そもそもカラーのあとはなぜパサついてしまうのかについて案内していくよ。
結論で言うと
キューティクルが開いたままだから。
キューティクルが完全に閉じ切るまでに約2週間かかる!
特にしっかり閉じ切るまでのケアが大事!
アルカリカラーはキューティクルを開いている
ヘアカラーにはマニキュアなどの酸性カラーとアルカリカラーの2種類があります。
アルカリカラーの場合は髪の毛の中に色素を入れていくためキューティクルをしっかり開いております。アルカリでキューティクルを開いて色素を入れて後の処理剤でキューティクルを閉じると言うことをします。
カラーの後処理剤でキューティクルを閉じるのですが完全に閉じることができません。
自然にキューティクルが閉じてくるのを待つ必要があるため約2週間必要になります。
そのキューティクルが開いている間に髪の毛の中のタンパク質やメラニン色素が抜けてしまうので、そこで髪のダメージや色の抜けというのが特に起こってきます。
また髪の毛のカラーを明るくする場合は特に、メラニン色素を壊すことで色味を明るくするので髪の毛の中の空洞化が起こりパサつきやすくなります。
明るいカラーになればなるほどアルカリの量が多いので、イオン結合が切断されるなど髪の毛の負担が大きくなります。
ブリーチの場合などは、ダメージの中で最上級に髪の毛の負担が大きくなります。
今のおしゃれと言うことでヘアカラーはなかなか諦めると言う事はできないかと思います。
そこでダメージ対策というのが必要になってきます。
対策は先ず何から
カラーのダメージの対策には主に以下になります。
- アミノ酸系の疾患解除したシャンプートリートメントを毎日使う
- 出来れば流さないトリートメントも毎日使う
- 弱アルカリ系のカラーを使う
- ホームカラーをあまり行わない
- 紫外線対策を行う
- 海、プールに行った時は集中ケアトリートメントを行う
- 必要以上に髪の毛を明るくしない
- 弱酸性カラーも使う
どれか一つなら、毎日のホームケアを自分に合ったアミノ酸のシャンプー、トリートメントでしっかりと行うことです。
まとめ
なぜカラーでは髪がパサつくのかを知ってその対策をしっかりすればハイトーンのカラーもキレイに楽しめます!
しっかりとしたホームケアをセットで行ってほしいと思います!
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
参考文献
ヘアケアマイスターブック
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