前髪の悩みの中で多い【前髪のうねり】ついて案内してくよ。原因と対策もあるので最後まで是非ご覧になってみてください。
結論で言うと
- しっかりとドライヤーで乾かす。
- アイロンで仕上げる。
- 健康でしっかりとした髪の毛を生やす為、頭皮のケアをする。
- スタイリング剤で仕上げる。
の4点です。
下に原因と対策について詳しく案内してきます。前髪が決まるとヘアスタイルの印象が大分かわるのでとても大事なところですね。
前髪がうねる原因7つと対策
前髪がだけがうねってしまう原因を調べてみましょう。この
①前髪だけ生え癖がある
②ドライヤーを使っていない。
③スタイリング剤を使っていない。
④毛穴が詰まっている
⑤薄毛など毛が細くなることが進んでいる。
⑥ホルモンの乱れ
⑦ダメージが蓄積している。
・前髪だけ生え癖がある
前髪だけに独特が癖がついていると言うケースがあります。髪の毛にはどんな形にもつむじがあるように、前髪のおでこのところにつむじがある方もいます。前髪は髪全体と比べて短いため、成長や髪の周期が異なることがあります。これにより、前髪だけが特定のくせを持つことがあります。また前髪の髪質が他の部分と異なることがあります。例えば、前髪が細かったり、くせ毛だったりする場合、くせが前髪だけに目立って現れることがあります。
髪の毛には生え方の流れがあります。後頭部あたりの髪の毛は、ほとんどの髪の毛が後に流れていると言うのは皆さん共通しております。ただ前髪と言うのは基本的に前に流れがある方が多いですが、横に髪の毛が流れていると言う方もおります。
・ドライヤーを使っていない
髪の主成分であるケラチンは、タンパク質でできており、アミノ酸が連なった鎖状の構造を持っています。このケラチン鎖は水分を吸収しやすく、湿度が高い環境では髪が水分を取り込んで膨張し、くせが強調されやすくなります。
ドライヤーを使うと、髪の毛がまっすぐとなるのは想像できるかと思います。それは水素結合と言うものを使って髪の毛をまっすぐにしております。寝癖などを水を付けて直すとの同じです。
ドライヤーを使うと、髪を乾かす過程で髪の水分を蒸発させることができます。髪の水分が蒸発することで、ケラチン鎖が一時的に収縮し、髪の形状が整いやすくなります。これによって、髪のくせやウェーブが一時的にコントロールされることがあります。
もっとわかりやすく言うと洗濯したシャツをアイロンを当ててシワを伸ばし真っ直ぐにしているのと同じです。
そのためドライヤーを使うとシャツのシワが伸びるように髪の毛も真っ直ぐになります。
一方で、ドライヤーを使わない場合、髪は自然乾燥することになります。この状態で湿度の高い環境にさらされると、髪は水分を吸収しやすくなり、ケラチン鎖が膨張して髪の形状が乱れやすくなります。そのため、くせやウェーブが強調されて現れることがあります。
・スタイリング剤を使っていない。手助け程度だが・・・
前髪にクセが出なないようにバリバリに固めるというのも一つの手ですか、バリバリのスタイルは人や場面が限られるかと思います。
スタイリング剤は、ヘアスプレーやジェル、クリーム、ワックスなど、さまざまな種類があります。これらの製品は、髪に付けることで髪を整え、スタイルを保持したり、うねりやくせを一時的にコントロールするのに役立ちます。特にうねりやくせ毛が気になる場合、スタイリング剤は見た目を整えるのに助けになることがあります。
しかし、クセを完全に直すことはスタイリング剤だけでは難しいです。なぜなら、クセは髪の内部のタンパク質構造や髪の成長パターンに関わるものであり、一時的に表面を整えるだけではその原因を根本的に変えることはできないからです。
スタイリング剤は、髪の表面をコーティングすることで、一時的に髪を滑らかにしたり、ウェーブやくせを抑えたりする効果があります。しかし、髪の内部のクセやウェーブは、髪のケラチン構造や成長パターンによって決まるものであり、それを完全に変えるのは難しいです。
スタイリング剤の活用:スタイリング剤は、日常的に髪を整えたい場合や特別な場面で効果的に活用できます。適切なスタイリング剤を選び、適量を髪になじませることで、見た目を整えることができます。しかし、クセを根本的に変えるためには、より長期的なアプローチが必要です。これには、適切なヘアケア、スタイリング方法、プロの美容師のアドバイスなどが含まれることがあります。
総括すると、スタイリング剤は一時的に髪のクセやテクスチャをコントロールする効果がありますが、完全にクセを直すことは難しいです。クセに悩む場合は、専門家のアドバイスを受けることで、最適なアプローチを見つけることが大切です。
強いて言えばスタイリング剤でもサラッとナチュラルな使用感で、水分量を調整出来るものがあります。そのようなスタイリング剤を使うとうねり対策には良いでしょう。
・毛穴が詰まっている
まず毛穴がつまる原因について
1. 皮脂の過剰分泌: 皮脂は皮膚の自然な保護機構の一部であり、適切な量が必要です。しかし、皮脂の分泌が過剰な場合、皮脂が毛穴内に詰まる原因となります。これにより、毛穴が拡張し、角質や細菌が入り込みやすくなります。
2. 角質の過剰: 皮膚表面の角質細胞は定期的に剥がれ落ちるべきですが、過剰な角質が蓄積することで毛穴が詰まることがあります。これにより、肌表面がざらついたり、毛穴が拡張したりします。
3. コメドの形成: コメドは毛穴内に皮脂と角質が詰まってできる白色または黒色の塊です。黒く見えるのは、コメド内部の酸化した皮脂が酸化して変色したためです。コメドが毛穴内で形成されると、毛穴が詰まり、炎症を引き起こす可能性があります。
4. スタイリング汚れの堆積: 日常的なスタイリング剤の使用や外部からの汚れが毛穴に付着することで、毛穴が詰まる可能性があります。これにより、毛穴の開きや炎症が引き起こされることがあります。
5. 環境要因: 環境要因も毛穴の詰まりに影響を及ぼすことがあります。例えば、湿度の高い環境では皮脂がより多く分泌されやすく、毛穴が詰まりやすくなります。
6. 毛穴の拡張: 毛穴の拡張は、皮脂や角質の詰まりが進行すると起こることがあります。これにより、毛穴がより広がり、詰まりや炎症のリスクが高まります。
7. 摩擦や圧迫: 化粧品の誤った使用や頻繁な摩擦、圧迫が毛穴を刺激し、詰まりを引き起こすことがあります。例えば、頻繁に顔を触ることや、きつく引っ張るヘアスタイルも毛穴に影響を及ぼす可能性があります。
8. 遺伝的要因: 毛穴の詰まりや肌トラブルは遺伝的な要因にも影響されることがあります。皮脂分泌量や皮膚の代謝速度は遺伝によって異なるため、個人差が生じます。
毛穴が詰まる原因は複数の要因が組み合わさっています。皮脂の過剰分泌、角質の過剰、コメドの形成、化粧品や汚れの堆積、環境要因、毛穴の拡張、摩擦や圧迫、遺伝的要因などが毛穴の詰まりに関与する可能性があります。適切なスキンケア、定期的なクレンジング、適切な化粧品の使用、健康な生活習慣の維持などが毛穴の詰まりを予防するために重要です。
本来詰まっていないとまあるくすっぽりと穴が空いております。毛穴が詰まっているとクセがある髪の毛が生えてきてしまいます。
頭皮の健康が影響を及ぼすことで、髪の成長や健康にも変化が現れることがあります。毛穴の詰まりにより頭皮環境が乱れ、髪の毛の成長サイクルや髪の質が変わることがあるため、髪がうねりやすくなることがあります。また詰まった毛穴は頭皮環境を乾燥させる一方、過剰な皮脂の溜まり場となり、フケや頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。
断面が丸い髪の毛が生えてくるのが本来ですが、毛穴が詰まっていることで、が楕円形の髪の毛が生えてきてしまいます。楕円形の髪の毛のせいで、曲がりやすい(クセがある)髪の毛となっていまいます。
総括すると、毛穴の詰まりが髪のうねりに影響を与える理由は、頭皮の健康が髪の健康と密接に関連しているためです。適切な頭皮ケアや清潔さの維持、適度な皮脂コントロールなどを行うことで、毛穴の詰まりを防ぎ、髪のうねりを軽減することができるでしょう。
対策としては、美容室でもヘッドスパ、自宅での頭皮用のシャンプーやトリートメントを用いてマッサージをしましょう。
毛穴がすっぽりと穴の空いた状態を保つことが大切です。
・薄毛など毛が細くなることが進んでいる
年齢とともに、髪の毛が細くなったりすると、ダメージが起きやすい髪の毛になってきます。しっかりと太い髪の毛と言うのはダメージに強いですが、細い髪の毛はダメージにへの耐久性も弱くなってしまいます。髪は成長、休止、脱毛のサイクルを繰り返しています。成長期が短い場合や休止期が長い場合、髪が細くなることがあります。また髪の毛の栄養不足も大敵です。髪の成長には栄養が重要です。特にタンパク質、ビタミン、ミネラルが髪の健康に影響を与えます。栄養不足や偏った食事は髪が細くなる原因となることがあります。
細い髪の毛はダメージしやすいので、その髪の毛がダメージすると、ダメージ部分とダメージが無い部分の水分量が変わってきます。水分量が違うことで真っ直ぐな部分と曲がってしまう部分が出てきてしまいうねりが出てきます。
髪の毛自体の質がくせ毛やうねりに影響を与えます。細い髪や複雑な髪の断面形状は、うねりが起こりやすい傾向があります。
ヘアケア系のシャンプーと一緒に頭皮ケアのシャンプーやトリートメント、育毛剤も併用して使いましょう!
・ホルモンの乱れ
薄毛の原因には男性ホルモンの影響があります。ホルモンの影響で、髪の毛が細くなったり、髪の毛が抜けたり、頭皮の油分が多くなったりします。そのホルモンの影響を大きく受ける場所があります。
それがつむじ周辺の頭皮と、前髪となる生え際周辺の頭皮です。
1. エストロゲンとプロゲステロン: 女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは、髪の成長と健康に影響を与えます。これらのホルモンのバランスが崩れると、髪の成長サイクルが乱れ、髪の毛が細くなったりうねりやすくなったりする可能性があります。
2. 産後脱毛: 妊娠中に増加したエストロゲンのレベルが出産後急激に減少することにより、髪の毛の成長サイクルが影響を受けることがあります。このため、産後に髪が細くなることやうねりが気になることがあります。
3. 更年期: 更年期には女性ホルモンの変化が起こり、エストロゲンの低下が髪の健康に影響を及ぼすことがあります。これにより、髪の毛が細くなり、うねりやすくなることがあります。
4. ストレス: ストレスはホルモンの分泌に影響を与えることがあり、ホルモンのバランスを乱す可能性があります。ホルモンの乱れによって髪の健康が悪化し、うねりが強調されることがあります。
5. 男性ホルモン: 女性ホルモンのバランスが崩れると、男性ホルモンであるアンドロゲンが相対的に増加することがあります。これによって髪の毛が細くなることや、うねりが生じることがあります。
ホルモンのバランスの乱れによる髪のうねりには個人差があります。
頭皮をきれいにする、ドライヤーを使うなどということも大事ですが根本の原因の男性ホルモンをあまり出なくくすると言うことも大事です。
まとめ
- 前髪のうねりは様々な要因が関わっております。
- アイロンで乾かして水素結合をさせる。
- 頭皮のクレンジングをして毛穴をすっぽりと穴の空いた状態にする。
- 頭皮のホルモンバランスを良くして脂を出させすぎない。
- 髪の毛のダメージを蓄積させない。
- スタイリングを使用し、余計な水分が入らないようにする。
などです。
まずは自分の出来ることから始めてみましょう!
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
家族で美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
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