大仏のパンチパーマみたいな髪型は何?「螺髪(らほつ)」の意味と、牛久大仏の大きな螺髪を美容師が解説

髪質改善とヘアの疑問

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大仏さまの、くるくると丸い髪型。「パンチパーマ?」と思ったことはありませんか? 実はこれ、パンチパーマではなく螺髪(らほつ)という、仏さま特有の髪型なんです。

美容師として気になって、日本最大級の大仏・牛久大仏まで見に行ってきました。

牛久大仏
牛久大仏(茨城県牛久市)
螺髪らほつ。パンチパーマではない
右巻きすべて右回り
480個牛久大仏の螺髪の数
約1m1つの直径

結論|パンチパーマではなく「螺髪(らほつ)」。すべて右巻き

美容師のまとめ
  • 大仏さまの髪型は螺髪(らほつ)。巻き貝のように右回りに巻いた髪
  • 悟りを開いた仏さまの特徴「三十二相」のひとつとされる
  • 螺髪はすべて右巻きになっている
  • 牛久大仏の螺髪は、1つ直径約1m・重さ約200kgで、なんと480個
  • 美容室で再現するなら……かなり高度な技術と時間が必要です

螺髪(らほつ)とは

大仏の螺髪
くるくると巻いた螺髪

螺髪は、髪の毛が巻き貝(螺)のように右回りにくるくると巻いて、粒のように並んだ髪型です。仏さまの姿をあらわす特徴のひとつで、パーマをかけたわけではありません。

インドでは古くから右はきよらか、左は不浄と考えられてきたため、仏さまの髪も右巻きにあらわされるといわれています。これだけ均等に、すべて同じ向きに巻くのは、美容師から見ても至難の技です。

仏さまの特徴「三十二相」

大仏の顔と螺髪
螺髪と白毫(びゃくごう)

悟りを開いたお釈迦さまには、ふつうの人とはちがう32の特徴(三十二相)があるとされ、螺髪もそのひとつです。ほかにも、額の真ん中にある白い巻き毛「白毫(びゃくごう)」や、全身が金色に輝いている、などの特徴が伝えられています。

牛久大仏の螺髪を見に行ってみた

牛久大仏を見上げたところ
近くで見上げると、大きすぎてびっくり
牛久大仏の全身
ブロンズ製の立像として世界最大級

茨城県の牛久大仏は、ブロンズ製の立像として世界最大級の大仏です。近くまで行くと、大きすぎて本当にびっくりしました。案内によると、螺髪は1つが直径約1m、重さ約200kg。それが480個もついているそうです。頭がとても重そうですよね。

牛久大仏の大香炉
おまけ:大きな香炉

美容室で螺髪にできる?

「この髪型にしてください」というご要望は、さすがにないと思いますが……もし再現するなら、細かい毛束をすべて右巻きに均等に巻いていく、とても手間のかかる作業になります。毎日セットし直すか、しばらく髪を洗えないか、の二択になりそうです。

近いスタイルとしては、細かいロッドで巻くパンチパーマやスパイラルパーマがありますが、螺髪のように一粒一粒そろえるのは、まさに職人技です。もしチャレンジしたい方は、事前に美容師さんとしっかり相談してくださいね。

よくある質問

Q. 螺髪はどうして右巻き?
A. インドでは右がきよらかな方向と考えられてきたため、仏さまの特徴も右回りであらわされるといわれています。
Q. おでこの丸いものは何?
A. 白毫(びゃくごう)といい、白く長い毛が右巻きに丸まったものとされています。仏さまの特徴のひとつです。
Q. パンチパーマとは違うの?
A. パンチパーマは、細いアイロンなどで髪に強いカールをつけるメンズのパーマスタイルです。螺髪は仏さまの姿をあらわす特徴で、別ものです。

まとめ|大仏さまの髪型は「螺髪」。すべて右巻きの、究極のスタイル

この記事のポイント
  • 大仏さまの髪型はパンチパーマではなく「螺髪(らほつ)」
  • 仏さまの特徴「三十二相」のひとつで、すべて右巻き
  • 牛久大仏の螺髪は、直径約1m・約200kgが480個
  • 美容室での再現は、かなりの職人技

この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、牛久大仏を実際に見に行った様子と、美容師としての経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。

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