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「トラックオイルを買ってみたけど、なんだかベタつく」「何プッシュが正解?」「オイルが出てこない…」。サロンでよく聞かれるのが、トラックオイルの使い方のお話です。
トラックオイルは、つける量とタイミングで仕上がりの印象が大きく変わるアイテム。美容師としてスタイリングに使っている立場から、量・タイミング・つけ方のコツを、失敗しやすいポイントと一緒に解説します。

- 基本は乾いた髪に使う「スタイリング寄り」のオイル
- 手のひら・指の間まで透明になるくらい伸ばしてからつける
- つける順番は中間〜毛先 → 最後に表面・前髪。根元は避ける
- 量の目安はショート1〜2/ミディアム2〜3/ロング3〜4プッシュ
- 乾かす前のケアとして使うなら、目安の半量くらいから
トラックオイルとは?美容師から見た特徴
| ブランド | track(トラック)/ジョエルロティ |
|---|---|
| 容量・価格 | 90ml 4,620円/30ml 3,190円(税込) |
| 容器 | プッシュタイプ(2025年2月27日〜) |
| 使える場所 | 髪・顔・体・手 |
| 種類 | No.1・No.2・No.3・ローズ・カシス&バジル・マグノリア・ジャスミンの7種 |
※ジョエルロティ公式サイトの表記です(2026年10月時点)。
美容師から見たいちばんの特徴は、「洗い流さないトリートメント」と「スタイリング剤」のちょうど中間にあるところ。一般的なヘアオイルより、まとまりや束感が残りやすいぶん、量やつけ方が仕上がりに出やすいんです。「なんだか合わなかった」という声の多くは、オイルそのものより量とつけ方が合っていないケースがほとんどです。

直営店のポップには「BODY:お風呂上がりやマッサージオイルとして」「HAND:ハンドオイルとして、爪のお手入れにも」「バスオイルとして、お風呂に数滴」とも書かれていました。髪につけた残りは、そのまま手や体の保湿に使えます。
濡れた髪と乾いた髪、どっちに使う?
| ヘアケアとして使う | スタイリングとして使う | |
|---|---|---|
| タイミング | タオルドライ後、ドライヤーの前 | 乾かした後・巻いた後 |
| 髪の状態 | 濡れている(水気はしっかりオフ) | 乾いている |
| 量の目安 | 長さ別の目安の半量くらいから | 長さ別の目安どおり |
| つける場所 | 中間〜毛先のみ | 中間〜毛先+表面・前髪 |
| 仕上がり | 乾かした後にまとまりやすい | ツヤ・束感・ほどよい濡れ感 |
- はじめて使うなら、まずは乾かした後にスタイリングとして
- 髪が細い・ベタつきやすい方は、乾かす前は控えめにして、トラックは仕上げに
- 広がりやすい髪は「乾かす前に少量+仕上げに少量」のW使いもおすすめ
基本の使い方【3ステップ】
STEP1|乾いた手のひらに、少なめの量を出す

手が濡れていると、オイルが水にはじかれてうまく広がりません。量は目安の少ないほうから。足すのはすぐできますが、つけすぎたオイルはシャンプーしないと取れません。
△ プッシュするときの注意
◎ 直営店のテスターには「オイルが勢いよく出ることがあるので、必ず手のひらに向けて試してください」と注意書きがありました。ポンプは手のひらに向けて、最後まで押し切ると、毎回の量がそろいます。
STEP2|手のひら全体と指の間まで、しっかり伸ばす

ここがいちばん大事なステップです。手のひらの真ん中にオイルが残ったまま髪を触ると、最初に触れた部分にだけベタっとついてしまいます。指の間まで伸ばしておくと、手ぐしで内側の髪にも均一に行き渡ります。
STEP3|内側の中間〜毛先から、最後に表面・前髪

- 髪の内側(えり足のあたり)から手ぐしを入れる
- 中間〜毛先を両手で包み、軽く握るようになじませる
- 手に残ったわずかな分で、表面をなでる・前髪を指先でつまむ
△ 根元・頭皮にはつけないで
◎ 根元につけるとボリュームが出にくくなるうえ、頭皮にオイルが残ってベタつきの原因に。根元は最後の「残り」くらいで十分です。
量は何プッシュ?髪の長さ別の目安
長さ別プッシュ数の目安(公式)
※ジョエルロティ公式サイトの使用量の目安です。
| こんな髪・使い方なら | 量の調整 |
|---|---|
| 細い・やわらかい・毛量が少ない | 目安より1プッシュ少なめ |
| 太い・硬い・毛量が多い | 目安より1プッシュ多め |
| 乾かす前のケアとして使う | 目安の半量くらい |
| 湿気の多い日・乾燥する季節 | 仕上げに表面へ少量足す |
全7種の違いと選び方

質感の重さ(美容師の使用感の目安・5段階)
| 種類 | 質感 | こんな髪・仕上がりに |
|---|---|---|
| No.1 | いちばん軽い | 細い・やわらかい、ふんわり自然に |
| ジャスミン | 軽め | 細い髪のストレート、さらっとした素髪感 |
| No.2 | 中間(迷ったらこれ) | ふつう〜やや硬め、軽さもまとまりも |
| マグノリア | 中間 | ふつう〜やや硬め、パサつきが気になる |
| カシス&バジル | やや重め | うねり・広がり、アイロンをよく使う |
| No.3 | 重め | 多い・硬い、ツヤと束感をしっかり |
| ローズ | 重め | 多い・硬い、カラーした髪 |
選ぶ基準は「ダメージ」より「髪の太さ・硬さ」。「傷んでいるから重いNo.3」と選ぶと、細い髪の方はぺたんとしやすいんです。くわしくはトラックオイルどれがいい?全7種の選び方で比べています。
オイルが出てこない?ボトルのタイプ別の出し方
| ボトル | 時期 | 出し方 |
|---|---|---|
| プッシュタイプ | 2025年2月27日〜 | キャップを上に引き上げて外し、手のひらに向けてプッシュ |
| スポイトタイプ | 2023年ごろ〜 | スポイトの頭をつまんで吸い上げ、手のひらに落とす |
| ノズルタイプ | 〜2023年ごろ | 先端のキャップを外し、ボトルを傾けて少しずつ |

「オイルが出てこない」というご相談は、旧タイプでとても多かったんです。今のプッシュタイプは、キャップを上に引き上げるように外してから使います(公式サイトより)。
応用テクニック
| やりたいこと | 使い方 |
|---|---|
| 広がりを抑えたい | 乾かす前に半量、乾かした後に表面へ少量のW使い |
| 濡れ感・束感を出したい | No.3やローズを、乾いた髪に指でつまむようになじませる |
| アイロンの前に | カシス&バジルやジャスミン(ヒートケア成分入り)を少量 |
| 髪と手を同時にケア | 髪につけた残りを手の甲や爪のまわりに |
美容師の評価
| 使いやすさ | プッシュタイプで量の調整がかんたん | |
|---|---|---|
| 仕上がり | 量とつけ方が合えば、ツヤと束感がきれい | |
| 香り | 全7種から好きな香りを選べる | |
| コスパ | 髪・顔・体に使えて長持ち |
よくある質問
- Q. ベタついてしまいます
- A. 量を1プッシュ減らして、手のひらでしっかり伸ばしてから中間〜毛先に。根元にはつけないでください。ヘアオイルのつけすぎ対策もどうぞ。
- Q. 毎日使っても大丈夫?
- A. 大丈夫です。乾燥する季節は少し多めに、夏は少なめにと、季節で量を調整しましょう。
- Q. 顔にも使えますか?
- A. 公式では顔・体にも使えるマルチオイルです。初めて肌に使うときは少量から試してください。
- Q. どこで買える?
- A. トラックオイルはどこで買える?でまとめています。
まとめ|量は少なめから、手のひらでしっかり伸ばして
- 基本は乾いた髪に使うスタイリング寄りのオイル
- 量はショート1〜2・ミディアム2〜3・ロング3〜4プッシュから
- 手のひら全体に伸ばして、内側の中間〜毛先からつける
- プッシュは手のひらに向けて、最後まで押し切る
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでスタイリングに使ってきた経験と、2026年10月にtrack直営店で全種類を試した感想をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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