トラックオイルの使い方|量は何プッシュ?濡れた髪・乾いた髪の違いと全7種の選び方を美容師が解説

アウトバス総評

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「トラックオイルを買ってみたけど、なんだかベタつく」「何プッシュが正解?」「オイルが出てこない…」。サロンでよく聞かれるのが、トラックオイルの使い方のお話です。

トラックオイルは、つける量とタイミングで仕上がりの印象が大きく変わるアイテム。美容師としてスタイリングに使っている立場から、量・タイミング・つけ方のコツを、失敗しやすいポイントと一緒に解説します。

トラックオイル プッシュタイプのボトル
今のトラックオイルはプッシュタイプ(2025年2月27日〜)
先に結論|トラックオイルの使い方
  • 基本は乾いた髪に使う「スタイリング寄り」のオイル
  • 手のひら・指の間まで透明になるくらい伸ばしてからつける
  • つける順番は中間〜毛先 → 最後に表面・前髪。根元は避ける
  • 量の目安はショート1〜2/ミディアム2〜3/ロング3〜4プッシュ
  • 乾かす前のケアとして使うなら、目安の半量くらいから

トラックオイルとは?美容師から見た特徴

ブランドtrack(トラック)/ジョエルロティ
容量・価格90ml 4,620円/30ml 3,190円(税込)
容器プッシュタイプ(2025年2月27日〜)
使える場所髪・顔・体・手
種類No.1・No.2・No.3・ローズ・カシス&バジル・マグノリア・ジャスミンの7種

※ジョエルロティ公式サイトの表記です(2026年10月時点)。

美容師から見たいちばんの特徴は、「洗い流さないトリートメント」と「スタイリング剤」のちょうど中間にあるところ。一般的なヘアオイルより、まとまりや束感が残りやすいぶん、量やつけ方が仕上がりに出やすいんです。「なんだか合わなかった」という声の多くは、オイルそのものより量とつけ方が合っていないケースがほとんどです。

直営店に並ぶトラックオイルの使い方のポップ
直営店のポップには、髪だけでなくBODY・HANDの使い方も

直営店のポップには「BODY:お風呂上がりやマッサージオイルとして」「HAND:ハンドオイルとして、爪のお手入れにも」「バスオイルとして、お風呂に数滴」とも書かれていました。髪につけた残りは、そのまま手や体の保湿に使えます。

濡れた髪と乾いた髪、どっちに使う?

ヘアケアとして使うスタイリングとして使う
タイミングタオルドライ後、ドライヤーの前乾かした後・巻いた後
髪の状態濡れている(水気はしっかりオフ)乾いている
量の目安長さ別の目安の半量くらいから長さ別の目安どおり
つける場所中間〜毛先のみ中間〜毛先+表面・前髪
仕上がり乾かした後にまとまりやすいツヤ・束感・ほどよい濡れ感
美容師メモ|迷ったらこう使う
  • はじめて使うなら、まずは乾かした後にスタイリングとして
  • 髪が細い・ベタつきやすい方は、乾かす前は控えめにして、トラックは仕上げに
  • 広がりやすい髪は「乾かす前に少量+仕上げに少量」のW使いもおすすめ

基本の使い方【3ステップ】

STEP1|乾いた手のひらに、少なめの量を出す

手のひらにトラックオイルを出したところ
手が乾いた状態で、まずは少なめに

手が濡れていると、オイルが水にはじかれてうまく広がりません。量は目安の少ないほうから。足すのはすぐできますが、つけすぎたオイルはシャンプーしないと取れません。

△ プッシュするときの注意

◎ 直営店のテスターには「オイルが勢いよく出ることがあるので、必ず手のひらに向けて試してください」と注意書きがありました。ポンプは手のひらに向けて、最後まで押し切ると、毎回の量がそろいます。

STEP2|手のひら全体と指の間まで、しっかり伸ばす

両手にトラックオイルを伸ばしたところ
指の間まで、うっすらツヤっとするくらいに

ここがいちばん大事なステップです。手のひらの真ん中にオイルが残ったまま髪を触ると、最初に触れた部分にだけベタっとついてしまいます。指の間まで伸ばしておくと、手ぐしで内側の髪にも均一に行き渡ります。

STEP3|内側の中間〜毛先から、最後に表面・前髪

髪の内側からトラックオイルをなじませる
えり足のあたりの内側から手ぐしを入れる
  1. 髪の内側(えり足のあたり)から手ぐしを入れる
  2. 中間〜毛先を両手で包み、軽く握るようになじませる
  3. 手に残ったわずかな分で、表面をなでる・前髪を指先でつまむ

△ 根元・頭皮にはつけないで

◎ 根元につけるとボリュームが出にくくなるうえ、頭皮にオイルが残ってベタつきの原因に。根元は最後の「残り」くらいで十分です。

量は何プッシュ?髪の長さ別の目安

長さ別プッシュ数の目安(公式)

ショート1〜2
ミディアム2〜3
ロング3〜4
ロング(No.3・ローズ)3〜6
06プッシュ

※ジョエルロティ公式サイトの使用量の目安です。

こんな髪・使い方なら量の調整
細い・やわらかい・毛量が少ない目安より1プッシュ少なめ
太い・硬い・毛量が多い目安より1プッシュ多め
乾かす前のケアとして使う目安の半量くらい
湿気の多い日・乾燥する季節仕上げに表面へ少量足す

全7種の違いと選び方

トラックオイルのテスター
直営店で全種類の質感を試してきました

質感の重さ(美容師の使用感の目安・5段階)

No.11.5 / 5
ジャスミン2.0 / 5
No.23.0 / 5
マグノリア3.0 / 5
カシス&バジル3.5 / 5
No.34.5 / 5
ローズ4.5 / 5
軽い重い
種類質感こんな髪・仕上がりに
No.1いちばん軽い細い・やわらかい、ふんわり自然に
ジャスミン軽め細い髪のストレート、さらっとした素髪感
No.2中間(迷ったらこれ)ふつう〜やや硬め、軽さもまとまりも
マグノリア中間ふつう〜やや硬め、パサつきが気になる
カシス&バジルやや重めうねり・広がり、アイロンをよく使う
No.3重め多い・硬い、ツヤと束感をしっかり
ローズ重め多い・硬い、カラーした髪

選ぶ基準は「ダメージ」より「髪の太さ・硬さ」。「傷んでいるから重いNo.3」と選ぶと、細い髪の方はぺたんとしやすいんです。くわしくはトラックオイルどれがいい?全7種の選び方で比べています。

オイルが出てこない?ボトルのタイプ別の出し方

ボトル時期出し方
プッシュタイプ2025年2月27日〜キャップを上に引き上げて外し、手のひらに向けてプッシュ
スポイトタイプ2023年ごろ〜スポイトの頭をつまんで吸い上げ、手のひらに落とす
ノズルタイプ〜2023年ごろ先端のキャップを外し、ボトルを傾けて少しずつ
スポイトタイプのトラックオイル
旧スポイトタイプ。頭をつまんでオイルを吸い上げます

「オイルが出てこない」というご相談は、旧タイプでとても多かったんです。今のプッシュタイプは、キャップを上に引き上げるように外してから使います(公式サイトより)。

応用テクニック

やりたいこと使い方
広がりを抑えたい乾かす前に半量、乾かした後に表面へ少量のW使い
濡れ感・束感を出したいNo.3やローズを、乾いた髪に指でつまむようになじませる
アイロンの前にカシス&バジルやジャスミン(ヒートケア成分入り)を少量
髪と手を同時にケア髪につけた残りを手の甲や爪のまわりに

美容師の評価

4.6/5
トラックオイルの評価4.6
使いやすさ4.6プッシュタイプで量の調整がかんたん
仕上がり4.5量とつけ方が合えば、ツヤと束感がきれい
香り4.3全7種から好きな香りを選べる
コスパ4.6髪・顔・体に使えて長持ち

よくある質問

Q. ベタついてしまいます
A. 量を1プッシュ減らして、手のひらでしっかり伸ばしてから中間〜毛先に。根元にはつけないでください。ヘアオイルのつけすぎ対策もどうぞ。
Q. 毎日使っても大丈夫?
A. 大丈夫です。乾燥する季節は少し多めに、夏は少なめにと、季節で量を調整しましょう。
Q. 顔にも使えますか?
A. 公式では顔・体にも使えるマルチオイルです。初めて肌に使うときは少量から試してください。
Q. どこで買える?
A. トラックオイルはどこで買える?でまとめています。

まとめ|量は少なめから、手のひらでしっかり伸ばして

この記事のポイント
  • 基本は乾いた髪に使うスタイリング寄りのオイル
  • 量はショート1〜2・ミディアム2〜3・ロング3〜4プッシュから
  • 手のひら全体に伸ばして、内側の中間〜毛先からつける
  • プッシュは手のひらに向けて、最後まで押し切る

この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでスタイリングに使ってきた経験と、2026年10月にtrack直営店で全種類を試した感想をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。

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