パーマブロー等上に癖をつけるには4つの結合が必要です。
それについて案内していくよ。
髪の毛の4つの結合について
水素結合
髪の毛が濡れたときに結びつきが切れます。
そしてドライするとまたつながります。
カットの時に上を濡らすのは水素結合が切れて上が柔らかくなるためカットがしやすくなるので流しております。
ブローの際にもこの水素結合を使っております。水で濡らして水素結合を一度きり、ブラシで飛ばしながらドライヤーで乾かすことによって、水素結合の力でクセをつけます。
イオン結合
マイナスイオンと+イオンの結合です。
健康な髪はPHが弱酸性の4.5から5.5の間です。
パーマやカラーなのでこのピーエイチのバランスが崩れるとイオン結合が切れます。
つまりPHが弱酸性から離れたところになると癖ができたりきれいなストレートになりにくかったりします。
SS結合
シスチン結合といいます。
システインと言う分子が結合したものです。
パーマの際にこのSS結合切ってまたつっけるということを利用します。
SS結合をパーマ液の1液で切ります。
美容師さんがパーマをかけるときに髪の毛を触ってチェックしているのはどのぐらい軟化(柔らかくなって、SS結結合が切れているか)をチェックしています!
パーマの時に使うロットで切れたSS結合を曲げてまた、薬の力でくっ付けることでパーマがかかかります。
しかしパーマでは全体の20%位のシスチン結合しか切断されません。
ペプチド結合
とっても大事な結合です。
髪の毛の命なようなものだと言われます。
髪が切れる、枝毛になっている上はペプチド結合が切れていると言うことです。
タンパク質同士が断裂してしまったと考えて良いです。
まとめ
パーマを含む髪の毛の癖には、この結合を切ったり付けたりして行っています。
この結合をどのぐらい切って、どのくらい上手に付けるかというのが美容師さんの腕になります。
ドライヤーで行うブローも、何分ぐらい、何度で、ブローするというのが図れない為、美容師さんの長年の感覚になります。
そのためブローというのは、経験がかなりものいうので、年配のベテラン美容師さんはブローがうまい!という方が多いですね!
美容師さんって、何事もなくパーマやブローをしているけど、どのぐらい結合をきってどのぐらい付けるかという高度なことを感覚でしているんだね。
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
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参考文献
ヘアケアマイスターブック
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