

ポイントさえ抑えれば、簡単にプロのブローのようや仕上がりが家でも出来ます。ハンドブローだけでも十分にツヤ、まとまりが良くなるので是非実践してみてください!
濡れたままの髪は大敵

自然乾燥って、なんとなく髪に優しそうなイメージがありますよね。でも実は、髪と頭皮にとってはあまり良くないことも多いんです。
まず、濡れたままの髪を放っておくと、どうしても“うねり”や“広がり”が出やすくなります。髪が乾くまでに時間がかかるため、キューティクルが開いたままの状態が続き、寝ぐせもつきやすくなってしまうんです。
さらに、頭皮にも影響があります。湿った状態が長く続くと、頭皮の雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイやかゆみの原因になることも。これは、洗濯物を部屋干ししたときにイヤな匂いが残ってしまうのと同じ原理なんです。
また、濡れた髪はとてもデリケート。タオルや枕との摩擦だけでもダメージを受けやすく、枝毛や切れ毛の原因になることもあります。水分が飛びやすい状態のため、自然乾燥では内部のうるおいまで一緒に逃げてしまうんです。
そして意外と見落としがちなのが、紫外線の影響。濡れた髪は乾いた髪よりも紫外線を吸収しやすく、日中に自然乾燥しているとダメージが進みやすいのです。
つまり、ドライヤーでしっかり乾かすことは、髪と頭皮を守るためにとても大切な習慣。正しく乾かすことでツヤも出て、スタイリングの持ちもぐんと良くなります。
「ドライヤー=ダメージ」ではなく、「ドライヤー=美髪ケア」と考えてみてくださいね。

以下にドライヤーの良い使い方を案内していくね。
まずはクセがつきやすい前髪からドライ
ドライヤーで髪を乾かすとき、なんとなく全体からバーッと乾かしていませんか?
もちろんそれでも悪くはないのですが、実は**「前髪から乾かす」**のがおすすめなんです。
前髪って、ちょっとしたクセや分け目の向きで印象が大きく変わりますよね。しかも、乾くスピードが早い部分なので、あとから直そうと思ってもなかなか思い通りにならないことが多いんです。
だからこそ、髪を乾かすときはまず前髪から。理想の形を決めて、根元を立ち上げたり、流したい方向に向けて軽くドライヤーをあてていきましょう。これだけで、朝のスタイリングがぐっと楽になりますよ。
まずは前髪を整えたら。毛先よりも根元を意識して風を当てると、ふんわり感が出て自然な仕上がりになります。
まずは前髪の順番を意識するだけで、仕上がりのまとまりも印象も変わります。
忙しい朝でも扱いやすく、理想のヘアスタイルをキープしやすくなりますよ。
根本から乾かす
髪を乾かすとき、つい毛先ばかりに風をあててしまっていませんか?
実は、**美しいシルエットをつくるポイントは「根元の乾かし方」**にあるんです。
まず意識してほしいのが、根元を立ち上げるように乾かすこと。
髪の根元がペタッとしてしまうと、全体の印象が重たく見えたり、ボリュームが出にくくなってしまいます。特にトップの部分は、根元をふんわり立ち上げることで顔まわりが明るく見え、スタイル全体がぐっと軽やかに。
コツは、毛の流れとは反対方向からドライヤーの風を当てること。
たとえば、右に流したい場合は、最初に左側から風を当てて根元を起こします。反対側に風を送ることで、自然な立ち上がりと空気感が生まれやすくなるんです。
ある程度乾いたら、流したい方向に軽く整えるだけでOK。ふんわり感を保ちながらまとまりのあるスタイルに仕上がります。
根元を意識して乾かすだけで、朝のスタイリングが驚くほどラクになりますよ。
髪の根元が半分ほど乾いたら、内側を乾かす
実は、ツヤやまとまりを出すためには、内側までしっかり風を通して乾かすことがとても大切なんです。
まず、髪の根元が半分くらい乾いてきたら、次は髪の内側を乾かすステップへ。
手ぐしで髪をかきあげるようにして、指を頭皮の近くまで入れながらドライヤーの風を中に通していきましょう。根元がしっかり乾くことで、髪全体のボリュームが出やすくなり、湿気でぺたんとするのも防げます。
このときのポイントは、ドライヤーを少し動かしながら風をあてること。
一か所に風を集中させすぎると熱がこもってしまうので、手で髪をふんわり持ち上げながら、空気を含ませるように乾かすのがコツです。
根元から内側までしっかり乾いていると、仕上がりが軽やかでツヤもアップ。
スタイリングもぐっとしやすくなりますよ。
「表面だけでなく中まで乾かす」——このひと手間で、髪の印象が見違えるように変わります。
ドライヤーの風をを頭の上からかける

ここでは、手ぐしをしながら毛の流れにそって風をあてることを意識してみましょう。
ドライヤーの風を上から下へ向けてあてることで、髪表面のキューティクルと同じ方向に風が流れます。キューティクルが整うと、光をきれいに反射してツヤが生まれ、指通りもなめらかに。パサつきや広がりを防いで、しっとりまとまりのある仕上がりになります。
このとき、手ぐしを使うのがポイント。ブラシを使わなくても、指先で髪を軽くとかすように動かすだけでOKです。毛流れを整えながら乾かすことで、自然なツヤと柔らかさが出てきます。
全体がしっかり乾いたら、毛先を軽く手のひらで包み込むようにして風をあてると、よりまとまりがアップします。
最後に冷風を頭の上からあてる
髪をしっかり乾かし終えたら、最後に忘れずにやってほしいのが**「冷風仕上げ」**です。
実はこのひと手間が、ツヤのある髪をつくる大切なポイントなんです。
ドライヤーの風を冷風モードに切り替えて、頭の上から毛の流れにそってあてていきましょう。
このとき、風量は少し控えめでOK。髪の表面をなでるように優しく風を通していくと、開いていたキューティクルがキュッと引き締まり、ツヤ感がぐんとアップします。
また、冷風をあてることで髪の内部の水分が必要以上に蒸発するのを防ぎ、パサつきを抑えてくれます。仕上げにひと吹きするだけで、しっとりとした手触りと自然なまとまりが続きますよ。
ドライヤーの最後の30秒、ぜひ「冷風タイム」を取り入れてみてください。
それだけで、髪が見違えるほどツヤやかに仕上がります。キを抑え、ツヤが出ますよ。
※ポイント
・ドライヤーの風は、基本は根本からキューティクルに沿ってかける
・ドライヤーは髪から離し、細かく振りながら使用する。
ドライヤーの首が動くドライヤーなどありますが、自分で動かした方が良いと思います!
コメント