髪のダメージレベルについて紹介していくよどんな生活をしてどのように見分けるかと言うのを簡単に案内していきます。
ダメージレベル0から5
ダメージレベル0
髪の履歴
ノンカラー、ノンパーマ何もしていない髪の毛です。
また紫外線のダメージも少なく海やプールなどにもあまり入っていない髪の毛。
シャンプーなども石油系のダメージが蓄積するものを使っておらず、アミノ酸系など栄養を入れながら洗えるシャンプーでケアをしている。
髪の毛を触った時の感覚
オイルをつけなくても全体的に艶があり、くしどおりがよく、手ぐしでもよくまとまる髪の毛。
弾力性がありずっしりとした感じ。家束をループしても弾力性が高いのですぐ元にプリンとした感じ。
ダメージレベル1
髪の履歴
6から7レベルのヘアカラーをしている。
カラーのほかにパーマはしていない髪の毛。
カラー+パーマや毎日のアイロン等を繰り返すともっとダメージが進んでいます。
そのため6から7レベルのあまりダメージのないカラーをして、アミノ酸系などのシャンプーしっかりとしたケアをしていれば大体レベル1位のダメージになります。
このぐらいのダメージはしっかりとケアしている方になります。
そのためきれいな髪の毛とダメージレベル一では思っていただいて良いです。
カラー後や毎日のヘアケアもしっかりとしている方です。
髪の毛を触った時の感覚
ちょっとだけダメージを感じる少しツヤがないかなぁと感じるレベルです。
ヘアケア用のシャンプーのほかに、ブローの前に洗い流さないトリートメントをつけてドライをすればツヤがないとか、ダメージを感じると言う事はあまり感じないレベルでしょう。
髪の毛の束でループを作るとゆっくりと元に戻る。
ヘアカラーなどのおしゃれを楽しみながら、しっかりとケアをしていると言う事方はダメージレベル1ぐらいになります。
ダメージレベル2
髪の履歴
8から9レベルのヘアカラーをしている。若い女性が好む明るさのファッションカラーは大体このレベルです。
またウェーブパーマなどをしている。
海やプール等または紫外線などを浴びる機会が多い。
シャンプートリートメントは粗悪なものとまでは言わないが、あまりこだわりのもなく使っていることがある。
髪の毛を触った時の感覚
乾燥してぱさつきが感じます。
また毛先のざらつきを感じます。毛先が絡んでくし通りが悪くなってきます。
特に昼間から毛先にかけて艶感というのが失われています。
ループを作るとなかなか戻りにくくなっており、少しずつ栄養が抜けていると言うのを感じてきます。
よく美容師間では髪の毛がてろてろになってきたと言ったりします。
電子顕微鏡でないと見えないのですが髪の毛のキューティクルが開いており、少し剥がれている部分も出てきます。
ダメージレベル3
髪の毛の履歴
8から9レベルの少しだけハイトーンのヘアカラーを繰り返している髪の毛。
もしくは23ヶ月に一塊パーマあるいはストレートパーマを継続的にしている髪の毛。
アミノ酸系のシャンプーなどあまりこだわりを持ったシャンプートリートメントのケアをしていない髪の毛。
そのため少し開いたキューティクルがシャンプーでの摩擦によりさらにダメージが蓄積して、キューティクルが剥がれてしまっている状態の髪の毛。
開いているキューティクルの外剥がれてしまっているキューティクルも増え約2から3枚ほどのキューティクルになっている。
多くの女性が2から3レベルの髪のダメージの状態になっています。
美容室でも集中ケアのシステムトリートメントをした方が良いと言うレベルになってきます。
髪の毛を触った時の感覚
髪の毛のツヤ感と言うのはほぼ感じません。
ちょっとパサついてるかなぁと言うのを見た目でも感じる髪の毛です。
髪の毛の束をループを作っていても少し広がりながらループの形がとどまってしまう程度です。
毛先が絡まっており、洗い流さないトリートメント等をつけずにくしを使うと絡んでしまうこともあるでしょう。
ダメージレベル4
髪の毛の履歴
10レベル以上のかなりハイトーンのカラーとパーマなどを定期的に行っている。
ブリーチをして髪の毛のメラニン色素を抜いている。
ヘアカラーパーマを楽しみながら定期的に海へ行っている。サーフィンなどを1年中している。
髪の毛のヘアケアとしてシャンプーやトリートメントにこだわりもなく流さないトリートメントもつけずにドライヤーをしている。
もしくはヘアカラーパーマなどをして、シャンプー後にドライヤーを使わない。
髪の毛を触った時の感覚
ざらざら感がかなり感じるようになり髪の毛が硬くなっています。
髪の毛の束を作るとループの状態が元に戻らずとどまってしまいます。
キューティクルが1枚から2枚位の状態で美容室でパーマをかけたいと言っても断られるケースが多いでしょう。
髪の毛の中の栄養成分がかなり抜けております。
髪の毛がバシバシした感じになっており手ぐしはサラッと通らないです。かなり引っかかりを感じるでしょう。
枝毛や切れ毛が起きて櫛を通すと髪の毛が何本か切れてしまう状態です。
流さないトリートメントのクリームやオイルをつけても乾燥を感じてしまいます。
ダメージレベル5
髪の毛の履歴
パーマやカラーブリーチなどを繰り返しており、家でのヘアケアをあまり行っていない状態。
1つの目安としてはハイトーンのカラーやパーマ等を3回以上を繰り返している。
カラーやパーマなどのダメージ+紫外線のダメージプールや海でのダメージなど、様々なダメージが積み重なっている状態の髪の毛。
髪の毛を触った時の感覚
きれ毛が簡単に起きて水に濡らすと溶けるような感じ。ベタつきも感じる。
髪の毛がゴムのように伸びてしまう。
ドライヤーをしたときに特にパサパサな感じと言うのを感じる。
流さないトリートメントのクリームやオイルなどをつけてもあまり艶感と言うのは変わらない状態。
お人形のリカちゃんの髪の毛のように、ナイロンの髪の毛のような感じ。
カラーやパーマは美容室でも止められるレベルの髪の毛です。
- カラーをするなら、ピグメント等に2剤のオキシを抑えながら、1剤もアルカリをなくしたカラー剤でないとうまく染まらない。
- カラーの色も入りすぎたり思った通りの色にならない。
またパーマでも思った通りのカールが出ない。
髪の毛の束でループを作ったらその大きさのまま形が残っており元に戻らない。
まとめ
ダメージレベル0から1ならきれいな上でオッケー!
ダメージレベル2から3は今の日本人女性でカラーやパーマを楽しむと言うレベルでは仕方がない。
ダメージ3レベルまで行ってしまったら、美容室での集中ケアトリートメントは必須です。
しっかりとしたアミノ酸系でのシャンプーやトリートメント流さないトリートメントでホームケアをすればきれいで艶のある髪の状態を保てます。
ダメージ4レベルまでいったら自宅でのしっかりとしたヘアケアと美容室での集中ケアトリートメントは必ずしましょう!
そうしないとこれ以上ダメージが進んでは髪の毛を絶対に切らないといけないと言うレベルになってしまいます。
ダメージレベル5まで行ったらもう諦めましょう。
髪の毛を切る!
これしかないです。
髪の毛は自分ではお肌のように再生しないので、日々のホームケアが大切です!
ダメージ4や5まで絶対にいかないように気をつけましょう!
ダメージレベル4まで行ってしまってはすぐにダメージレベル5に行ってしまいます。
ダメージレベル3で食い止めることがとってもとっても大事です!
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
かてよかブログ | 美容のプロが選ぶヘアケア かってよかった みてよかった いってよかった
ヘアケアについて かってよかった 使ってよかったなどご紹介いたします。
参考文献
ヘアケアマイスターブック
こちらのヘアケアマイスターはお勧めです!髪の知識が身に付きます。
特に美容師さんや、髪の綺麗の為には大変為になります。
美容師さんはヘアケアマイスターの資格は持っていて損は無いと思います。
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ヘアケアマイスター
JAPAN HAIR CARE MEISTER ASSOCIATION|日本ヘアケアマイスター協会
日本ヘアケアマイスター協会公式WEBサイト
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