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「毎日シャンプーしているのに、髪がゴワつく」「夕方には頭皮がベタつく」。その原因は、シャンプーのやり方にあるかもしれません。
どんなにいいシャンプーを使っても、手順が間違っていると、毎日少しずつ髪と頭皮に負担がかかります。この記事では、美容師がサロンでお伝えしている正しい洗い方の6ステップを紹介します。

結論|大事なのは「予洗い」「泡で洗う」「しっかりすすぐ」
- シャンプー前にブラッシングとお湯での予洗いをすると、泡立ちも洗い上がりも変わる
- シャンプーは手のひらで泡立ててから。原液を直接頭皮につけない
- 指の腹で頭皮をもみ洗い。爪を立てたり、髪同士をこすったりしない
- すすぎは洗う時間の倍を目安に。すすぎ残しはかゆみやベタつきの原因に
正しい洗い方の6ステップ
- ブラッシング:乾いた髪のもつれを、毛先→中間→根元の順にほぐす
- 予洗い:38〜40℃のお湯で1〜2分、頭皮まで流す
- 泡立て:シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから髪へ
- 頭皮のもみ洗い:指の腹で、下から頭のてっぺんに寄せるように
- 毛先は泡を通すだけ:こすらず、指を通すようにやさしく
- すすぎ:ぬるつきがなくなるまで、洗った時間の倍を目安に
| ステップ | ポイント | やりがちなNG |
|---|---|---|
| ① ブラッシング | ほこりや花粉を落とし、洗っている間の絡まりを防ぐ | 根元から力まかせにとかす |
| ② 予洗い | お湯だけで汚れの多くが落ち、泡立ちがよくなる | さっと濡らすだけですぐシャンプー |
| ③ 泡立て | つけムラを防ぎ、頭皮への刺激をやわらげる | 原液を頭皮に直接つける |
| ④ もみ洗い | 指の腹で頭皮を動かすように洗う | 爪を立ててガリガリこする |
| ⑤ 毛先 | 泡を通すだけで汚れは落ちる | 髪同士をこすり合わせる |
| ⑥ すすぎ | 耳の後ろ・えり足・生えぎわを特にていねいに | 泡が消えたらすぐ終わり |
※お湯だけの予洗いで汚れの約7割が落ちる、といわれています(一般的な目安)。
ステップごとのコツ
① シャンプー前のブラッシング

シャンプー中に指が引っかかって髪が切れる原因の多くは、絡まったまま洗い始めること。洗う前にもつれをほぐしておくと、摩擦がぐっと減ります。完璧にとかす必要はなく、30秒ほどで十分です。ロングヘアの方は特にていねいに。
② お湯だけの予洗い
38〜40℃のぬるめのお湯で、頭皮まで1〜2分しっかり流します。皮脂やスタイリング剤はお湯の温度でゆるみやすく、予洗いをていねいにするだけでシャンプーの泡立ちがよくなり、少ない量で洗えます。熱すぎるお湯は、頭皮や髪の乾燥の原因になるので注意。
△ お湯だけで洗えば、シャンプーはいらない
◎ 酸化した皮脂やスタイリング剤は、お湯だけでは落ちきりません。予洗いは、あくまでシャンプーの下準備です。
③ 手のひらで泡立てる
ショートで1プッシュ、ロングで2プッシュほどが目安。手のひらで軽く泡立ててから、頭皮の何か所かに分けてのせると、つけムラを防げます。泡立ちが悪いときは、予洗いが足りないサインかもしれません。泡立たない原因はシャンプーが泡立たない原因と対策で解説しています。
④ 頭皮は指の腹でもみ洗い

ここがいちばん大切なポイントです。爪を立てず、指の腹で頭皮を動かすように洗います。えり足や耳の上から、頭のてっぺんに向かって下から上へ寄せるように指を動かすと、洗い残しが少なくなります。頭皮のケアについては頭皮のケアのポイントもどうぞ。
⑤ 毛先は泡を通すだけ
髪の汚れは、頭皮を洗った泡を通すだけで十分落ちます。髪同士をこすり合わせると、キューティクルが傷んでパサつきの原因に。指を通すように、やさしく泡をなじませましょう。
⑥ すすぎは洗う時間の倍
シャンプーが残ると、かゆみ・フケ・ベタつき・においの原因になります。耳の後ろ、えり足、生えぎわは残りやすいので、特にていねいに。ぬるつきがなくなるまで流しましょう。
やってはいけない洗い方
| NGな洗い方 | なぜダメ? |
|---|---|
| 爪を立ててこする | 頭皮に傷がつき、かゆみや炎症の原因に |
| 原液を頭皮に直接つける | 一部だけ濃くなり、すすぎ残しや刺激の原因に |
| 髪同士をこすり合わせる | キューティクルが傷み、パサつきや切れ毛に |
| 熱いお湯で洗う | 必要なうるおいまで落ちて、乾燥しやすい |
| すすぎが短い | シャンプーが残って、頭皮トラブルの原因に |
| 濡れたまま放置する | 雑菌が増えやすく、髪も傷みやすい |
| 予洗い | いちばん簡単で効果が大きい | |
|---|---|---|
| すすぎ | 頭皮トラブルの予防に | |
| 泡立て | つけムラと刺激を防ぐ | |
| ブラッシング | 切れ毛・絡まりを防ぐ |
※美容師の目安(5段階)です。
洗ったあとのケア

シャンプーのあとはトリートメントで毛先を整え、タオルでこすらず押さえるように水気をとって、すぐにドライヤーで乾かしましょう。トリートメントの選び方はリンス・コンディショナー・トリートメントの違い、タオルは髪のためのタオルで紹介しています。
よくある質問
- Q. シャンプーは2回したほうがいい?
- A. 汚れやスタイリング剤が多い日は2回洗うと泡立ちがよくなります。毎日の基本は、予洗いをしっかりしたうえで1回でも大丈夫です。シャンプーは2回が正解?でくわしく解説しています。
- Q. シャンプーは毎日したほうがいい?
- A. 汗や皮脂、ほこりがたまるので、基本は毎日がおすすめです。シャンプーって毎日必要?もどうぞ。
- Q. 朝と夜、どちらに洗うのがいい?
- A. 1日の汚れを落としてから眠れる夜がおすすめです。朝シャンをする場合も、しっかり乾かしてから出かけましょう。
- Q. 自分に合うシャンプーの選び方は?
- A. 洗浄成分で選ぶのがポイントです。シャンプーの成分の見方で解説しています。
まとめ|洗い方を変えるだけで、髪と頭皮は変わる
- シャンプー前のブラッシングと予洗いで、泡立ちも洗い上がりも変わる
- シャンプーは手のひらで泡立て、指の腹で頭皮をもみ洗い
- 毛先は泡を通すだけ。髪同士をこすらない
- すすぎは洗う時間の倍。耳の後ろ・えり足を特にていねいに
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンで毎日お客様のシャンプーをしてきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。


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