「ヘアアイロンの温度、何度にしたらいいですか?」これ、サロンで一番よく聞かれる質問のひとつです。
実は、髪質・ダメージ・カラー・パーマの有無によって、ベストな温度はまったく違います。
なんとなく高温で使っていた方、ちょっと待って。今日から見直してみましょう♪
実は、髪質・ダメージ・カラー・パーマの有無によって、ベストな温度はまったく違います。
なんとなく高温で使っていた方、ちょっと待って。今日から見直してみましょう♪
ヘアアイロンの適切な温度|髪質・状態別 一覧表
まずはざっくり確認!あなたの髪はどのタイプに当てはまりますか?
| 髪の状態・髪質 | 推奨温度 | ひとことポイント |
|---|---|---|
| 細毛・猫っ毛 | 120〜140℃ | 低温でゆっくり。ふんわり感をキープ |
| 普通毛 | 150〜170℃ | 160℃前後がベスト。バランス良く仕上がる |
| 太い髪・硬い髪・強いくせ毛 | 180〜200℃ | 熱保護スプレー必須。ダメージがない髪限定 |
| ダメージ毛・ブリーチ毛 | 120〜150℃ | 低温推奨。高温は断毛・ビビリの原因に |
| カラーしている髪 | 150℃以下 | 色落ち・退色を防ぐために低温設定で |
| パーマをしている髪 | 150℃以下 | 高温はパーマが取れる原因になるので注意 |
髪質別|ヘアアイロン おすすめ温度レンジ
← 低温(100℃) 高温(220℃)→
細毛・猫っ毛
120〜140℃
普通毛
150〜170℃
太髪・硬毛・くせ毛
180〜200℃
ダメージ毛
120〜150℃
カラー毛
〜150℃
パーマ毛
〜150℃
100℃130℃160℃190℃220℃
青=低ダメージ推奨帯 / 緑=標準温度帯 / ピンク=高温帯(健康な髪のみ)
① 細毛・猫っ毛の方|120〜140℃
こんな方が当てはまります
髪が細い・柔らかい・ボリュームが出にくい・猫っ毛と言われる方
推奨温度:120〜140℃
ダメージ受けやすさ
高温で一気に伸ばそうとすると、髪の水分が奪われてパサパサに。せっかくのツヤ感が失われてしまいます。
- 低温でもゆっくりスルーすれば、クセはしっかり伸びる
- 毛束を薄めに取り、少しずつ丁寧にプレスするのがコツ
- 仕上げにヘアオイルやスプレーで保湿するとまとまりやすい
- 高温にするとペタンコになりやすい髪質なので特に注意
「低温だとすぐ戻っちゃう…」という声をよく聞きますが、大切なのは当て方です。毛束を薄く取り、テンションをかけながらゆっくり通すだけで低温でもしっかりキープできます。
② 普通毛の方|150〜170℃
こんな方が当てはまります
太すぎず細すぎない標準的な髪質の方
推奨温度:150〜170℃(160℃前後がベスト)
バランスの良い温度帯おすすめ度
160℃前後はクセがつきやすく、スタイルもキープしやすい温度帯。無理に180℃以上を使う必要はありません。
| 仕上がりの目標 | おすすめ温度 |
|---|---|
| ナチュラルなワンカール・ニュアンス | 160℃前後 |
| しっかりカールをキープしたい | 170℃まで |
| 梅雨・湿気が多い日 | 170℃ |
180℃を超えると仕上がりが強くなりすぎることも。「軽くニュアンスを出したいだけ!」という日は160℃がベスト。仕上げに軽くスタイリング剤を使うと持ちがアップします。
③ 太い髪・硬い髪・強いくせ毛の方|180〜200℃
こんな方が当てはまります
髪が硬くてまとまりにくい・クセが強い・スタイルがすぐ戻ってしまう方(ダメージが少ない健康な髪の方)
推奨温度:180〜200℃
スタイルキープ力
180℃以上ならしっかりカールがついてスタイルの持ちがぐんとアップ。ただし「ダメージがない、太くて健康な髪」が前提です。
- 使う前に熱保護スプレーを必ずつける(これは絶対!)
- 同じ場所に長時間熱を当てず、すべらせるように動かす
- 毎日200℃以上の使用はキューティクルが少しずつ傷む原因に
- セット前にオイルやミストで保湿するとカール持ちもアップ
200℃を超えると髪内部の水分が一気に蒸発し、乾燥・枝毛の原因になることも。高温を使うときは熱保護スプレーが必須です。髪にダメージがある場合はこの温度は使わないでください。
④ ダメージ毛・ブリーチ毛の方|120〜150℃
こんな方が当てはまります
ブリーチをしている・繰り返しカラーやパーマによってダメージが蓄積している方
推奨温度:120〜150℃(低温推奨)
注意が必要な度合い
ブリーチ毛やダメージ毛はもともと熱に弱い状態。180℃以上の高温を使うと、髪がゴワついたり、最悪の場合切れてしまう(断毛・ビビリ毛)ことも。
- 一気に仕上げず、丁寧にゆっくりアイロンをすべらせる
- 同じ箇所に何度も熱を当てず、1回でさっと通す
- アイロン前のアウトバストリートメント・熱保護スプレーはマスト
- 仕上げにオイルやバームで保湿してツヤ感をプラス
ブリーチ毛に高温アイロンは最も危険な組み合わせ。温度を上げるより丁寧な当て方を優先してください。
⑤ カラーをしている髪|150℃以下推奨
こんな方が当てはまります
定期的にヘアカラー・白髪染めをしている方
推奨温度:150℃以下
色落ち・退色リスク
高温アイロンはカラーの色落ちや退色を早める原因にもなります。せっかくサロンで染めた色を長持ちさせたいなら低温設定が大切です。
| カラーの状態 | 推奨温度 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 1〜2回程度のカラー(ダメージ少なめ) | 140〜150℃ | 色落ちを防ぐため低めに |
| 繰り返しカラー(ダメージあり) | 120〜140℃ | ダメージ優先で低温必須 |
| ブリーチ後のカラー(ハイトーン) | 120℃前後 | できる限り低温で慎重に |
カラーの色持ちをよくしたいなら、ヒートプロテクト成分配合のアウトバストリートメントが特におすすめ。熱から色素を守りながらしっとりまとまる仕上がりになります。
⑥ パーマをしている髪|150℃以下推奨
こんな方が当てはまります
コールドパーマ・デジタルパーマをかけている方
推奨温度:150℃以下
パーマが取れるリスク
パーマ毛に高温アイロンはパーマが取れる原因になります。特に根元・中間への高温使用は要注意です。
| パーマの種類 | アイロンの必要性 | 使うなら |
|---|---|---|
| コールドパーマ | 水分でカールが出るので基本不要 | 前髪など部分的に低温(140℃以下) |
| デジタルパーマ | 乾かすとカールが出るので不要なことも | 使うなら150℃以下で毛先のみ |
実は温度よりも”正しい使い方”が大事!
「高温のほうが早く仕上がる!」という気持ちはわかりますが、美容師として声を大にして伝えたいのが「使い方の丁寧さ」のほうがずっと重要だということ。
1
熱保護スプレー・アウトバスをつける
ヒートプロテクト成分配合のものがおすすめ。髪表面をコーティングして熱ダメージを最小限に抑えます。
ヒートプロテクト成分配合のものがおすすめ。髪表面をコーティングして熱ダメージを最小限に抑えます。
2
毛束を薄く取る
一度に多くの毛束を挟むと熱が均一に伝わらず、温度を上げたくなる悪循環に。薄め取りが美髪への近道です。
一度に多くの毛束を挟むと熱が均一に伝わらず、温度を上げたくなる悪循環に。薄め取りが美髪への近道です。
3
すべらせるように動かす
同じ場所に長時間熱を当てるのはNG。ゆっくりすべらせると低温でもしっかり仕上がります。
同じ場所に長時間熱を当てるのはNG。ゆっくりすべらせると低温でもしっかり仕上がります。
4
仕上げにオイルで保湿する
熱で乾燥した髪に潤いを補給。ツヤ感が生まれてスタイルの持ちもアップします。
熱で乾燥した髪に潤いを補給。ツヤ感が生まれてスタイルの持ちもアップします。
よくある質問
毎日アイロンを使うと髪は傷む?
温度設定と熱保護ケアを守れば、毎日使用でもダメージは最小限に抑えられます。熱保護スプレーの使用と適切な温度設定が大切です。
アイロン前とアイロン後、どちらにオイルをつけるべき?
アイロン前は熱保護スプレーやアウトバストリートメント、アイロン後はヘアオイルがおすすめ。できれば両方使うのがベストです。
くせ毛だけど細い髪。何度がいい?
細毛かつくせ毛の場合は「細毛」を優先して120〜140℃からスタートしましょう。毛束を薄く取り丁寧に当てれば低温でもクセをしっかり伸ばせます。
カラーもパーマもしている場合は?
両方している場合は低い方の推奨温度(120〜140℃)を優先してください。熱保護アイテムも必ずセットで使いましょう。
まとめ|自分の髪に合う温度を見つけよう
- 細毛・猫っ毛 → 120〜140℃(低温でゆっくりが基本)
- 普通毛 → 150〜170℃(160℃前後がベスト)
- 太い・硬い・くせ毛 → 180〜200℃(熱保護スプレー必須)
- ダメージ毛・ブリーチ毛 → 120〜150℃(低温一択)
- カラー毛・パーマ毛 → 150℃以下(色落ち・パーマ崩れを防ぐ)
- まず低めからスタートして少しずつ調整する
- 熱保護アイテムは温度に関わらず必ずセットで使う
大切なのは「自分の髪に合った温度を見つけること」。
正しい温度と使い方で、ダメージレスな美髪を目指しましょう ✦



コメント