ると、湿気によって髪が広がったりくせ毛が強調されることがあります。強力な風量のドライヤーを使用することで、髪を速やかに乾かし、湿気による影響を軽減できます。
5. 髪へのダメージ軽減: 髪は湿った状態での摩擦や引っ張りに弱いため、速く乾かすことが大切です。風量が強いドライヤーは素早く乾かすため、髪への摩擦や熱ダメージを最小限に抑えることができます。
6. プロの使用: 美容師やヘアスタイリストは、風量が強いドライヤーを頻繁に使用します。お客さんのの髪を迅速に乾かし、スタイリングするために重宝されています。そのためプロ用のドライヤーってパワーが強いものが多いんです。
7. 太い髪や長髪の効果的な乾燥: 太い髪や長髪は水分を含みやすく、乾燥が難しい場合があります。風量が強いドライヤーは、こうした髪質でも効果的な乾燥を実現します。
8. プロフェッショナルな仕上がり: 髪を速やかに乾かすことで、スタイリングの際に髪をしっかりと形作ることができます。結果として、プロフェッショナルな仕上がりが得られることがあります。
ただし、風量が強いドライヤーを使用する際には、過度な熱や風の力で髪を傷めないように注意が必要です。
個人的にオススメなのはアデランスのドライヤーです。あまり熱くならなくパワーが強いです。赤外線が頭皮にもいいみたいです。
まとめ
ドライヤーによる抜け毛はどうしてもあるが、適切に使えば問題なし。
というはドライヤーは使いべき!低温、ブラッシング、アウトバスや頭皮用エッセンスの使用のこの3つを心がければ、健康でキレイな頭皮を得ることが出来、キレイで抜けにくい丈夫な髪の毛がはえてくるでしょう!
しっかりとしがケアをすれば、ハイトーンのカラーや、パーマなども楽しめます。
毎日のケアを心がけましょう!
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
家族で美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
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