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「つむじのあたり、薄くなっていませんか?」
サロンでは、お客さまからこう聞かれることがよくあります。つむじは、自分では見えない場所だからです。合わせ鏡をしないと確認できないので、気になっていても、実際にどうなっているのかわからない方がたくさんいらっしゃいます。
この記事では、美容師として毎回つむじを見ている立場から、美容院での頼み方、つむじを目立たなくするパーマと乾かし方、早めに始めたい頭皮のケアまでお伝えします。
結論:つむじは自分では見えない場所。気になったら、まず美容師に聞いてください
つむじは、自分では気づきにくい場所です。でも美容師は、シャンプーやカットのたびに、毎回見ています。気になったら「つむじ、どうですか?」と聞いてみてください。
そのうえで、目立たなくするために大切なのは、この3つです。
① つむじだけにパーマをかける(いちばんのおすすめ)
② 根元からしっかり乾かす。上からドライヤーを当てない
③ 進みすぎないうちに、頭皮のケアを始める
つむじは、自分では気づきにくい場所です
サロンで髪を触っていると、つむじの変化に、ご本人が気づいていないことがよくあります。
美容師が見ていて、気づくこと
- つむじのまわりが薄くなっているのに、気づいていない
- 頭皮が黄色っぽくなっているのに、気づいていない
- 頭皮が赤くなっているのに、気づいていない
分け目は鏡を見れば目に入りますが、つむじはそうはいきません。気づいたときには、ずいぶん進んでいたという方も少なくないんです。
自分でつむじを確認する方法
家で確認したいときは、スマートフォンで撮るのがいちばん簡単です。
ご家族に見てもらうのもいい方法です。ただ、頭皮の色の変化などは、毎日たくさんの頭皮を見ている美容師のほうが気づきやすいと思います。
つむじが目立って見える理由
① つむじ割れ
つむじのまわりの髪は、うず巻きのように放射状に生えています。そのため、髪が四方に倒れて、真ん中がぱっくり割れたように見えることがあります。これが「つむじ割れ」です。
② 上から乾かして、つぶれている
これがいちばん多い原因です。ドライヤーを上から当てると、つむじのまわりの髪が風で押しつぶされます。つぶれた状態で乾くと、そのまま寝てしまい、地肌が見えやすくなるんです。
③ 髪が細くなって、根元が立ち上がりにくい
年齢とともに髪が細く、やわらかくなると、根元が自分の重さで寝やすくなります。つむじのまわりは、とくにその影響が出やすい場所です。
④ 髪と地肌の明るさの差
真っ黒な髪と明るい地肌は、明るさの差が大きくなって、地肌がくっきり目立ちます。分け目と同じで、暗く染めすぎると、かえって目立つことがあります。
美容院での頼み方|そのまま使える伝え方
まずは、聞いてみてください
つむじのことは、自分で言い出すより、美容師に見てもらうのがいちばん早いです。シャンプーやカットの前に、一言聞いてみてください。
いちばんシンプルな聞き方
「つむじのあたり、薄くなっていませんか?」
頭皮の状態も知りたいとき
「頭皮の色とか、大丈夫ですか?」
ボリュームを出したいとき
「つむじが割れやすいので、ふんわりさせたいです」
伝えておくといいこと
- つむじが気になっていること ─ 「薄毛」という言葉を使う必要はありません
- パーマをかけてもいいかどうか ─ つむじのパーマをご提案できます
- 家でどう乾かしているか ─ 乾かし方で直せることが多いので、教えていただけると助かります
いちばんのおすすめは、つむじだけにかけるパーマ
サロンで、つむじが気になる方にいちばんおすすめしているのが、つむじの部分だけにパーマをかける方法です。
なぜ、つむじのパーマがいいのか
- 根元が立ち上がる ─ 寝てしまう根元を、パーマで起こしてあげられます
- つむじ割れしにくくなる ─ 髪が四方に倒れにくくなり、真ん中が割れにくくなります
- 毎朝のスタイリングが楽になる ─ 形がついているので、乾かすだけでふんわりしやすくなります
- 短い時間で、手ごろな料金でできる ─ 全体ではなく部分だけなので、時間も費用も抑えやすいです
| 方法 | つむじの見え方 | 手間・費用 |
|---|---|---|
| 何もしない | 割れやすく、寝やすい | — |
| 乾かし方を変える | ふんわりしやすくなる | 毎日の手間だけ |
| つむじのパーマ | 根元が立ち上がり、割れにくい | 部分なので短時間・手ごろ |
| 全体のパーマ | 全体がふんわり | 時間・費用・髪への負担が大きい |
※当サイト美容師による目安です。料金や時間はサロンによって違います。
つむじのパーマを頼むときは
そのまま使える頼み方
「つむじのところだけ、根元が立ち上がるようにパーマをかけてもらえますか」
メニューにない美容院もありますが、「ポイントパーマ」や「部分パーマ」として対応してくれるところが多いです。予約のときに聞いてみてください。
乾かし方|上からドライヤーを当てないのが最大のポイント
つむじを目立たなくするうえで、いちばん大切なのが乾かし方です。パーマをかけても、乾かし方で台なしになってしまうことがあります。
つむじをつぶさない乾かし方
つむじが目立ちにくいカラーとスタイリング剤
カラーは、真っ黒より落ち着いたブラウン
真っ黒に染めると、明るい地肌との差が大きくなって、つむじがくっきり目立ちます。暗すぎず明るすぎない、落ち着いたブラウンのほうが、地肌となじみやすくなります。
スタイリング剤は、油分の少ないものを少なめに
油分の多いワックスやオイルをつむじのまわりにつけると、重さで根元がつぶれてしまいます。ツヤを抑えたマットなタイプを、少量だけ使うのがおすすめです。
カラーの選び方やスタイリング剤については、分け目の記事でもくわしくお伝えしています。
シャンプー以上に大事なのは、頭皮のケアです
つむじが気になりはじめた方から、「どんなシャンプーを使えばいいですか」とよく聞かれます。
もちろんシャンプーも大事です。でも美容師としては、それ以上に、頭皮に直接つけるローションや育毛剤などのケアが大事だとお伝えしています。
シャンプーと頭皮ケアの役割の違い
| アイテム | 役割 | 頭皮にとどまる時間 |
|---|---|---|
| シャンプー | 汚れや皮脂を落とす | 洗い流すので短い |
| ローション・育毛剤 | 頭皮を整える | 洗い流さないので長い |
シャンプーは、汚れを落としたあとに洗い流すものです。一方、ローションや育毛剤は、頭皮につけたまま使います。毎日のケアで頭皮に直接はたらきかけられるのは、洗い流さないアイテムのほうです。
女性は、女性用として作られたものを
育毛剤を選ぶときは、女性の頭皮に合わせて作られたものを選ぶのがおすすめです。男性用とは中身も使い心地も違います。
私自身は、スカルプD ボーテの「メディカルエストロジー スカルプセラム」を使っています。さらっとしていて、つけたあとも髪がぺたんとならないので、つむじのふんわり感をつぶしません。
※個人の感想です。感じ方には個人差があります。
迷ったら、まずはクリニックの無料カウンセリングへ
つむじの薄さが、年齢による変化なのか、進んでいるものなのか。これは、美容師にも、ご自分にも判断できません。
美容師としていちばんおすすめしたいのは、女性の薄毛を診ているクリニックで、まず無料のカウンセリングを受けてみることです。専門家に今の状態を見てもらえば、何をすればいいのかがはっきりします。そうすれば、間違いがありません。
- 今の状態がわかる ─ 自分では見えないつむじを、専門家に見てもらえます
- 何から始めればいいかがわかる ─ ケアで様子を見るのか、治療が必要なのかがはっきりします
- 無料なので気軽に相談できる ─ 話を聞いたうえで、その場で決めなくても大丈夫です
※無料カウンセリングの有無や内容は、クリニックによって違います。予約の前にご確認ください。
こんなときは、早めに受診してください
- 頭皮が赤い、かゆみやフケが続いている
- 急に抜け毛が増えた
- 円形に抜けているところがある
- つむじだけでなく、頭頂部全体が薄くなってきた
- 出産後や、体調の変化のあとから気になりはじめた
見た目をすぐに変えたいときは、部分ウィッグ・増毛も
ケアや治療と並行して、今すぐ見た目のボリュームを補いたいという方には、つむじ用の部分ウィッグや増毛という方法もあります。増毛をしていても、美容院でカットやカラーはできます。



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