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アッシュやピンク、ブルーなどの透明感のあるカラーが人気になって、ブリーチをする方がとても増えました。
一方で「1回で金髪になる?」「ダブルカラーって何?」「色はどのくらい持つ?」など、サロンでもよく質問をいただきます。この記事では、ブリーチについてよくある疑問に、美容師がまとめてお答えします。

※回数・期間は一般的な目安です。髪質や髪の状態で大きく変わります。
結論|ブリーチは「色の土台づくり」。ダメージ対策とセットで楽しもう
- ブリーチで髪の色を抜くと、ピンク・ブルー・アッシュなどが鮮やかに出る
- 日本人の黒髪は1回では赤み・黄みが残ることが多く、ブロンドには2〜3回が目安
- ブリーチは髪への負担がいちばん大きい施術。施術後のケアがとても大切
- 淡いカラーは2週間ほどで抜け始めるので、カラーシャンプーで色持ちケアを
ブリーチのメリット|なぜブリーチが必要?

黒い紙にピンクやブルーの絵の具をのせても、黒が勝ってきれいな色には見えませんよね。でも白い紙なら、色は鮮やかに見えます。髪も同じで、黒い髪のままカラーをしても、色は暗く沈んでしまうんです。
ブリーチで髪の色(メラニン)を抜いて明るい土台をつくると、ふだんのカラーでは出せない鮮やかな色や透明感が出せるようになります。ブリーチは、髪の「ベースメイク」のようなものです。
ダブルカラーとブリーチオンカラーの違い
| 呼び方 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| ダブルカラー | 1回の来店で、ブリーチとカラーを続けて行う | 1日で仕上がる。そのぶん髪への負担は大きめ |
| ブリーチオンカラー | ブリーチをした髪の上にカラーをのせる | 施術の中身はダブルカラーとほぼ同じ。日をあけて行うこともある |
どちらも、ブリーチで明るくした髪にカラーをのせる点は同じです。今人気のアッシュ系などの透明感のある色は、ダブルカラー(ブリーチオンカラー)のほうが、きれいに出しやすくなります。
ブリーチ1回で金髪になる?

髪質にもよりますが、日本人の黒髪は1回のブリーチではブロンドになりにくいです。黒から白っぽいブロンドは、色のなかでいちばん遠い場所にあるからです。特に黒髪の中の赤みは抜けにくく、ブリーチを重ねるごとに赤み→オレンジみ→黄みと、少しずつ消えていきます。
ブリーチの回数と、髪の色の変化(目安)
※美容師の経験にもとづく目安です。もとの髪の明るさや太さ、薬剤によって変わります。
白っぽいブロンドに近づくほど、淡いピンクやブルーなどの色がきれいに入ります。
ブリーチのデメリット|髪への負担がいちばん大きい
ブリーチの最大のデメリットは、髪がいちばん傷む施術だということ(縮毛矯正も同じくらい負担があります)。黒い色素を壊すには、いちばん強い薬剤が必要です。病院でいえば手術のようなもので、手術のあとに安静にするように、ブリーチのあとはていねいなケアが欠かせません。自分の髪の傷み具合はダメージレベル0〜5のセルフチェックで確かめられます。
ダメージを抑える理想の進め方
- 1回目のブリーチをする
- 2〜3日あけて、2回目のブリーチをする
- さらに2〜3日あけて、カラーをする
ブリーチのあとはキューティクルが大きく開いた、とてもデリケートな状態です。日をあけて髪を落ち着かせてから次の施術をするのがベストです。ただ、そのあいだは金髪のままになるので、生活に合わせて美容師と相談しましょう。
△ 1日でブリーチ2回とカラーを全部すませたい
◎ 1日で行うなら、ブリーチは1回にして、カラーのあとに集中トリートメントをし、自宅ではダメージ毛用のケアとカラーシャンプーを必ず使いましょう。ケアをしないと色がすぐ抜けて、かえってコスパが悪くなります。
色持ちはどのくらい?ブリーチ後のケア

カラーの種類や髪の状態にもよりますが、淡いピンクやブルーなどは2週間ほどで抜けてくることが多いです。ダメージが進んだ髪は、たんぱく質と一緒に色も流れ出やすいからです。
| ケア | ポイント |
|---|---|
| ダメージ用のシャンプー・トリートメント | 洗浄力のおだやかなシャンプーと、補修タイプのトリートメントで |
| カラーシャンプー(ムラシャン) | 黄ばみを抑えたり、色味を足したりして色持ちをサポート |
| 洗い流さないトリートメント | ドライヤーの熱と乾燥から守る |
| 色が抜けてきたら | 別の色のカラーシャンプーで、色の変化を楽しむのもあり |
ムラシャンについては紫シャンプー(ムラシャン)の効果、色別のカラーシャンプーはカラーシャンプー色別のおすすめ、ドンキで買えるものはドンキで買えるカラーシャンプー10選で紹介しています。色落ちのしくみはヘアカラーの色落ちの原因と対策もどうぞ。
初めてのブリーチにおすすめのデザイン

| デザイン | 特徴 |
|---|---|
| イヤリングカラー | 耳まわりだけをブリーチ。髪を耳にかけたときにちらっと見える |
| インナーカラー | 内側だけに色を入れる。おろすと隠れて、仕事にも合わせやすい |
| フェイスフレーミング | 顔まわりに明るい色を入れて、顔を明るく見せる |
| グラデーション | 毛先にかけて明るくする。伸びてきても目立ちにくい |
いきなり全体をブリーチするのが不安な方は、まず部分的なブリーチから試すのがおすすめです。大人のインナーカラーについては大人世代のインナーカラーってどう?もどうぞ。
肌の色・悩みに合うカラーの選び方

| 肌の色・悩み | 合いやすいカラー | 避けたいカラー |
|---|---|---|
| イエローベース(黄みのある肌) | オレンジブラウン、オリーブ系、明るめのブラウン | 青み・くすみの強い色 |
| ブルーベース(青みのある肌) | ピンクブラウン、バイオレット、ブルー系 | グリーン系 |
| 肌のくすみが気になる | ピンクベージュ、ココアベージュ(血色感が出る) | — |
| 黄ぐすみが気になる | オレンジブラウン、マロンブラウン、オリーブブラウン | — |
| 顔の赤みが気になる | ピンク系、バイオレット系(赤みがやわらいで見える) | — |
※一般的な傾向です。パーソナルカラー診断でヘアカラーを選んでくれる美容室も増えているので、相談してみてください。
よくある質問
- Q. ブリーチは何回までできる?
- A. 髪の状態しだいです。重ねるほど傷むので、髪の状態を見ながら美容師と相談して決めましょう。
- Q. ブリーチした髪にパーマはかけられる?
- A. 傷みが大きいと断られることもあります。施術の前に必ず履歴を伝えてください。
- Q. 自宅でブリーチしても大丈夫?
- A. ムラになったり、傷みすぎたりしやすいので、美容室でするのがおすすめです。
- Q. ブリーチのあと、シャンプーはいつから?
- A. 当日は控えめにして、カラー・パーマ後と同じように2週間はていねいにケアしましょう。カラー・パーマ後2週間のヘアケアもどうぞ。
まとめ|ブリーチはケアとセットで楽しもう
- ブリーチは鮮やかなカラーのための土台づくり
- 日本人の黒髪は、ブロンドまで2〜3回のブリーチが目安
- 髪への負担がいちばん大きいので、日をあける・集中ケアをする
- 淡いカラーは2週間ほどで抜け始める。カラーシャンプーで色持ちケアを
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでブリーチやダブルカラーをしてきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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