カラーバターは美容師が嫌がる!?
自宅でも、しっかり色が入るカラーバターが発売されているよね。嫌がる美容師が多いと言うので調べてみたよ。
結論で言うと
美容室でのカラーが上手く出来ない事があり、失敗のリスクが増えるから。また美容室でのヘアカラーをすることが減る為売上減少にも繋がるので嫌がる方が多いのでしょう。
色が完全に抜けない
カラーバターの色味と言うのは色味が抜けやすいですが、色味を完全に抜けると言うことは難しいです。結構な時間がかかります。
カラーバターの色味が残っていると次のヘアカラーが上手く出来ません。元の色に戻すということはとても難しい施術になります。
薄い茶色の画用紙に、新たに綺麗な茶色を入れるのは簡単に綺麗に出来ますが、ピンクの画用紙にキレイに茶色を入れるのが難しいということはイメージできるでしょう。
これと同じです。一度ピンクに塗った画用紙にピンクな色素が完全に0になると言うのはなかなか難しいんです。消しゴムで消しても色味が画用紙に残ってしまえのと似ております。美容師での薬剤でも綺麗にピンクの色を抜くと言うことができないんです。
その為、美容師さんはカラーバターをしている髪の毛を嫌がるんですね。要望通りにヘアカラーが出来ない事が増えてきます。
今の美容室はヘアカラーの売上が重要
美容室と言うのは、もともとパーマ屋さんです。現在ではパーマ率の低下によりパーマをされる方は、来店客の10%から20%ほどです。
現在の美容室の利益と言うのはヘアカラーのおかげのお店多いです。最近は配当のカラーなどの人気によりブリーチした後、ピンクやブルーなどの色を入れることで、カットだけではない取れない料金を頂いて美容室が成り立っております。
そのため自宅でもきれいに色が入るカラーバター等を使われると美容室の売り上げがたたなくなります。
昔に比べ、女性の方はヘアカラーをしている方が非常に多くなりました。30年まではパーマの方が多く、は白髪染めだけの黒髪の方が多かったですが、今はほとんど多くの女性が色味を楽しんだヘアカラーなどをしております。
美容室のカラー率は50%以上というお店のたくさんあります。今の美容室はカット&カラーカット&カラートリートメントで儲けるというのが運営していく上でとても大事な数字になっております。
カラーバターのデメリット
- 色落ちは早い
- 色味の微調整が難しい
- 髪の毛の色を明るくすることは出来ない
- 黒髪には上手く染まらない
- 放置時間が難しい
- ムラになりやすい
カラーバターのメリット
簡単にヘアカラーを楽しめる
髪の毛のダメージが無い
お風呂が汚れる
発色が良い
色を混ぜて色を作れる
アレルギーが出にくい
値段が安い
まとめ
美容師さんはお客さんの髪の毛のを要望通り、要望以上に髪の毛をきれいにすると言うことを仕事にしております。
カラーバターを使っていると、髪の毛をきれいに染めると言う事の難易度が上がり思った色思ったつやなどがヘアカラーにより出ないということがあるので、カラーバターを嫌がる方が多いです。
また、ヘアカラーでの売り上げと言うのも見込んでいるので、売り上げが下がってしまうと言うことも嫌がる理由の1つです。
プロフィール
美容師歴20年以上のうさりです。
父、母、兄弟全員美容師の美容一家です。
5歳から美容師になろうと思い、高校在学中に通信の美容学校入学。高校卒業後に美容室に就職。
気が付けば美容師歴美20年以上となり、様々なシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントを使用してきました。
沢山の商品を使った知識をお届け致します。
忖度なしに、人気のシャンプー、トリートメント、アウトバス、スタイリング剤、ヘアケア用品などのオススメ、成分分析、総評、ヘアケアの疑問、髪質改善についてなどを皆様にお届けできればと思います。
また、ご自宅で簡単にお金をかけずに出来るケア方法などお届けしていきます。
旦那のうさにも、10年以上美容関係で従事しており、その知識を活かし一緒に総評しております。
他にも髪質改善と髪の悩みや疑問について載せているので、よろしければご覧になってください!
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