サロンカラーとホームカラーの大きな違いについて

髪質改善とヘアの疑問

髪の毛のカラーはホームカラーでもサロンカラーでも色が入ると言うことには違いがないよね。しかしサロンからにも大きなメリットがあるのでそれをわかりやすく解説していくよ。

2剤の使い分けができるのがサロンカラー

まずヘアカラーと言うのは1剤と言うものと2剤と言うものを混ぜて使います。
1剤には酸化染料、アルカリ剤界面活性剤などが入っており発色、浸透、ブリーチと言う3つの効果があります

一方に2剤は過酸化水素であり発色とブリーチの効果があります。

ヘアカラーをする人の多くは月に1回から2ヶ月に一回など継続してカラーをしている人が多いと思います。

髪の毛の人染めた部分汽船分の状態が多いと思います。その人とヘアカラーをした上からカラーをするとダメージや残った色によって色むらや髪の毛のダメージがより出てきてしまいます。

そこで髪の毛の状態によって2剤の使い分けができるのがサロンカラーです。

ホームからの過酸化水素濃度は6%のみとなり既染めている髪の毛に対してはダメージが進んでしまいます。

それに対して美容室でのサロンカラーの2剤は1から6%ものがありそれを使い分けております。

サロンカラーはお客様の髪質髪の状態ダメージの状態、今のヘアカラーの色にあわせて2剤の使い分けをしたりしています。

また、1剤の方もいくつかの薬剤を混ぜて、お客さまにあったレシピを作ります。

配合されているアルカリの違い

美容室のヘアカラーは、髪の毛や肌へのダメージを抑えるために揮発性のあるアルカリ剤をメインに使っております。美容室でのヘアカラーでのツンとした匂いというのがそれです。


このアルカリはアンモニア水が配合しており、このような匂いがしますが髪の毛に残りにくい、つまり揮発しやすいと言うメリットがあります。


最近の市販のホームカラーではこのつんとした匂いがしないと言うものが多くあります。


臭いは少なくて良いのですが、アルカリが揮発しにくいと言うデメリットがあります。


髪の毛や肌にどうしても残留やすくダメージが少しずつ進んでいってしまいます。


カラー剤をずーっと1日中塗布したままにいると髪の毛がダメージしてしまうと言うのはイメージしやすいと思いますがそれと同じような感じです。

カラーリングの,テクニックがある


美容師さんは簡単にカラー剤を髪の毛に塗布しているように見えますがいろいろテクニックを駆使して塗布しております。
サロンカラーはヘアカラーブリーチ剤などを用意してアンダートーンの調整をしながら希望の色を作っています。
アンダートーンの調整とは、日本人の黒い髪の毛の黒い色素をどれだけ抜いてどれだけの色素を入れるかと言うことです。


紙に絵を描くときに、黒い紙に絵を書くのと、白い紙に絵を描くのでは同じ赤、黄色を使っても違う色に見えてしまうのは想像がつくと思います。

いちど真っ白にしてしまうとイメージした色を作るのが簡単なのですが、髪のダメージがかなり進んでしまいます。


そのためなるべく真っ白にせずに髪の毛のダメージを,抑えながら色を作っていきます。

その他ハイライトやロウライトウィービング等のテクニックや、その人の肌の色目の色等に合わせたパーソナルカラー等の見合わせ技術提案を行ってくれたりします。

まとめ


本当に髪の毛のことを考えるとサロンからでヘアカラーをすべき!
しかしホームカラーの手軽さ価格の安さなどもあるのでうまく使い分けるのが良いでしょう。
ホームカラーをする場合はどうしても髪の毛のダメージが済んでしまうのでその分しっかりとしたホームケアが必要になってきます!

参考文献

ヘアケアマイスターブック

美容師さんや髪の疑問に対してとても為になるので、受験してみることをオススメしております!

日本ヘアケアマイスター協会

プロフィール

美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!

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