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同じ髪型でも、ツヤがあるだけで清潔感も若々しさもぐっと上がりますよね。「トリートメントもオイルも使っているのに、なぜかツヤが出ない」という声も、サロンでよく聞きます。
髪のツヤは、ひとつのアイテムだけで出るものではありません。ツヤが出るしくみを知って、毎日のケアを少しずつ整えていくのがいちばんの近道です。美容師が、ツヤ髪のための6つのステップを順番に解説します。

※「1割・9割」は美容師の考えをわかりやすく表したもので、測定値ではありません。
結論|ツヤは「ダメージを減らす×表面を整える」の総合力
- 髪の明るさは7〜8レベルくらいにして、ダメージをためない
- カラーやパーマのあとは、サロンで処理剤・集中トリートメント
- 自宅ではアミノ酸系シャンプー+シリコーン入りトリートメント
- ドライヤーの前にヘアオイルで熱から守る
- ドライヤーの最後は冷風で仕上げる
- できればアイロン仕上げでうねりを整える
くせやうねりが強くてツヤが出にくい方は、縮毛矯正をしたほうがツヤが出ることも多いです。ブリーチなどのハイダメージの施術は、ツヤを優先したい時期はなるべく控えましょう。
そもそも、ツヤのある髪とは?

ツヤがあるように見えるのは、髪に当たった光がばらばらに散らずに、一方向にまっすぐ反射しているからです。鏡で反射させた光がまぶしく見えるのと同じしくみ。髪の表面のキューティクルが閉じていて、デコボコが少ないほど光がきれいに反射して、ツヤが出て見えます。
| ツヤのある髪 | ツヤが出にくい髪 | |
|---|---|---|
| キューティクル | うろこ状にきれいに重なって閉じている | めくれたり、はがれたりしている |
| 光の反射 | 一方向にまっすぐ反射する(正反射) | あちこちに散らばる(乱反射) |
| 手ざわり | なめらか・指通りがいい | ざらつく・引っかかる |
| 見た目 | 天使の輪が出る | パサついて白っぽく見える |
ツヤを左右する要素(美容師が考える重要度・5段階)
※美容師の経験にもとづく目安です。髪質やダメージの状態によって変わります。
ツヤ髪をつくる6ステップ
STEP1|カラーの明るさは7〜8レベルに

ツヤのためにカラーをやめる必要はありません。明るくするほどキューティクルへの負担が大きくなるので、7〜8レベルくらいがおすすめです。この明るさなら、若い方のおしゃれカラーにも、白髪をぼかすグレイカラーにも使えて、真っ黒は重いという方にも上品な色に仕上がります。
| 明るさ | 見え方 | ツヤの出やすさ |
|---|---|---|
| 5〜6レベル | 落ち着いたブラウン・黒髪に近い | ◎ |
| 7〜8レベル | やわらかいブラウン。明るさとツヤのバランスがいい | ◎ |
| 9〜11レベル | 明るめのブラウン。光に透けて軽やか | ○ |
| 12レベル以上・ブリーチ | ハイトーン。ダメージがたまりやすい | △ |
※レベルはサロンで使われる明るさの目安です。同じレベルでも、髪質や履歴によって仕上がりは変わります。
STEP2|カラー・パーマのあとはサロンで処理剤を

カラーやパーマ、縮毛矯正では、薬を髪の中に入れるためにキューティクルを開きます。施術後の薬剤(残留アルカリや過酸化水素)はシャンプーだけでは落としきれず、キューティクルが開いたままになったり、ダメージが続いたりする原因に。サロンで処理剤や集中トリートメントをしてもらうと、キューティクルを落ち着かせて、残った薬剤を取りのぞけます。
STEP3|いちばん大切なのは自宅のシャンプー&トリートメント

サロンで最高級のトリートメントをしても、自宅で何もしなければ効果は長続きしません。自宅ではアミノ酸系シャンプーでやさしく洗い、シリコーン入りのトリートメントで表面をなめらかに整えましょう。正しい手順は自宅でできるプロのトリートメントの使い方とトリートメントの正しい使い方・頻度で紹介しています。
STEP4|ドライヤーの前にヘアオイル

ヘアオイルには、ドライヤーの熱から髪を守る役目があります。ミストや乳液タイプも髪質によってはいいのですが、「ツヤ」を重視するならオイルがおすすめ。軽いもの・重いものがあるので、髪の太さや量に合わせて選びましょう。つけすぎるとベタつきの原因になるので、量の目安はヘアオイルの付けすぎはNG?適量と正しい使い方をどうぞ。
| 髪質 | おすすめのオイル | 量の目安(ミディアム) |
|---|---|---|
| 細い・やわらかい髪 | サラッと軽いタイプ | 1〜2滴 |
| ふつうの髪 | 軽め〜中くらい | 2〜3滴 |
| 太い・多い・広がりやすい髪 | しっとり重めのタイプ | 3〜4滴 |
STEP5|ドライヤーの最後は冷風で

温風で8〜9割乾かしたら、最後は冷風に切り替えましょう。温度が下がるとキューティクルが落ち着き、手ざわりもツヤ感もよくなります。根元から毛先に向かって、上から風を当てるのがポイントです。
STEP6|できればアイロンで仕上げる

アイロンはダメージの心配もありますが、ツヤという点では仕上げにアイロンを使うのがおすすめです。洗って干しただけのシャツと、アイロンをかけたシャツでは、表面のなめらかさがまったく違いますよね。髪も同じで、うねりを整えると光がきれいに反射します。温度は低めから、同じところを何度も通さないのがコツ。使い方はサロニアのアイロンは傷む?傷ませない使い方で詳しく解説しています。
ツヤが出ないときの見直しポイント
△ オイルをたくさんつけているのにツヤが出ない
◎ オイルは仕上げの1割。シャンプーやトリートメント、乾かし方を見直すと、少ないオイルでもツヤが出ます。
△ トリートメントを毎日しているのにパサつく
◎ すすぎすぎや、根元までつけてペタッとしていることも。毛先中心につけて、なじませる時間をとりましょう。
△ くせやうねりでツヤが出ない
◎ うねりは光を散らしてしまいます。縮毛矯正や、仕上げのアイロンで表面を整えるのが効果的です。
よくある質問
- Q. ツヤを出すのにいちばん効果があるのは?
- A. ひとつだけ選ぶなら、毎日のシャンプーとトリートメントです。土台が整うと、オイルや冷風の効果も出やすくなります。
- Q. 明るいカラーだとツヤは出ませんか?
- A. 出にくくはなりますが、処理剤やホームケアをしっかりすればツヤは出せます。ブリーチをくり返す時期は、ツヤより色を優先していると考えておきましょう。
- Q. 冷風だけで乾かしてもいい?
- A. 冷風だけだと時間がかかり、濡れている時間が長いと髪の負担になります。温風で8〜9割乾かしてから、最後に冷風が理想です。
- Q. ほかにおすすめのオイルは?
- A. トラックオイルどれがいい?やサロン専売のおすすめヘアオイルもあわせてどうぞ。
まとめ|ツヤは毎日のケアの「総合力」
- ツヤは、光がまっすぐ反射する「なめらかな表面」から生まれる
- カラーは7〜8レベル、施術後はサロンの処理剤でダメージをためない
- いちばん大切なのは自宅のシャンプー&トリートメント
- オイル→温風→冷風→アイロンの順で、仕上げのツヤをプラス
全部いっぺんにしなくても大丈夫です。できるところからひとつずつ、続けてみてくださいね。
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、サロンでの施術とホームケアのアドバイスをもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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