薄毛の女性でもパーマはかけられる?つむじ・分け目だけのポイントパーマを美容師が解説

頭皮・育毛ケア総評

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「髪が薄くなってきたけど、パーマをかけても大丈夫?」
「パーマをかけると、もっと薄くなるって聞いたけど……」

サロンで、よくいただくご相談です。調べてみても、出てくるのは男性向けの記事や、「パーマは控えましょう」という注意ばかり。では女性はどうすればいいのかが、なかなか見つからないですよね。

この記事では、美容師として実際にサロンでパーマをかけている立場から、薄毛が気になる女性がパーマをかけるときの選び方・頼み方・注意点をお伝えします。

結論:かけられます。いちばんのおすすめは「気になる場所だけ」のパーマです

薄毛が気になる女性でも、パーマはかけられます。髪の根元が立ち上がって、地肌が見えにくくなるので、むしろ味方になってくれることが多いです。

サロンでいちばんおすすめしているのは、つむじや分け目など、気になる場所だけにかけるポイントパーマです。部分だけなので、短い時間と手ごろな料金ででき、髪全体への負担もおさえられます。

ただし、頭皮の状態がよくない日はお休みする、弱めにかけるなど、気をつけたいこともあります。この記事でひとつずつお伝えします。

ひとことで言うと 全体にしっかりかけるのではなく、気になる場所の根元だけを、弱めに。これが、薄毛が気になる女性のパーマの基本です。

パーマで薄毛は悪化する?|美容師の正直な答え

「パーマは薄毛によくない」と聞いて、不安になっている方も多いと思います。正直にお答えします。

気をつけるべきなのは「頭皮への負担」です

パーマ液は、髪の内側の結びつきをいったん切って、形を変えるための薬剤です。頭皮にたくさんつくと刺激になることがあり、髪が細い方や、乾燥している方は、影響を受けやすくなります。

クリニックの記事などで「薄毛の人はパーマに注意」と書かれているのは、このためです。

だから、かけ方を選べば負担はおさえられます

美容師の立場からお伝えしたいのは、「パーマ=だめ」ではなく、「かけ方しだい」ということです。

かけ方負担理由
全体に強く大きい髪全体に薬剤がつき、時間も長い
全体に弱くふつう範囲は広いが、薬剤はやさしめ
気になる場所だけ・弱めに小さい範囲がせまく、時間も短い

※当サイト美容師による目安です。髪や頭皮の状態によって変わります。

頭皮にトラブルがあるときは、かけ方に関係なくお休みを 頭皮に赤み、かゆみ、傷があるときは、どんなにやさしいパーマでも刺激になります。まずは頭皮を落ち着かせることを優先してください。症状が続く場合は、皮膚科にご相談ください。

薄毛が気になる女性に、パーマが向いている理由

髪が細くなってくると、根元が自分の重さで寝てしまい、地肌が見えやすくなります。パーマは、その根元を起こしてあげることができます。

  • 根元が立ち上がり、地肌が見えにくくなる ─ 同じ髪の量でも、ふんわりするだけで見え方が変わります
  • つむじや分け目が割れにくくなる ─ 髪が左右や四方に倒れにくくなります
  • 朝のスタイリングが楽になる ─ 形がついているので、乾かすだけでまとまりやすくなります
  • カットだけより、ふんわり感が続く ─ カットで軽くしても、根元が寝やすい髪質はパーマで補えます
美容師から 分け目やつむじが気になる方に、サロンでいちばんおすすめしているのがパーマです。「パーマをかけたら、朝がすごく楽になった」と言っていただくことが多いです。

いちばんのおすすめは、つむじ・分け目だけのポイントパーマ

サロンでいちばんおすすめしているのが、気になる場所だけにかけるポイントパーマです。とくに、つむじのところだけにかけるパーマは、効果がわかりやすい方法です。

ポイントパーマのいいところ

  • 短い時間でできる ─ 巻く場所が少ないので、施術時間が短くて済みます
  • 料金が手ごろ ─ 全体のパーマより費用をおさえやすいです
  • 髪全体への負担が小さい ─ 薬剤を使う範囲がせまいので、髪にも頭皮にもやさしくなります
  • 気になる場所に、ピンポイントで効く ─ つむじ割れや分け目の割れに、直接はたらきかけられます

パーマの種類と、向いている方

パーマの種類かける場所向いている方負担
ポイントパーマつむじ・分け目など一部気になる場所がはっきりしている方小さい
根元パーマトップの根元だけトップ全体のボリュームがほしい方小さめ
全体のパーマ髪全体ウェーブのスタイルを楽しみたい方大きめ
デジタルパーマ毛先中心毛先に動きがほしい方熱を使うので注意

※当サイト美容師による目安です。呼び方やメニューは美容院によって違います。根元だけにかけるパーマは「根元パーマ」「プリカール」などの名前で扱っている美容院もあります。

分け目もつむじも気になる方や、トップ全体がぺたんとする方は、根元パーマも選択肢になります。どちらがいいかは、美容院で頭を見てもらいながら決めるのがいちばんです。

美容院での頼み方|そのまま使える伝え方

伝えておきたいこと

1
気になっている場所 「つむじ」「分け目」「トップ全体」など。場所がわかれば、どこに巻くかを決められます。
2
弱めにかけてほしいこと 髪が細くなっている方は、強くかけると負担が大きくなります。「弱めでいいです」と一言伝えてください。
3
頭皮の調子と、使っているもの かゆみやしみやすさがあるか、育毛剤や頭皮用の薬を使っているか。薬剤の塗り方を変える判断材料になります。
4
カラーの予定 カラーと同じ日にすると、髪と頭皮への負担が重なります。予定がわかれば、日をずらすご提案ができます。

そのまま使える言い方

つむじが気になるとき

「つむじのところだけ、根元が立ち上がるように、弱めにパーマをかけてもらえますか」

分け目が気になるとき

「分け目が割れやすいので、分け目のまわりだけふんわりさせたいです」

どれがいいかわからないとき

「トップがぺたんとしやすいんですが、どこにパーマをかけるのがいいですか」

メニューに「ポイントパーマ」がない美容院でも、「部分パーマ」として対応してくれることが多いです。予約のときに聞いてみてください。

髪と頭皮の負担を減らすための5つのポイント

1
弱めにかける 「しっかりかけたい」気持ちはわかりますが、細い髪に強い薬剤は禁物です。少し物足りないくらいで止めて、乾かし方とスタイリング剤で補うほうが、髪は長持ちします。
2
頭皮に薬剤をべったりつけない 美容師に「頭皮が敏感なので」と伝えておくと、薬剤が頭皮につきすぎないように塗り方を工夫できます。
3
カラーとは日をずらす 同じ日にすると、負担が重なります。できれば1〜2週間あけてください。
4
間隔をあける かかりが弱くなってきたからと、すぐにかけ直すのがいちばん髪を傷めます。2〜3か月はあけるのがおすすめです。
5
当日の頭皮用ローションや育毛剤は控える 施術の日は、頭皮に何もつけずにお越しいただくと安心です。再開は、頭皮が落ち着いてからにしてください。製品の注意書きもあわせて確認してください。
前日のシャンプーは、いつもどおりやさしく 「きれいにしていこう」と念入りに洗うと、頭皮を守っている皮脂まで落ちて、しみやすくなります。前日はいつもどおり、爪を立てずにやさしく洗ってください。

こんなときは、パーマをお休みしてください

  • 頭皮に赤み・かゆみ・傷があるとき ─ どんなに弱いパーマでも刺激になります
  • 急に抜け毛が増えたとき ─ パーマより先に、皮膚科や専門のクリニックで相談を
  • 出産してから日が浅いとき ─ 頭皮と髪の状態が落ち着いてからがおすすめです
  • カラーをしたばかりのとき ─ 1〜2週間あけてください
  • AGAなどの治療を始めたばかりのとき ─ 頭皮が敏感になっていることがあります。主治医にも確認を

治療中の方のパーマやカラーについては、こちらの記事でくわしくお伝えしています。

美容師から 「今日はやめておきましょう」とお伝えすることもあります。無理をして頭皮を傷めると、次のパーマもできなくなってしまうからです。1〜2週間あけて頭皮が落ち着けば、また楽しめます。

パーマのあとは、乾かし方で持ちが変わります

せっかくパーマをかけても、乾かし方で台なしになってしまうことがあります。いちばんのポイントは、上からドライヤーを当てないことです。

上からドライヤーを当てると、根元がつぶれます 頭の上から風を当てると、立ち上げたはずの根元が押しつぶされて、そのまま寝てしまいます。とくにつむじは、つぶれやすい場所です。
  • 根元から先に乾かす ─ 根元が濡れたままだと、寝ぐせのように倒れてしまいます
  • 風は下から・横から入れる ─ 指で根元を持ち上げながら乾かします
  • 最後に冷風 ─ 立ち上がった形をキープしやすくなります

スタイリング剤は、軽いものを少なめに

油分の多いオイルやワックスを根元につけると、重さでパーマの立ち上がりがつぶれてしまいます。ツヤを抑えたマットなタイプを、毛先中心に少しだけがおすすめです。

パーマと一緒に、頭皮のケアも

パーマは見た目をふんわりさせるものですが、頭皮そのものを整えるものではありません。パーマで見た目を整えながら、頭皮のケアもあわせて続けるのがおすすめです。

私自身は、女性用の育毛剤「スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム」を使っています。さらっとしていて、つけても根元がぺたんとならないので、パーマのふんわり感をつぶしません。

※個人の感想です。感じ方には個人差があります。女性ホルモン配合のため、妊娠中・授乳中・産後の方は使用前に医師にご相談ください。

パーマでカバーしきれないときは

まずは、クリニックの無料カウンセリングで相談を

パーマで見た目はふんわりさせられますが、薄毛が進んでいるかどうかは、美容師にもご自分にも判断できません。気になりはじめたら、女性の薄毛を診ているクリニックで、まずは無料のカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

※無料カウンセリングの有無や内容は、クリニックによって違います。

今すぐ見た目を変えたいなら、増毛・部分ウィッグも

ボリュームを今すぐ補いたい方には、増毛や部分ウィッグという方法もあります。ただ、人工毛にはパーマがかかりません。パーマがかかるのは自毛の部分だけなので、組み合わせるときは美容師と増毛のお店の両方に相談してください。

アデランス

よくある質問

Q. ポイントパーマは、どのくらい持ちますか?

A. 髪質やかけ方によって違いますが、髪が伸びると根元の立ち上がりは少しずつ下がっていきます。2〜3か月ごとに、美容院で状態を見てもらいながらかけ直すのがおすすめです。

Q. 白髪染めをしていても、パーマはかけられますか?

A. かけられます。ただ、同じ日にすると負担が重なるので、1〜2週間あけてください。先にパーマ、あとからカラーの順にすると、パーマのかかりに影響しにくいです。

Q. 髪がとても細いのですが、かかりますか?

A. 細くやわらかい髪は、かかりにくいことがあります。かかりにくいからと強くすると傷むので、弱めにかけて、乾かし方とスタイリング剤で補うのがおすすめです。

Q. 家でできることはありますか?

A. いちばん大事なのは乾かし方です。根元からしっかり乾かして、上からドライヤーを当てない。これだけでも、パーマの持ちとふんわり感が変わります。

Q. パーマをかけると、薄毛の進みが早くなりませんか?

A. パーマ液は頭皮に刺激になることがあるので、かけ方には気をつけたいところです。気になる場所だけ・弱めに・間隔をあけて・頭皮の調子がいい日にかけることで、負担はおさえられます。薄毛の進み具合が心配な方は、クリニックで相談してください。

まとめ|薄毛が気になる女性のパーマは「気になる場所だけ・弱めに」

薄毛が気になる女性でも、パーマはかけられます。根元が立ち上がって地肌が見えにくくなるので、むしろ味方になってくれることが多いです。

いちばんのおすすめは、つむじや分け目だけにかけるポイントパーマ。短い時間と手ごろな料金ででき、髪全体への負担もおさえられます。

そして、パーマのあとは上からドライヤーを当てないこと。頭皮の調子が悪い日はお休みして、頭皮のケアもあわせて続けてください。

  • おすすめ → つむじ・分け目だけのポイントパーマ
  • かけ方 → 弱めに・頭皮に薬剤をつけすぎない・カラーと日をずらす
  • 間隔 → 2〜3か月あける
  • 乾かし方 → 根元から、上から当てない
  • お休みする日 → 頭皮の赤み・かゆみ・傷があるとき
  • 迷ったら → クリニックの無料カウンセリング

分け目やつむじの目立たせ方は、こちらの記事でもくわしくお伝えしています。

※体験談は個人の感想です。感じ方には個人差があります。パーマの料金や施術時間は美容院によって違います。

この記事について

美容師としての現場経験と、実際に使ってみた体験をもとに書いています。良い点だけでなく、惜しい点や合わない方についても正直にお伝えしています。

読みやすく整えるためにAIを補助的に使っていますが、内容の確認と最終的な判断は人が行っています。

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