サウナの時に使用するサウナハットというものが発売されているよね。その効果について解説していくよ。
結論で言うと
- 髪の毛を熱から守る。
- たんぱく変性しないようにする。
- 髪の毛が硬くなるのを防ぐ。
- 頭皮が熱くなり、頭皮の乾燥から守る。
- のぼせ防止になる。
この5つの効果です。
髪の毛が熱くなると何が悪い?
髪の毛はタンパク質、水分、油分で出来ております。サウナ温度は55度から90度位の温度になっております。
髪の毛の多くの成分はタンパク質でできており、サウナの中で1番低い55度であっても蛋白変性と言うものが起きてしまいます。
蛋白変性と言うものは卵がゆで卵になる現象と同じです。卵は生の状態では液体なので柔らかく、滑らかな状態なのですがゆで卵になると硬くなってしまいますよね。卵が硬くなるのと同じ様に髪の毛も硬くなり、カラーやパーマも上手くいきにくくなります。
生卵なら絵の具を混ぜて綺麗に混ざりそうなのがイメージできると思いますが、ゆで卵に絵の具をまぜても綺麗に混ざらなそうなのがイメージ出来るかと思います。それと同じです。
サウナでは温度が55度から90度ぐらいのサウナが多いのでどうしてもタンパク変性が進んで髪の毛が少しずつ硬くなってしまうんです。
頭皮が熱くなると何が悪い?
サウナのような乾燥している高温の場所だと頭皮が乾燥してしまいます。頭皮の乾燥は頭皮が硬くなってしまうので注意が必要です。
頭皮の乾燥は、地面の畑や田んぼの乾燥と一緒でカチカチになると髪の毛が生えてき難くなります。硬い土だと植物が生えてき難くなるのと同じです。頭皮も畑と同じ様にある程度柔らかい方がいいんです。
ある程度水分があり、蒸すと言う状態だと、頭皮の毛穴を開いて、詰まってしまった過酸化脂質を取り除きやすくなるというメリットもあります。
サウナキャップを被ることで、必要以上に外からの温度で熱くなるのを守り、蒸しタオルと似た状態にすることが出来ます。
その為サウナキャップは髪の毛も熱から守ると言うことに良いのと同時に頭皮にも良い効果がえります。
顔が熱くなりすぎると何が悪い
のぼせるということです。
のぼせる状態になると脱水症状になりやすいので注意が必要です。水分をしっかり取ることも大事です。のぼせることで髪の毛に何が悪いことはないですが体にはあまり良くないので気をつけましょう!
サウナハットの生地感
結構厚手のパイル生地です。ペラペラではなくて、しっかりとした生地です。
製品によって生地感は多少違います。
タオルの様な生地でしっかりとしております。タオル生地の帽子ということで珍しいです。あまりタオル生地のようなパイルの帽子は見たことがないので普段遣いした方が、オシャレ上級者は使いこなせるのでは!?と思ってしまいました。
ハンズでおすすめしていたサウナハット
サウナハット使い方
①ハットをかぶりサウナに入る
②ハットを脱いで水風呂に入る
③ハットを被り外気浴をする
オススメサウナハット6選
どれも大きな差はないですが、タオルの生地感、色、生地の厚みなどちょっとした違いがあります。
どれを購入しても間違いはないと思うので、色やポケットなどの好みで選べばいいでしょう!
購入前どんな感じか試すには
乾いたタオルを頭に巻いてみましょう!
髪の毛と,頭皮を簡易的ですが熱から守ってくれます。タオルは乾いたものを使う様に注意しましょう。濡れていたらサウナの熱でかなり熱くなってきます。
まずはどんな感じか試してから購入してみるのも良いでしょう。
まとめ
サウナハットは何気におしゃれな感じ。
サウナに入る時あまり馴染みはないが、髪の毛、のぼせ、頭皮の為には使うことがオススメ!
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
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