「しっかり洗ってもなんだか髪が重い」「トリートメントの入りが悪くなってきた気がする」——そんなお悩み、実は頭皮や髪に残った汚れの蓄積が原因かもしれません。
この記事では、美容師として15年ほど現場に立ってきた私が、話題のつるりんちょ BOOSTER(ブースター)クレンジングシャンプーを実際に使い込んだうえで、香り・泡立ち・仕上がり、そして「どんな人に向いているのか」を、他製品との比較も交えながら正直にお伝えします。リアルな使用感で解説していきますね。
今回レビューする商品
髪にドラマを。つるりんちょ BOOSTER
ブースタークレンジングシャンプー(300ml)
つるりんちょブースターシャンプーの特徴
つるりんちょ BOOSTER の一番の特徴は、名前のとおり「クレンジング(洗浄)」と「ブースター(次に使うケアの導入)」の役割を1本で担う設計になっていること。一般的なシャンプーが「洗って泡切れよく終わる」ものだとすれば、こちらは“髪と頭皮をリセットして、次のトリートメントを入りやすくする下地作り”まで意識してつくられています。
実際に手に取ってみると、テクスチャーはとろみのある半透明。頭皮になじませた瞬間に、日中に付いた皮脂やスタイリング剤がスッと溶けていく感覚があります。かといってキシむわけではなく、洗い上がりは頭皮がすっきり軽い。この“重さが抜ける感じ”は、市販の一般的なシャンプーではなかなか味わえないポイントだと感じました。
💡 美容師メモ:「クレンジングシャンプー」はゴシゴシ強く洗うものではありません。泡で汚れを浮かせて“溶かして落とす”のが役割。だからこそ髪に負担をかけずにリセットできるんです。
どんな香りが詳しく解説
香りは、みずみずしいフローラル系をベースに、ほんのり甘さのあるやわらかい残り香という印象。きつすぎず、お風呂上がりにふわっと香って、乾かす頃には自然にトーンダウンしていきます。香水のように主張する香りが苦手な方でも使いやすいバランスだと思いました。
- トップ:爽やかで軽い、みずみずしい印象
- ミドル:やわらかいフローラルの華やかさ
- ラスト:ほんのり甘く清潔感のある残り香
個人的には「甘すぎず、でも無臭でもない、ちょうどいい心地よさ」。香りの強いシャンプーだと家族と共用しづらいこともありますが、これくらいの主張なら性別を問わず使いやすいと感じます。
泡立ちを解説
クレンジング系のシャンプーは「泡立ちが控えめ」なものも多いのですが、つるりんちょは少量でもきめ細かい泡がしっかり立つタイプ。500円玉ほどの量でも、ショート〜ミディアムなら十分に泡が行き渡りました。
泡の質は「もっちり密度が高い」というより、軽くてクッション性のある泡。この軽さのおかげで、頭皮を包み込みながら指の腹でやさしくマッサージしやすく、摩擦のダメージを抑えられます。ロングヘアやスタイリング剤をしっかり付けた日は、予洗い(お湯だけで30秒〜1分)をしてから使うと泡立ちが安定しますよ。
💡 美容師メモ:泡立たない一番の原因は「予洗い不足」。お湯だけで汚れの7割は落ちると言われます。ここを丁寧にするだけで、どんなシャンプーも仕上がりが変わります。
他のシャンプーと何が違う?
「結局、普通のシャンプーと何が違うの?」という点を、性能と価格の2軸で整理してみました。まずはポジショニングマップから。スマホでもズレないよう、表形式で作っています。
| 性能 高 | — | つるりんちょ BOOSTER |
高級サロン シャンプー |
| 性能 中 | ドラッグ ストア品 |
— | — |
| 性能 低 | 激安 大容量品 |
— | — |
| 価格 安 | 価格 中 | 価格 高 |
つるりんちょ BOOSTER は「性能は高めなのに価格は中間」という、コスパの効いたゾーンに位置します。サロン専売級の仕上がりを狙いつつ、毎日続けられる現実的な価格帯——ここが最大の違いです。続いて、具体的なスペックを表で比較します。
| 比較項目 | つるりんちょ BOOSTER |
高級サロン系 | 市販ドラッグ品 |
|---|---|---|---|
| 総合性能 | ◎ | ◎ | △〜○ |
| 洗浄(クレンジング) | ◎ | ○ | △ |
| 仕上がり・つや | ◎ | ◎ | ○ |
| 価格の続けやすさ | ○ | △ | ◎ |
| こんな人向き | 重さ・ベタつきをリセットしたい人 | 価格より質を最優先する人 | とにかく安く済ませたい人 |
シャンプーのブースターとは
「ブースター(booster)」とは、後に使うアイテムの効果を引き上げる“導入・下地”の役割のこと。スキンケアでいう導入美容液(ブースター化粧水)と同じ考え方です。
髪や頭皮の表面に皮脂・スタイリング剤・カルキ汚れなどが残っていると、その後のトリートメントや美容液が“入りにくい”状態になります。ブースターシャンプーはまず髪と頭皮をまっさらにリセットし、次のケアがなじみやすい土台を作ります。つまり——
汚れをオフ → 髪がリセット → トリートメントがぐっと入る
この「入りやすさ」を底上げするのがブースターの本質です。
だからこそ、つるりんちょ BOOSTER は「トリートメントやヘアケアの効果を最近感じにくい」という方ほど違いを実感しやすい設計になっているんですね。
つるりんちょの仕上がり感レビュー
実際に2週間ほど使い続けた仕上がりの感想です。乾かした後の髪は「軽いのにまとまる」という、少し不思議な質感。根元はふんわり立ち上がり、毛先はしっとり収まってくれました。
特に印象的だったのはツヤ感。汚れのヴェールが取れるからか、光が当たったときの反射がきれいで、髪が一段明るく見えます。指通りも軽く、翌朝のスタイリングがしやすくなったのは嬉しい変化でした。強いてお伝えするなら、しっとり“こってり”系のうるおいが好きな方には少し軽く感じるかもしれません。仕上がりの方向性は「重くコーティング」ではなく「素の髪を整えて軽やかに見せる」タイプです。
つるりんちょ BOOSTER ブースタークレンジングシャンプー
| 総合評価 | |
| コスパ | |
| 仕上がり感 | |
| つや |
| 香り | やわらかいフローラル(ほんのり甘い残り香) |
| 定価 | 約3,300円(税込/300ml) |
| 1回あたり | 約110円(※1回あたり約10ml・約30回使用の目安) |
特徴:洗浄とブースター(導入)を1本で両立。汚れをリセットしてトリートメントの入りを高め、軽やかでツヤのある仕上がりへ。重さ・ベタつきが気になる人向け。
つるりんちょブースターシャンプーが向いている人の特徴
使い込んでみて、つるりんちょ BOOSTER が特に力を発揮するのは、こんなお悩みを抱えた方でした。
- 夕方になると頭皮がベタつく・髪が重くなる
- ワックスやオイルなどスタイリング剤をよく使う
- トリートメントの効きが落ちてきた気がする
- 髪のツヤ・軽やかさを取り戻したい
逆に「とにかくしっとり重めに仕上げたい」「香りは無臭がいい」という方には、方向性が少し違うかもしれません。次で、おすすめ/あまりおすすめでない人をそれぞれ整理します。
つるりんちょがおすすめな人、あまりおすすめではない人
◎ おすすめな人
- 頭皮のベタつき・皮脂が気になる人
- スタイリング剤をよく使う人
- 髪の重さをリセットしたい人
- ツヤと軽やかさを両立させたい人
- トリートメントの効果を高めたい人
△ あまりおすすめでない人
- こってり重めの質感が好きな人
- 香り付きが苦手・無香料希望の人
- とにかく激安で選びたい人
- 乾燥がかなり強い・きしみが不安な人
- 大容量詰め替えを重視する人
惜しい口コミと良い口コミまとめ
ネット上のリアルな声も集めてみました。良い評価だけでなく、気になった「惜しい口コミ」も正直にご紹介します。
△ 惜しい口コミ
「さっぱりするけど、しっとり重めが好きな私には少し軽すぎたかも。仕上がりの好みが分かれそう。」
出典:Amazonカスタマーレビュー
「効果は感じるけど、300mlでこの値段はちょっと悩む。もう少し安いと続けやすいのに。」
出典:楽天市場 みんなのレビュー
「予洗いなしで使うと泡立ちが弱いと感じた。ちゃんと流してから使えば問題なかったです。」
出典:Yahoo!ショッピング レビュー
◎ 良い口コミ
「洗い上がりの頭皮が本当に軽い!夕方のベタつきが気にならなくなって手放せません。」
出典:Amazonカスタマーレビュー
「乾かした後のツヤが違う。いつものトリートメントの入りが良くなった気がします。」
出典:楽天市場 みんなのレビュー
「香りがきつすぎず上品で好み。泡立ちも良くて、指通りがなめらかになりました。」
出典:Yahoo!ショッピング レビュー
全体としては「洗い上がりの軽さ・ツヤ・香り」への満足度が高い一方、「価格」と「仕上がりの軽さの好み」で評価が分かれる印象。ここは、先ほどの“向いている人”に当てはまるかどうかで選ぶと失敗しにくいと思います。
まとめ
つるりんちょ BOOSTER ブースタークレンジングシャンプーは、「洗浄」と「トリートメントの導入」を1本でこなす、いいとこ取りの下地シャンプーでした。
美容師の目線で正直にお伝えすると、これは“髪の悩みを一発で消す魔法”ではなく、髪本来の状態を整えて次のケアを底上げしてくれる縁の下の力持ちのような存在です。だからこそ、頭皮のベタつき・髪の重さ・トリートメントの効きにくさに心当たりがある方には、素直に試してみる価値があると感じました。
こんな方は特におすすめ
✔ 髪の重さ・ベタつきをリセットしたい
✔ ツヤと軽やかさを両立させたい
✔ 今のトリートメントをもっと活かしたい
逆に、こってり重めの質感や無香料を求める方は、好みが分かれるかもしれません。自分の髪質と仕上がりの好みに照らして、“向いている人”に当てはまるかを基準に選んでみてくださいね。あなたの毎日のバスタイムが、少しでも心地よくなりますように。



コメント