ブリーチの疑問に美容師が答えます|メリット・ダブルカラーとブリーチオンカラーの違い・回数・色持ち・ダメージを抑えるコツ

髪質改善とヘアの疑問

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アッシュやピンク、ブルーなどの透明感のあるカラーが人気になって、ブリーチをする方がとても増えました。

一方で「1回で金髪になる?」「ダブルカラーって何?」「色はどのくらい持つ?」など、サロンでもよく質問をいただきます。この記事では、ブリーチについてよくある疑問に、美容師がまとめてお答えします。

美容室でブリーチをしている様子
ブリーチは、鮮やかなカラーの「ベースメイク」
2〜3回ブロンドに近づく回数の目安
約2週間淡いカラーが抜け始める目安
2〜3日ブリーチの間をあけたい目安
4つ初めてにおすすめのデザイン

※回数・期間は一般的な目安です。髪質や髪の状態で大きく変わります。

結論|ブリーチは「色の土台づくり」。ダメージ対策とセットで楽しもう

美容師のまとめ
  • ブリーチで髪の色を抜くと、ピンク・ブルー・アッシュなどが鮮やかに出る
  • 日本人の黒髪は1回では赤み・黄みが残ることが多く、ブロンドには2〜3回が目安
  • ブリーチは髪への負担がいちばん大きい施術。施術後のケアがとても大切
  • 淡いカラーは2週間ほどで抜け始めるので、カラーシャンプーで色持ちケアを

ブリーチのメリット|なぜブリーチが必要?

黒い紙と色鉛筆
黒い紙に色を塗っても、色は沈んで見える

黒い紙にピンクやブルーの絵の具をのせても、黒が勝ってきれいな色には見えませんよね。でも白い紙なら、色は鮮やかに見えます。髪も同じで、黒い髪のままカラーをしても、色は暗く沈んでしまうんです。

ブリーチで髪の色(メラニン)を抜いて明るい土台をつくると、ふだんのカラーでは出せない鮮やかな色や透明感が出せるようになります。ブリーチは、髪の「ベースメイク」のようなものです。

ダブルカラーとブリーチオンカラーの違い

呼び方意味特徴
ダブルカラー1回の来店で、ブリーチとカラーを続けて行う1日で仕上がる。そのぶん髪への負担は大きめ
ブリーチオンカラーブリーチをした髪の上にカラーをのせる施術の中身はダブルカラーとほぼ同じ。日をあけて行うこともある

どちらも、ブリーチで明るくした髪にカラーをのせる点は同じです。今人気のアッシュ系などの透明感のある色は、ダブルカラー(ブリーチオンカラー)のほうが、きれいに出しやすくなります。

ブリーチ1回で金髪になる?

明るいブロンドの髪
白っぽいブロンドにするには、何回かのブリーチが必要

髪質にもよりますが、日本人の黒髪は1回のブリーチではブロンドになりにくいです。黒から白っぽいブロンドは、色のなかでいちばん遠い場所にあるからです。特に黒髪の中の赤みは抜けにくく、ブリーチを重ねるごとに赤み→オレンジみ→黄みと、少しずつ消えていきます。

ブリーチの回数と、髪の色の変化(目安)

ブリーチなし黒〜こげ茶
1回オレンジ〜明るい茶
2回黄色っぽい金髪
3回白っぽいブロンド

※美容師の経験にもとづく目安です。もとの髪の明るさや太さ、薬剤によって変わります。

白っぽいブロンドに近づくほど、淡いピンクやブルーなどの色がきれいに入ります。

ブリーチのデメリット|髪への負担がいちばん大きい

ブリーチの最大のデメリットは、髪がいちばん傷む施術だということ(縮毛矯正も同じくらい負担があります)。黒い色素を壊すには、いちばん強い薬剤が必要です。病院でいえば手術のようなもので、手術のあとに安静にするように、ブリーチのあとはていねいなケアが欠かせません。自分の髪の傷み具合はダメージレベル0〜5のセルフチェックで確かめられます。

ダメージを抑える理想の進め方

  1. 1回目のブリーチをする
  2. 2〜3日あけて、2回目のブリーチをする
  3. さらに2〜3日あけて、カラーをする

ブリーチのあとはキューティクルが大きく開いた、とてもデリケートな状態です。日をあけて髪を落ち着かせてから次の施術をするのがベストです。ただ、そのあいだは金髪のままになるので、生活に合わせて美容師と相談しましょう。

△ 1日でブリーチ2回とカラーを全部すませたい

◎ 1日で行うなら、ブリーチは1回にして、カラーのあとに集中トリートメントをし、自宅ではダメージ毛用のケアとカラーシャンプーを必ず使いましょう。ケアをしないと色がすぐ抜けて、かえってコスパが悪くなります。

色持ちはどのくらい?ブリーチ後のケア

洗面器とシャンプーのボトル
ブリーチ後は、ダメージ用のケアとカラーシャンプーで色持ちケア

カラーの種類や髪の状態にもよりますが、淡いピンクやブルーなどは2週間ほどで抜けてくることが多いです。ダメージが進んだ髪は、たんぱく質と一緒に色も流れ出やすいからです。

ケアポイント
ダメージ用のシャンプー・トリートメント洗浄力のおだやかなシャンプーと、補修タイプのトリートメントで
カラーシャンプー(ムラシャン)黄ばみを抑えたり、色味を足したりして色持ちをサポート
洗い流さないトリートメントドライヤーの熱と乾燥から守る
色が抜けてきたら別の色のカラーシャンプーで、色の変化を楽しむのもあり

ムラシャンについては紫シャンプー(ムラシャン)の効果、色別のカラーシャンプーはカラーシャンプー色別のおすすめ、ドンキで買えるものはドンキで買えるカラーシャンプー10選で紹介しています。色落ちのしくみはヘアカラーの色落ちの原因と対策もどうぞ。

初めてのブリーチにおすすめのデザイン

美容室でカラーをしている様子
部分的なブリーチなら、ダメージも印象の変化もおだやか
デザイン特徴
イヤリングカラー耳まわりだけをブリーチ。髪を耳にかけたときにちらっと見える
インナーカラー内側だけに色を入れる。おろすと隠れて、仕事にも合わせやすい
フェイスフレーミング顔まわりに明るい色を入れて、顔を明るく見せる
グラデーション毛先にかけて明るくする。伸びてきても目立ちにくい

いきなり全体をブリーチするのが不安な方は、まず部分的なブリーチから試すのがおすすめです。大人のインナーカラーについては大人世代のインナーカラーってどう?もどうぞ。

肌の色・悩みに合うカラーの選び方

鏡で肌の色を確かめる女性
髪の色は、顔の印象を大きく変える
肌の色・悩み合いやすいカラー避けたいカラー
イエローベース(黄みのある肌)オレンジブラウン、オリーブ系、明るめのブラウン青み・くすみの強い色
ブルーベース(青みのある肌)ピンクブラウン、バイオレット、ブルー系グリーン系
肌のくすみが気になるピンクベージュ、ココアベージュ(血色感が出る)—
黄ぐすみが気になるオレンジブラウン、マロンブラウン、オリーブブラウン—
顔の赤みが気になるピンク系、バイオレット系(赤みがやわらいで見える)—

※一般的な傾向です。パーソナルカラー診断でヘアカラーを選んでくれる美容室も増えているので、相談してみてください。

よくある質問

Q. ブリーチは何回までできる?
A. 髪の状態しだいです。重ねるほど傷むので、髪の状態を見ながら美容師と相談して決めましょう。
Q. ブリーチした髪にパーマはかけられる?
A. 傷みが大きいと断られることもあります。施術の前に必ず履歴を伝えてください。
Q. 自宅でブリーチしても大丈夫?
A. ムラになったり、傷みすぎたりしやすいので、美容室でするのがおすすめです。
Q. ブリーチのあと、シャンプーはいつから?
A. 当日は控えめにして、カラー・パーマ後と同じように2週間はていねいにケアしましょう。カラー・パーマ後2週間のヘアケアもどうぞ。

まとめ|ブリーチはケアとセットで楽しもう

この記事のポイント
  • ブリーチは鮮やかなカラーのための土台づくり
  • 日本人の黒髪は、ブロンドまで2〜3回のブリーチが目安
  • 髪への負担がいちばん大きいので、日をあける・集中ケアをする
  • 淡いカラーは2週間ほどで抜け始める。カラーシャンプーで色持ちケアを

この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでブリーチやダブルカラーをしてきた経験をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。

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