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カラーをしていると、頭皮がムズムズする、ピリピリしみる。とくに自宅のホームカラーで「途中からつらくて、早く流したくなる」という方は多いと思います。
そんな方に、美容師としてぜひ使ってほしいのが頭皮保護スプレーです。この記事では、私がふだん使っているミルボン スキャルプサポートオイルの感想と、ホームカラーでのつけ方、美容室での頼み方を写真つきでまとめました。

- ヘアカラーの保護スプレーとは何か、期待できること・できないこと
- 美容師が使っているおすすめの頭皮保護スプレーと正直な感想
- 自宅のホームカラーでのつけ方(5ステップ)
- 美容室での頼み方と、かぶれとの見分け方
結論|カラーのムズムズには保護スプレー。ホームカラーこそ使ってほしい
保護スプレーは、カラーのムズムズがある方にはぜひ使ってほしいアイテムです。アルカリのカラーは、どうしても痛くなりがち。とくにホームカラーはアルカリが強めのものが多いので、スプレーを使うとかなり抑えられます。使いやすくて、コスパも最高です。
| あなたの状況 | おすすめ | ポイント |
|---|---|---|
| 自宅でカラーをしていて、しみる | 頭皮保護スプレーを使う | 染める前に分け目の地肌へ |
| 美容室でしみる | 「頭皮保護をお願いします」と伝える | 予約のときに言うとスムーズ |
| しみないけど頭皮が心配 | 使っておくと安心 | 頭皮をいたわる意味で |
| 赤み・かゆみ・腫れが出たことがある | カラーをやめて皮膚科へ | 保護スプレーでは防げない |
| ムズムズ・しみるのやわらぎ | 全然しみないとまでは言えないが、かなり軽くなる | |
|---|---|---|
| 使いやすさ | スプレーするだけ | |
| コスパ | 170gでたっぷり使える | |
| 染まりへの影響 | ラベルに「染着をさまたげず」とある | |
| 買いやすさ | 美容室専売品で在庫に注意 |
※★は美容師の採点で、実際に使った感想とラベルの表示をもとにしています。感じ方には個人差があります。
ヘアカラーの保護スプレーとは?保護剤のしくみ
ヘアカラーの保護スプレーは、カラー剤をつける前に地肌へ吹きかける、オイルタイプの保護剤です。オイルの膜で、カラー剤が頭皮に直接ふれるのをやわらげます。美容室では昔から使われているアイテムです。
| 内容 | |
|---|---|
| 何をするもの? | カラー中の頭皮の不快感・違和感をやわらげる |
| いつ使う? | カラー剤をつける前 |
| どこに使う? | 分け目の地肌(髪全体にかけるものではない) |
| 色は入る? | ミルボンのラベルには「ヘアカラーの染着をさまたげず」とある |

頭皮保護スプレーで期待できること・できないこと
| ◎ 期待できること | ✕ できないこと |
|---|---|
| カラー中のムズムズ・ピリピリをやわらげる | かぶれ(アレルギー)を防ぐ |
| カラー剤が地肌に直接ふれるのをやわらげる | ジアミンアレルギーの人がカラーできるようになる |
| カラーの時間をラクにする | 頭皮の傷や湿疹があってもカラーできるようになる |
- ミルボンのラベルには「当製品はかぶれを防止する製品ではありません」と書かれています
- カラーでかぶれたことがある方は、保護スプレーを使っても染めないでください
- ホームカラーは説明書どおり、毎回パッチテストをしましょう
保護スプレー・保護クリーム・保護オイルの違い
| 保護スプレー(オイル) | 保護クリーム | |
|---|---|---|
| 使う場所 | 分け目の地肌 | 生えぎわ・耳まわり・えり足 |
| 目的 | カラー中のしみる・ムズムズをやわらげる | カラーがはみ出ても肌に色を残さない |
| 使いやすさ | ||
| ベタつき | 少ない | ベタベタする |
| おすすめ | しみる人 | 全員(はみ出し対策) |
役割がちがうので、スプレーとクリームは両方使うのがおすすめです。保護クリームはヘアカラーの保護クリームは代用できる?ワセリン・ニベアと市販のおすすめで解説しています。
ヘアカラーで頭皮がしみる原因と、地肌保護が必要な人
| しみやすい原因 | くわしく | 対策 |
|---|---|---|
| アルカリが強めのカラー | ホームカラーは強めのものが多い | 頭皮保護スプレーを使う |
| 頭皮が乾燥している | 冬や洗いすぎ | 染める前日に洗う、当日はこすらない |
| 頭皮に小さな傷がある | 爪でかいた、ブラシでこすった | 治るまでカラーしない |
| 同じ場所に長く置く | 放置時間が長い | 説明書の時間を守る |
| 根元にべったりつける | セルフでつけすぎ | 地肌につけすぎない |
保護スプレーをおすすめしたい度(美容師の目安)
自宅のホームカラーにもぜひ使ってほしい理由
自宅でカラーをしている方にこそ、保護スプレーを使ってほしいです。美容室のように、カラー剤の強さを髪と頭皮に合わせて選んだり、地肌につかないように塗り分けたりするのは、自分ではなかなかできません。
全然しみなくなるとまでは言いませんが、かなり軽くなります。しみない人でも、頭皮をいたわる意味でぜひ使ってほしいです。
| 美容室 | ホームカラー | |
|---|---|---|
| 薬剤の強さ | 髪と頭皮に合わせて選べる | 強めのものが多い |
| 塗り方 | 地肌につきにくく塗れる | 地肌につきやすい |
| 頭皮保護 | 頼めばしてもらえることが多い | 自分でやる必要がある |
| しみたときの対応 | すぐ流してもらえる | 自分で判断 |
△ ドラッグストアのカラーでも使っていい?
◎ 美容室専売品ですが、地肌に吹きかけるものなので、市販のカラーの前にも使えます。カラー剤の説明書の注意を必ず守り、パッチテストをしてから使いましょう。白髪染めの選び方は市販の白髪染めおすすめ12選で紹介しています。
ヘアカラーの頭皮保護スプレーおすすめ|美容師はミルボン

| 商品名 | ミルボン スキャルプ サポート オイル |
|---|---|
| 容量 | 170g(スプレー式) |
| 値段 | 従来品は通販で1,850円前後、「+」は1,700円前後(2026年11月・販売店の掲載) |
| 新しいタイプ | ミルボン スキャルプサポートオイル+ 170g |
| ラベルの説明 | ヘアカラー施術中の頭皮の違和感を緩和するスプレー式頭皮保護オイル |
| 使用法 | 施術前に約2〜3cmのスライス幅で、地肌から7〜8cm離してムラなくスプレー |
| 種類 | 美容室専売品 |
どの保護スプレーも悪くないのですが、個人的にはこのミルボンのスキャルプサポートオイルがいちばん好きです。しみてしまう方が全然しみなくなる、とまでは言いませんが、かなり軽減されます。使いやすく、コスパも最高です。

- スキャルプサポートオイルには、新しい「+(プラス)」があります(170g)
- 従来品は「廃番」と表示している通販もあるので、これから買うなら「+」もあわせて探すのがおすすめです
- 写真と感想は、私が使っている従来品のものです。使う前に、「+」のラベルの使用法と注意も確認してください
※「+」は通販で1本1,700円前後の掲載があります(2026年11月・販売店による)。カードの「+」は2個セットの商品です。従来品との成分などのちがいは、公式の情報を確認できませんでした。
ほかの頭皮保護スプレー・オイル
| 商品 | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| ミルボン スキャルプサポートオイル/+ | スプレー | 美容師のいちばんのおすすめ |
| 資生堂 サロンプログラム スカルププロテクター | ヘアカラー用頭皮保護オイル(140g) | 美容室向け |
| ナンバースリー プロテクトオイル | 地肌を守るオイル(詰替400mL) | 美容室向け。かぶれを防ぐものではないと明記 |
※ほかの商品は、美容室向けで一般の方には手に入りにくいものが中心です。使えるかどうかは、それぞれの表示を確認してください。
頭皮保護スプレーの選び方
| チェック | 選ぶポイント |
|---|---|
| ヘアカラー用か | 「カラーの施術前に」と書かれているもの。日焼け止めスプレーや頭皮ローションとはちがう |
| 染まりへの影響 | 「染着をさまたげない」などの表示があるもの |
| 使いやすさ | スプレー式は自宅でも使いやすい |
| 注意表示 | かぶれを防ぐとうたっていないか。正直な表示のものを |
| 正規の販売店か | 在庫・使用期限を確認 |
頭皮保護スプレーの使い方|カラー前の5ステップ
- 髪を乾いた状態にしてブラシでとかし、パッチテスト済みであることを確認する
- カラーをする場所の髪を約2〜3cmの幅で分け、地肌を出す
- 地肌から7〜8cm離して、分け目に沿ってムラなくスプレーする
- 少しずつ分け目をずらして、頭全体の地肌に同じようにスプレーする
- そのままカラー剤をつける。生えぎわ・耳まわりには保護クリームを

| よくある失敗 | 直し方 |
|---|---|
| たれてくる | 1か所にかけすぎ。ムラなくさっと |
| 髪にばかりかかる | 分け目をしっかり出してから |
| 色が入りにくい気がする | 地肌だけに。毛先にはかけない |
| むせる | 換気をする。顔にかからないよう手でガード |
- 火気と高温に注意。火の近くで使わない、高温の場所に置かない
- 目に入ったらすぐに洗い流す
- 頭皮に傷や湿疹など異常があるときは使わない
- 子どもの手の届かないところに置く
美容室での頼み方|「頭皮保護をお願いします」と伝えるだけ
| タイミング | 伝え方の例 |
|---|---|
| 予約のとき | 「カラーでしみやすいので、頭皮の保護をお願いしたいです」 |
| カウンセリング | 「前回しみました。どのあたりがつらかったか」を伝える |
| カラーの途中 | しみたら我慢しないで、すぐに伝える |
※メニューや料金は美容室によってちがいます。頭皮保護が別料金の美容室もあるので、予約のときに確認しましょう。
しみたときの対処法と、かぶれを疑うサイン
| 症状 | 考えられること | どうする |
|---|---|---|
| 軽いムズムズ・ピリピリ | 刺激によるもの | つらければ流す。次回はスプレーを |
| 強い痛み | 刺激が強すぎる | すぐ洗い流す |
| 赤み・かゆみが翌日以降も続く | かぶれの可能性 | カラーをやめて皮膚科へ |
| 顔や目のまわりの腫れ | アレルギーの可能性 | すぐに皮膚科へ |
- 息苦しさ・じんましん・全身のかゆみが出たときは、すぐに医療機関へ
- 一度かぶれたら、次から同じカラーは使わないでください
頭皮の赤みが気になる方は頭皮が赤いのはなぜ?原因と皮膚科に行く目安も読んでみてください。
よくある質問
- Q. ヘアカラーの保護スプレーとは何ですか?
- A. カラー剤をつける前に地肌へ吹きかける、オイルタイプの保護剤です。カラー中の不快感・違和感をやわらげます。
- Q. 保護スプレーを使うと色が入りにくくなる?
- A. ミルボン スキャルプサポートオイルのラベルには「ヘアカラーの染着をさまたげず」とあります。地肌に使い、毛先にかけないようにしましょう。
- Q. 保護スプレーでかぶれは防げる?
- A. 防げません。かぶれたことがある方は使わず、皮膚科に相談してください。
- Q. 自宅のホームカラーでも使える?
- A. 使えます。むしろホームカラーの方にこそおすすめです。パッチテストとカラー剤の説明書の注意は必ず守りましょう。
- Q. しみない人も使ったほうがいい?
- A. しみない人でも、頭皮をいたわる意味で使うのがおすすめです。
- Q. スキャルプサポートオイルと「+」はどちらを買えばいい?
- A. 従来品は在庫が少なくなっている店もあるので、これから買うなら「+」もあわせて探すのがおすすめです。使う前に商品のラベルを確認してください。
- Q. 保護クリームとは何がちがう?
- A. スプレーは地肌のしみる対策、クリームは生えぎわなどの色残り対策です。両方使うのがおすすめです。
まとめ|ホームカラーの「つらい」は、スプレーでかなり軽くなる
- カラーのムズムズには頭皮保護スプレー
- 自宅のホームカラーにこそぜひ使ってほしい
- 美容師のおすすめはミルボン スキャルプサポートオイル(新しい「+」も)
- 地肌から7〜8cm離してムラなくスプレー
- かぶれは防げない。パッチテストを毎回
この記事について
この記事は、美容師歴20年以上、サロンでの経験と、美容師が実際に使った感想と商品ラベルの表示、メーカー・販売店の情報(2026年11月確認)をもとに解説をもとに書いています。美容の専門家と一緒に検証しています。製品の情報は2026年10月時点の公式サイトなどをもとにしています。使用感には個人差があります。頭皮や肌に合わない場合は使用を中止してください。



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